まさに「アリ地獄」…匂わせ女子との濃厚セックスに溺れた夜

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-12-24 06:00
投稿日:2021-12-24 06:00

淫らな姿に悦びを感じる

――続けて下さい。

「R美さんの愛撫もすごかったですよ。濃厚なフェラチオはもちろんですが、尿道口に舌先を差し入れたり、カリのくびれをキュッと唇で締めつけたり、タマ袋をやわやわと揉みしだいたり……目に見えずとも、彼女の懸命な愛撫は手に取るようにわかるんです。

 やがて、彼女が『もう……欲しい』と挿入を口にしたんです。

 僕もそろそろ限界だったから、これ幸いと思いました。

 両手でつかんでいたヒップを解放すると、僕はR美さんを仰向けにさせました。

 彼女のスラリとした両脚の間に身を置き、いきり立つ勃起をワレメにあてがいました。

 クチュ……と卑猥な粘着音が響きました。亀頭は真っ赤に充血し、かつてないほど勃起は硬く、太さを増していました。

 彼女の潤んだ瞳を見つめながら、腰を送りだしたんです。

 ヌルヌルッ……とペニスが膣肉を貫きました。

 すごい締めつけです。そして、異常なほど熱かった。熱をこもらせた粘膜がペニスを四方八方から押し包み、僕たちは一つになったんです。

 彼女は、目を細めながら『奥まで入ってる……嬉しい』と呟きました。

 肉が馴染むまで腰は動かしませんでしたが、彼女のほうが『耐えきれない』と訴えるように、尻を揺すってきたんです。

 おまけに、豊満な乳房をみずからの手で揉みしだいてね。ピンと勃った乳首をR美さんの細い指が摘まみ上げて、すごくエロティックで……。

 この光景に興奮しない男はいませんよ。

 僕はすぐさま腰を前後させました。彼女の両肩の横に手をついて、足を伸ばしてズブリ、ズブリと何度も勃起を叩きこんだんです。

 性感が研ぎ澄まされた彼女は、乱打のたび『いいっ』『奥まで届いてるッ!』と身悶えてくれました。

 時に声を裏返らせて、美貌を歪めて……その淫らな姿がとてつもなくセクシーで、ますます『自分は目の前の女性をヨガらせているんだ』という悦びがわいてきました。

 もう無我夢中で、角度や深度を駆使しながら彼女を貫きましたね。

 今度は彼女のひざ裏を抱えて、膣肉をえぐりたてました。

 やがて、熱い射精感が尿管を這いあがってきたんです。『マズい』と思った直後、彼女も『ああ、イキそう……イク……ダメえっ!』と叫び、女体を大きく跳ね上がらせたんです。

 彼女が絶頂に達したとわかった刹那、僕はすぐさまペニスを引き抜きました。

 次の瞬間、僕はペニスの根元を支え持ち、ドクドクとザーメンを噴射させていて……彼女の美しい乳房に白濁の液が飛び散りました」

彼女のインスタを見て愕然

――凄まじいセックスでしたね。続けて下さい。

「はい、久しぶりにオスを取り戻した濃厚なセックスでした。

 話している今も、体が熱く火照ってしまいます。

 その後、シャワーを浴びてそれぞれの帰路についたんです。もちろん、その日もR美さんからは『素敵な時間でした。ありがとうございます♡』とのLINEがありましたよ。僕も『また早くR美を抱きたい♡』と大胆に返信していましたね。

 でも、翌日になってインスタのことが気になりました。

 もし、昨日のことがアップされていたら……。僕は不安になって、彼女のインスタを見たんです。

 息を呑みました。

 彼女はスポーツジムでの自撮りとともに、『幸せすぎる時間。女に生まれてきてよかった♡』と、あろうことかラブホテルのベッドの写真をアップしていたんです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


キャリア女子がチャラ男とのエッチで得たもの&失ったもの
「女の子だってエッチしたいんだもん!」  はい、女性にだって性欲ありますよね。“女は男の6倍エロい”という説もある...
援助交際も危機管理意識なし…精神的に未熟だった高校時代
 皆さん、出逢い系サイトを利用したことはあるでしょうか。最近は「マッチングアプリ」など、少しライトな名前でも呼ばれていま...
ゴツゴツした凹凸が粘膜をかきわけて刺激…クセになります
 ラブグッズの世界では、人気のある商品がシリーズ展開することがあります。コスメなどと似ていますね。今回、紹介する「エクス...
桃子 2019-11-12 04:36 エロコク
セックス編<1>81歳相手でもヤリマンとしての美学(キリッ)
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
「出会い系」のルーツは江戸時代? 出合茶屋にみる密会模様
「出会い系」というといかがわしい響きだと感じる人も少なくないでしょう。出会い系サイトというものが、男女の肉体的なものを意...
内藤みか 2019-03-28 13:55 エロコク
ひと手間で興奮度大 セックスを極上にする“3つのスパイス”
 互いの肌の温もりを感じ、肉と粘膜を求め合うセックス。大好きな彼とのセックスをより豊饒なものへと変えるため、もしくはマン...
蒼井凜花 2019-04-11 17:23 エロコク
小ぶりな挿入部とお手ごろ価格でビギナーも安心して使える
 私は知っています。ローターやバイブレーターといったラブグッズに興味がある女性が少なくないことを!  でも、一歩を...
桃子 2019-11-12 04:35 エロコク
出会い編<4>これが「81歳オトコ」のお持ち帰り100%必勝法
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
あなたの避妊は一回いくら?#2…コストが高く大きな負担に
 ふたりの人間の心が高鳴り、心と体の波長が一致したときに「肌を重ねたい」と突然、思うのが現実のセックス。いつ・誰と・どこ...
6個の独立したモーター内蔵…関節のように曲がる斬新バイブ
 近年の女性用ラブグッズ界では、「1つあれば何通りもの快感を得られる」バイブがトレンドです。バイブレーターとクリトリス吸...
桃子 2019-11-12 04:35 エロコク
出会い編<3>セクハラ目線を承知で…この中の誰とヤリたい?
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
あなたの避妊は一回いくら?#1…価格×成功率のコスパ最強は
 一生に一度も避妊をしたことない、という人は多くはいないでしょう。日本人はどんな方法で避妊を行っているか、国際協力NGO...
ソフトなのにセクシー 気分を盛り上げるオススメの“キス4選”
 手をつなぐ、ハグする、とともに愛情表現の一つである「キス」。官能小説でもたびたび登場するキスシーンは、唇をソフトに密着...
蒼井凜花 2019-03-12 17:00 エロコク
女性も楽しめる吉原…遊郭専門の書店「カストリ書房」の魅力
 お江戸吉原といえば、かつては遊郭街があった場所。でもそこが今の東京のどの辺りかを正確に言える人はあまり多くはありません...
内藤みか 2019-03-11 16:44 エロコク
出会い編<2>ヘイ! 48歳年上のひろしにノーブラの挑戦状
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
エッチな気分に彼とのズレ…ここが違う“男女の官能スイッチ”
 カレがベッドインしたいというタイミング、なんだか自分とズレているかも……と思ったことはありませんか? それって実は、男...