アップルパイLOVE♡聖地の青森弘前で堪能 2021.12.14(火)

コクハク編集部
更新日:2021-12-14 06:00
投稿日:2021-12-14 06:00

アップルパイ好きなら一度は訪れたい!

 好きなパンランキング6位(日本能率協会総合研究所調べ、2020年)に入るぐらい支持率の高い「アップルパイ」。実はりんご生産量全国NO.1を誇る青森県弘前市では、街をあげて“アップルパイ推し”なのはご存じでしょうか。

 市内でおいしいアップルパイが購入できるお店を掲載したガイドマップが作成されており(弘前観光コンベンション協会のHPで閲覧&DL可能)、それを見ると全部食べたくなっちゃいます(笑)。

 前々からチェックしていた筆者は、休暇を利用し青森県へ。念願のアップルパイの食べ歩きをしてまいりました。

どの店のアップルパイを狙う?

「限られた時間の中で、なるべく多くのアップルパイが食べたい」

 その欲望を満たすべく、厳選したのが、藤田記念庭園内にある「大正浪漫喫茶室」。なぜこちらにしたのか。決め手は、マップにも掲載されている数店舗のアップルパイが食べられるからです。一度に違うお店のアップルパイが食べられるなんて……素敵ですよね。

 しかも、市内観光で外せない弘前城の近くにあるので、アクセスも良好。いざ訪れてみると、とっても素敵なフォトジェニックな洋館で、食べる前から撮影モード全開です。なんでも大正時代に建てられたそうで、窓ガラスやステンドグラスは当時のまま。館内には実業家・藤田謙一氏にまつわる展示物もあり、ぜひ、食前食後(笑)の良きタイミングで覗いてみてください。

 で、喫茶室。手入れの行き届いた庭が堪能できる、インナーバルコニーのようなスペースでお目当てのアップルパイをいただきます。

 この日いただいたのは、1、2を争う人気だという「津軽ゆめりんごファーム」と「タムラファーム」の2種類のアップルパイ。メニューを凝視してなかなか選べず、悶々としていると、店員の方がいろいろと丁寧に教えてくれました。やっぱり、迷ったら聞くに限りますね。

 いざ、実食!

「津軽ゆめりんごファーム」

 シナモンを使用せず、りんご本来の味わいを大事にしたアップルパイ。こちらも自然な甘さで、厚めのパイ生地はサックサク。食べ比べの際、軸となる弘前の“ファーストアップルパイ”に良さそう。

バニラアイスを絡めながら食べる幸せ

「タムラファーム」

 バニラアイスとクッキー、2種類のベリーソースが添えられたスペシャルプレートと、ドリンクのセットにしました(990円)。真っ赤な紅玉を皮のままバターでソテーすることでルビー色のコンポートになるそう。上品な甘さで見た目もとってもキュート♡

  ◇  ◇  ◇

「大正浪漫喫茶室」のアップルパイは、いずれも単品440円、ドリンクのセットは825円、バニラアイスとベリーソース、自家製クッキーが楽しめるスペシャルプレート(ドリンク付き)990円で楽しめます。単品よりセットがお得!?

 ひと言でアップルパイといっても、お店ごとにその特徴や味わいは異なり、まったくの“別物”といっても過言ではありません。そもそもりんごの種類によって酸味や甘味も異なるし、フィリングのレシピともなれば、もはや∞。パイ生地の厚さや形状も異なるわけで……アップルパイの世界、深し。

 弘前アップルパイガイドマップに記載されている全43種類のうち、お取り寄せ可能なものもあります。おうちで“弘前のアップルパイ巡り”ごっこも楽しそうです!

街歩きで“りんごポスト”発見!

「藤田記念庭園」

 弘前出身の実業家・藤田謙一氏の作った日本庭園も観光スポットのひとつ。喫茶室が設けられた洋館も大正ロマンを彷彿とさせ、一見の価値大アリです。

address:青森県弘前市上白銀町8-1

(編集O)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「チーズのカリカリ焼き」じっくり弱火でチーズを焼くだけ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「小料理 百けん」の松﨑友江さん...
「ウナギと卵のオープンサンド」ふわとろでボリューム満点!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・水天宮のワイン酒場「富士屋本店 日本橋浜町...
これは反則ワザ!「ウニじゃがバター」でねっとり感を堪能
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のダイニングバー「麦酒屋るぷりん」の海...
【豆苗まるごと豚バラ鍋】ごま油はひと工夫で香味アップ!
 鍋のシーズン真っ盛り。市販の鍋スープもいいですが、いつも同じ味でちょっと飽きたなぁというときにおすすめの鍋を紹介します...
ぐっち夫婦 2020-02-13 15:20 フード
「キウイのカツレツ」キウイの“皮”が食感のアクセントになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のフレンチレストラン「トキヤ」の飯...
「ニンジンとレーズンのクミン風味」シンプルな素材と香り
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・白銀高輪の中華料理店「蓮香」の小山内耕也さ...
「ミニトマトのナムル」漬けダレがトマトの甘味を引き立てる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・谷中の焼肉店「焼肉 炭聖」の許聖周さんに、...
スイーツ系おつまみ「黒豆クリームチーズ」で正月の箸休め
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「さかなとお酒 うぉんたな」...
「とこぶしの唐揚げ」間接的に火を入れてうま味を逃がさない
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の土佐料理店「トサ ダイニング おきゃ...
「大人のオムライス」鶏肉の中に焼き飯をたっぷり詰めて
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は広島市・鷹野橋駅の鉄板料理店「こぱん亭」の鬼頭典...
「アミエビキムチ」うま味を引き出すのはひとつまみの砂糖
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の割烹「銀座魚勝」の柳橋克彦さんに、和...
「シメサバとイチジクの前菜」切って盛りつけるだけでお洒落
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷のイタリアン「メリプリンチペッサ 渋谷...
「海苔の佃煮チンジャオロース」具と絡む濃厚なコクと照り
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・長堀橋「和旬 撫子」の卜部吉恵さんに、意外...
赤提灯メニューを気軽に!「箱シューマイからのエビチリ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の...
「トンノ・エ・ファジョーリ」ツナ缶と白いんげん豆のサラダ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のイタリアン「トラットリア ブカ・...
「ザンギのアジアン風」パクチーの根っこを捨てずに活用して
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・池之端の創作ビストロ「Cise」の宮武郁弥...