20代派遣OLの告白「私、不倫相手と同じマンションに…」#6

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-09-17 06:00
投稿日:2021-09-17 06:00

Zoom呑み会中なのに彼の手がスカートの中に…

――続けて下さい。

「女子トーク満載で盛り上がっていると、いつの間にか、彼がソファーから私のイスの隣に身をかがめていたんですね。で、手を伸ばして私のスカートの中に入れてきたんです。

 私は思わず『ひっ』と声をあげました。皆、どうしたの? と驚いていましたが、慌てて『ごめんなさい。手が当たってグラスを倒しそうになって』とごまかしました。

 彼は、取り繕う私などお構いなしに、パンティーの上からアソコを弄ってきたんです。ワレメに沿って指を上下に這わせたり、クリトリスをピンとはじいたり……。

 私、困惑しながらもかなり興奮してしまいました。Zoom呑み会中に、何らかのアクションをされることは予想していましたが、いざ、体に触れられると感じてしまって……。そして、彼が小声で『こっちに向かって脚を広げて』と囁いてきたんです。

 私は上半身はPC画面、下半身を左側にいる彼に向けて少しずつ脚を広げていきました。

 すると、パンティの上から指で弄っていた彼は、今度は、パンティごしのワレメに顔を押し当て、ふうーと熱い息を吹きかけてきたんです。それだけじゃありません。布ごしにワレメを舐め始めて……。私は耐えきれず『あ、ああ……』と喘ぎを漏らしてしまいました。

 再び皆が『H美、大丈夫? 酔ったの?』と言い出したので、『ごめん、お酒が回ったようだから、お水取ってくるね』と、立ち上がってPC画面から離れました。

 彼の前に立つと、待ちわびたように、彼の手がパンティーをおろしてきたんです。

 そして、『スカートを両手で持ちあげて』と言われました。それに従うと、立ったままの状態でワレメを指で弄られ、おまけに、クンニリングスまでされてしまって……。

 彼の生温かな舌先が、ワレメをねぶるたび、背筋に甘い電流が走り『あん……いい』と抑えきれない声が出てしまって……。でもZoom呑み会は続行中。音声も聞こえる状態ですから、声も抑えなければいけません。

 ただ、いけないコトをしている罪悪感は、私の欲情を煽ってきました。

 私も身をかがめ、彼の股間に触れたんです。すでに硬く勃起していました。

『しゃぶらせて』と小声で言い、彼が取り出したペニスをずっぽりと咥えこみました。

 舌を絡ませ、舐めしゃぶったのち、再びPC前に座ったんです」

最高のセックスをした夜

――続けて下さい

「私の顔を見るなり、皆、『大丈夫? 顔が真っ赤よ』と心配そうでしたが、私は大丈夫だと答え、呑み会は再開。彼は先ほどの続きと言わんばかりに、太ももを撫でたり、ひざにキスをしたり、ヴァギナを指で刺激してきたんです。

 かなり興奮しましたね。『皆が素敵と言っているGさんは今、私のアソコを弄ってるのよ』と、思わず言いたくなりました。(笑)

 そうこうしている間に呑み会が終わり、私はGさんに抱かれました。

 彼は『女のホンネって怖いね』と言いながらも、丁寧な愛撫と、優しくも激しいセックスをしてくれましたよ。

 私もZoom呑み会での前戯がありましたから、すごく濡れてしまって……その夜は、正常位、騎乗位、バックといろんな体位で抱かれました。

 さすがに前回のように、窓際には行きませんでしたが、彼に愛されている実感は十分伝わってきて、改めて『彼と離れたくない』と強く思いました。

 奥さんや息子さんの顔も忘れるほど、激しく彼に貫かれて、最高のセックスでした」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


ハンズフリーで楽しめる…ローターの振動から逃れられない!
 本日紹介するのは、ニューヨーク在住の女性2人が立ち上げた「デイム」というブランド。女性のオーガズムについて研究とリサー...
桃子 2019-11-12 04:39 エロコク
いわゆるSMではダメ…精神的に屈服させられることに興奮する
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-05-24 18:05 エロコク
同棲編<2>男に求めては絶対NGなのに女が求めすぎる“〇〇力”
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
出版社OLが“人妻風俗”に転落した理由 美沙さんのケース#4
 職場の人たちからも、実家の家族からも距離を置いてしまった美沙さん。一人の給料で健斗と二人の生活費をまかない続けてきまし...
主婦レズビアンの告白#3…女同士の底なしのセックスとタブー
 夫とのセックスレスに悩むY子さん(35歳・薬剤師)は、観劇仲間で、宝塚男役のように麗しい友人・Dさん(37歳・独身・映...
蒼井凜花 2019-05-15 17:33 エロコク
温感&ターボ機能…優しさとワイルドさを併せ持った優秀電マ
 女性を気持ち良くするグッズとして、これまでバイブ、ローター、吸引系グッズを中心に紹介してきましたが、電マを忘れてはなり...
桃子 2019-10-08 15:56 エロコク
SEXはコミュニケーション…オナニーは自身の“快楽の追求”
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-05-11 06:00 エロコク
同棲編<1>男のアレを抜いてトリコにさせる第一歩
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
寿司を素手で食べる女性はモテる? 男を無意識に欲情させる
 これから書くことはあくまで私の経験による持論でしかありません。しかし、寿司を素手で食べる女性はモテる傾向にあります。つ...
先端の二股で耳もくすぐって…新たな快感に出合えるかも
 “くすぐったい”って、笑っちゃうような、それでいて性感の一歩手前のような、なんとも、じれったい感覚ですよね。「ファンフ...
桃子 2019-11-12 04:39 エロコク
マッチングアプリでお金目当ての男性を見抜く3つのポイント
 今や利用率は20代、30代の男女で約20%とも言われ、次第に一般的になりつつあるマッチングアプリ(出会い系サイト)。ア...
内藤みか 2019-05-06 06:00 エロコク
容姿やお金が足りなくても…M女を従わせるのは心根だと実感
 私が出逢い系で遭ってきた様々な体験談を語るこの連載。第2回目はSM系のチャットで知り合った男性と会った時の話です。
吸引系ラブグッズの衝撃 ドイツメーカーに聞いた開発のウラ
 “吸引系”ラブグッズーークリトリスを覆い、振動で刺激しながら吸い上げるラブグッズのことを、こう呼びます。これが世界中で...
桃子 2019-11-12 04:38 エロコク
<袋とじ>浮気しない男を見つけるために必要なひとつのこと
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
現代と違う? 15年前の“パパ活”マンガを読み直してみました
 先日、15年前のちょっと過激な少女漫画『娼婦ハルミン物語』を読み直してみました。援助交際をする10代の女の子が主人公な...
内藤みか 2019-05-05 23:11 エロコク
無意識のモテ術! 着飾る“キレイすぎる女”がモテにくい理由
 皆さんは「無意識のモテ術」って知ってますか? これ、私が恋愛に困っている女性たちにレクチャーしている恋愛術のひとつなん...