地味だけど美味!ブロッコリーのパスタ 2021.11.20(土)

コクハク編集部
更新日:2021-11-20 06:00
投稿日:2021-11-20 06:00

国産ブロッコリーのおいしい季節に…

 晩秋から3月ごろまで国産ものが多く出回るブロッコリー。買い物に出かけ、粒がぎっしり詰まってみずみずしい“上物”を見つけたら、ブロッコリーのラグー(煮込み)パスタ、作ってみませんか。

 港区にあった有名イタリアンの店主に教えてもらったレシピで、数あるパスタの中でも「ブロッコリーをくたくたに煮込んで合わせるのが一番おいしい」と断言していました。そして「栄養豊富なブロッコリーが1株ペロリと食べられちゃう」とも。

ブロッコリーのラグーパスタを作りましょう

【材料】
・ブロッコリー 1株(皮は厚めにむき取り除く)
・好みのパスタ 80~100グラム
・生クリーム、塩、にんにく、鷹の爪 各適量

【作り方】  

(1)ブロッコリーの花蕾は小房に分け、皮をむいた茎はさいの目切りに(写真左)。

(2)大きな鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(水の分量に対し1.5%)とブロッコリー、パスタを入れる(写真右)。5分ほど経ったら一度火を止め、ヤケドしないようにブロッコリーだけ取り出す。ふたたび火をつけ、パスタは好みの硬さまで茹でる。

(3)フライパンにオリーブ油を引き、②のブロッコリー、パスタの茹で汁、鷹の爪、にんにくを入れる。軟らかくなったブロッコリーはフォークなどで潰す。にんにくは焦げやすいので、茹で汁などを入れてから投入します。このテクニックはまた別の人気イタリアンのシェフに教わりました。

(4)さらにくたくたにする。

(5)生クリームをひと回し入れ、塩・コショウで味をととのえる。茹で上がったパスタを加え、和えて出来上がり。

週末のパスタランチにいかが?

 今回はスパゲッティーを使いましたが、ショートパスタにすると、さらにおつまみ感が増して、白ワインが進む、進む(笑)。生クリームの代わりにアンチョビーでコクをプラスしてもよろしいかと。あるもので臨機応変に!

 ブロッコリー1株を丸ごと食べられちゃうくたくたパスタ。ものすごーく簡単ですので、週末のパスタランチにいかがですか。

(編集O)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


これは反則ワザ!「ウニじゃがバター」でねっとり感を堪能
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のダイニングバー「麦酒屋るぷりん」の海...
【豆苗まるごと豚バラ鍋】ごま油はひと工夫で香味アップ!
 鍋のシーズン真っ盛り。市販の鍋スープもいいですが、いつも同じ味でちょっと飽きたなぁというときにおすすめの鍋を紹介します...
ぐっち夫婦 2020-02-13 15:20 フード
「キウイのカツレツ」キウイの“皮”が食感のアクセントになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のフレンチレストラン「トキヤ」の飯...
「ニンジンとレーズンのクミン風味」シンプルな素材と香り
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・白銀高輪の中華料理店「蓮香」の小山内耕也さ...
「ミニトマトのナムル」漬けダレがトマトの甘味を引き立てる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・谷中の焼肉店「焼肉 炭聖」の許聖周さんに、...
スイーツ系おつまみ「黒豆クリームチーズ」で正月の箸休め
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「さかなとお酒 うぉんたな」...
「とこぶしの唐揚げ」間接的に火を入れてうま味を逃がさない
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の土佐料理店「トサ ダイニング おきゃ...
「大人のオムライス」鶏肉の中に焼き飯をたっぷり詰めて
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は広島市・鷹野橋駅の鉄板料理店「こぱん亭」の鬼頭典...
「アミエビキムチ」うま味を引き出すのはひとつまみの砂糖
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の割烹「銀座魚勝」の柳橋克彦さんに、和...
「シメサバとイチジクの前菜」切って盛りつけるだけでお洒落
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷のイタリアン「メリプリンチペッサ 渋谷...
「海苔の佃煮チンジャオロース」具と絡む濃厚なコクと照り
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・長堀橋「和旬 撫子」の卜部吉恵さんに、意外...
赤提灯メニューを気軽に!「箱シューマイからのエビチリ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の...
「トンノ・エ・ファジョーリ」ツナ缶と白いんげん豆のサラダ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のイタリアン「トラットリア ブカ・...
「ザンギのアジアン風」パクチーの根っこを捨てずに活用して
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・池之端の創作ビストロ「Cise」の宮武郁弥...
うま味がジュワ~ッとにじみ出る「しじみ出汁巻き卵」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「がっしょ出雲」の野津宏太さん...
「仔羊のカレー煮込み 温玉のせ」卵を崩すタイミングに悩む
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神保町のバル「Bal Marrakech」...