いい匂いの女は記憶に残る…男性を魅了する香りのテクニック

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-05-08 06:00
投稿日:2021-05-08 06:00

匂いの相性は重要…別れたいと思った原因はニオイだった

 人の記憶は、視覚よりも嗅覚の方が持続する時間が長いといわれています。街中ですれ違った知らない人の香りで、ふと昔の恋人を思い出したりすることも少なくないようです。できれば、いい匂いで懐かしく思ってくれればいいのですが、その逆のパターンだと最悪です。

 バツイチの男性Aさん(会社員、36歳)は、離婚して一年後に合コンで知り合った同じくバツイチの女性(医療系、32歳)と意気投合しました。とても可愛くて優しい彼女だったのですが、交際3カ月ほどで別れてしまったそうです。

 Aさんは彼女のつけている香水が好みではないのかなと、最初は思っていたそうですが、初めてのベッドインで何やら違和感を覚えたそうです。「なんというか……とにかく自分が不快に感じるニオイがするんです」。

 何度かそんな機会をもっても、やっぱり自分には合わないニオイで、デートが辛くなってきたそうです。「彼女には申し訳ないのですが、めちゃくちゃきちんとお風呂に入って、洗ってくれないとデキなくなったんです」と言うAさん。

 冒頭で書いた嗅覚の記憶は持続するせいか、ちゃんとシャワーを浴びてくれても、終わるとすぐに手を洗わないと気が済まなくなりました。

 次第に彼女もそんなAさんの行為に不機嫌になっていったそうです。「どうしてすぐ手を洗うの?と聞かれましたが、絶対に言えません。多分とても潔癖症だと思われていたはずです」

 正直なところ、ニオイの相性以外は好みのタイプの女性だったそうです。その後、Aさんは恋人を選ぶ条件のひとつに、匂いを意識するようになったそうです。

汚部屋に住むクサイ美女

 匂いの相性は、別れに直結してしまうほどとても重要です。

 似たような話に、ゴミ屋敷とまではいかないものの汚部屋に住んでいる女性と交際していた男性が、彼女を抱きしめるたびに鼻につく髪や衣服に染みついた悪臭の話をしていました。

 それが嫌だと彼女にダイレクトに言えず、部屋の掃除をしたほうがいいと伝えたのですが、「散らかっていても死なない」という理由で改善してくれず、疎遠になったということです。

「臭いから無理!」と口が裂けてもニオイのことは言えないものなのです。

おわりに

 好きな香りのボディクリームを塗って夜ベッドに入ると、何とも言えない癒しと幸せを感じます。

 これからは目に見えない“香り”を楽しむのも素敵ですね!

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


同棲が別れのきっかけに…参考にしたい失敗例&成功するコツ
 同棲を始める時には、誰だって幸せな生活をイメージするものです。中には、結婚前提で同棲をスタートさせる人もいるでしょう。...
恋バナ調査隊 2020-07-27 06:00 ラブ
夫は不信感が募るばかり…虚言癖のある“嘘つき鬼嫁”の実態
 虚言癖のある鬼嫁との暮らしは、夫から平穏な生活を奪うようです。嘘つきな妻に対し「もはや完全に信頼を失ってしまった」と口...
並木まき 2020-07-26 06:00 ラブ
社会的地位の高い男にビビビ!“スペック格差”恋愛㊙成就テク
 メリ様こんにちは! いつもSNSやブログ、そして、何度も本をリピ読みさせていただいております! 私もひとつご相談をさせ...
神崎メリ 2020-07-26 06:00 ラブ
恋愛あるある!男女の価値観の違い8選&壁を乗り越える方法
 日本における離婚の大きな原因が「価値観の違い」というのは、有名な話。でも、個人の価値観という前に、そもそも性別による価...
同棲で結婚が遠のいたアラサー女子…男が逃げ出した実態とは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。結婚を考えている相手とは期限を決めたりして一緒に住んでみることをおすすめして...
山崎世美子 2020-07-25 06:00 ラブ
心の傷に応急処置!「離婚断捨離」をして環境を変えてみよう
 幸せだった挙式の写真、もらったプレゼント、一緒に選んだ家具家電。新婚当時はキラキラと輝いていた思い出の品々も、離婚が決...
七味さや 2020-07-24 06:00 ラブ
結婚前に同棲しておくべき? メリット&ルール決めのヒント
 彼氏がいる人の中には、結婚を意識している人もいるでしょう。そんな人の中には、結婚前に同棲するかどうか、悩んでいる人もい...
恋バナ調査隊 2020-07-24 06:00 ラブ
あなたの“色気アピール”や“自分語り”は恋に逆効果なんです
 男性の気を引きたくて、ついついアピールしすぎてしまうことはありませんか? 実は、多くの女性が”アピりすぎ”で自爆してい...
内藤みか 2020-07-23 06:00 ラブ
男性から告白されたい♡ 好きな人に告白してもらう方法10選
 できることなら、男性から告白してほしいと思うのが女性の本音。しかし、なかなか思うようにはいかないのが「恋愛」ですよね。...
恋バナ調査隊 2020-07-23 06:00 ラブ
「やられた」を「やらかし」に…夫の不倫を応援した妻の思惑
 定期的に世間を賑わせる有名人の不倫劇。  この劇の嫌なところは、登場人物全員が「やられた」人間扱いされていること...
うかみ綾乃 2020-07-29 05:15 ラブ
北陸地方女性はカカア天下? 恋愛観や好相性の男性タイプ
 シリーズ「地域で違う!男女の恋愛観まるっと調査!」、今回は、北陸地方の女性を見ていきましょう! 北陸地方は、新潟、富山...
北陸地方男性は結婚向き!? 恋愛観や好相性の女性のタイプ
 シリーズ「地域で違う!男女の恋愛観まるっと調査!」、今回は北陸地方の男性をご紹介します! 北陸地方は、新潟、富山、石川...
私だけなぜ? 結婚できない女性の特徴7つ&叶えるための方法
 ある程度年を重ねると、結婚を意識する女性が増えてきます。特に現在、彼氏がいないと、周りの結婚ラッシュに慌てたり、将来に...
恋バナ調査隊 2020-07-21 06:00 ラブ
夫は苦悩の日々…“話をすり替えるのが得意”な鬼嫁たちの生態
 鬼嫁の中には、話をすり替えるのが大得意な人も少なくないのだそう。どんな話題も、自分の都合のいいように変えてしまうため、...
並木まき 2020-07-20 06:00 ラブ
気配りだけじゃダメ “真面目女子”に男性がときめかないワケ
 私はズボラでだらしない系の女子なのですが、そんなダメ人間をやっていますと、周りにはしっかりとした「真面目女子」がいるこ...
若林杏樹 2020-07-20 06:00 ラブ
なかなか会えない彼と…楽しくLINEを続ける5つのテクニック
 新型コロナウイルスの感染者数が再び増えています。第二波に備えて、一人ひとりの予防意識が問われていますね。こんな状況では...
ミクニシオリ 2020-07-19 06:00 ラブ