市販のサラチキで簡単おつまみ「鶏むね肉のカチョエペペ風」

コクハク編集部
更新日:2021-04-07 06:00
投稿日:2021-04-07 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・四谷三丁目の「Beer, etc.」の鵜飼昌彦さんに、市販のサラダチキンで手軽に作れるイタリア風おつまみ「鶏むね肉のカチョエペペ風」のレシピを教えていただきました。

粉チーズと卓上コショウでも可

合うお酒=白ワイン、赤ワイン、ビール(C)コクハク
合うお酒=白ワイン、赤ワイン、ビール (C)コクハク

 イタリアン通ならピーンとくる「カチョエペペ」。チーズ(カチョ)とコショウ(ペペ)を和えたローマ名物のシンプルパスタです。お腹にたまりやすいパスタをつまみに寄せ、鶏肉を相棒にした一皿に。

 新鮮な鶏むね肉をオリジナルのマリネ液に浸してひと晩寝かせたのち、低温調理器を使ってしっとりと軟らかく仕上げます。そう、お店で提供するカチョエペペ風は手間と労力、そして愛情が注がれているのですが、これを自分で作るとなると、ちょっぴりハードルが高い。

「ですよね(苦笑い)。手軽に作っていただきたいので、市販のサラチキをお使いいただいてもいいと思います。もしも用意できるようなら羊乳で作ったパンチのある塩味が特徴のペコリーノ・ロマーノをたっぷりすりおろして。黒コショウもミルでひけたら完璧です」(鵜飼さん)

 もちろんなければ、粉チーズと卓上コショウでもOK。ほんのりスパイシーな赤ワイン、あおりたくなります。

材料

・市販のサラダチキン 1パック
・粉チーズ(あればペコリーノ・ロマーノ)
・黒コショウ
・オリーブオイル

レシピ

(1)サラダチキンを食べやすい大きさにカットして器に並べる
(2)チーズと黒コショウをたっぷり振りかける
(3)お好みでオリーブオイルをまわしかけて出来上がり

本日のダンツマ達人…鵜飼昌彦さん

▽鵜飼昌彦(うかい・まさひこ)さん
 1975年、千葉県生まれ。全方位型のビールラバーだったが、ひょんなことからベルギービールの魅力にどっぷりとハマり、28歳の時、当時勤めていた会社を辞め、この世界へ飛び込んだアツい男。都内屈指の有名店「ブラッセルズ神楽坂」で7年半の店長経験を経て、満を持して独立。

▽ビア エトセトラ
 2015年2月オープン。生4種、ボトル100種のベルギービールを常時ラインアップしているが、目指すところは「ベルギービール以外のお酒が日本一揃っているベルギービール専門店」。焼酎や日本酒の珍しい銘柄も楽しめる。モットーは「心地よい時間と空間の提供」だ。東京都新宿区荒木町7―3 モンセラート四谷102。

(日刊ゲンダイ2021年4月1日付記事を再編集)

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