青クマ・茶クマ・黒クマを瞬殺 コンシーラーはカラーが重要

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-01-11 07:08
投稿日:2019-04-10 06:00
 クマを隠すために、シミやニキビ跡カバーに用いる肌色コンシーラーを使っている方は多いでしょう。でも、実は、目の下のクマを隠すためには、クマの種類に合うカラーコンシーラーを使うのが得策!クマに悩んでいるあなた、ぜひチェックしてみてください。

まずは自分のクマの種類をチェック!

 10代の頃は睡眠をしっかり取れば解消されたのに、最近はしっかり寝てもクマが消えない。そんな悩みを抱えていませんか?もしかしたらそれは、睡眠では消えない残念なクマのタイプかも?まずは、自分のクマの種類を確認してみましょう。

3種類のクマの特徴や原因

「クマ」は、おもに3種類に分かれます。まずは、それぞれのクマの特徴や原因を見てみましょう。

・青クマ

 睡眠不足や眼精疲労などによって、目の周りの血行が滞って発生します。ホットタオルで温めることで改善されたりと、比較的対処しやすいクマです。

・茶クマ

 間違ったスキンケアや摩擦、紫外線によって、色素沈着が起きている状態です。目の下だけではなく目の上もカサカサした感じであれば要注意。放置すれば、色が濃くなる恐れも。

・黒クマ

 大きな原因は、加齢です。肌内部のコラーゲンなどの物質が減少することで目の下の皮膚がたるみ、影ができていることで発生します。スキンケアでは改善しづらいのが難点。

【あわせて読みたい】ホットタオル美容がすごい 毛穴・クマ・むくみを全部オフ!

クマを特定する簡単な方法

「自分のクマがどの種類か分からない」そんな方は、以下の方法で特定してみてください。

【STEP1. 目の下の皮膚を軽く引っ張ってチェック】

・クマが薄くなった or 消えた→青クマ
・クマが薄くならない→茶クマ or 黒クマ(→STEP2へ)

【STEP2. 上方向を見てチェック】

・クマが薄くなった or 消えた→黒クマ
・どちらにも当てはまらない→茶クマ

【種類別】クマを消すカラーコンシーラーの選び方&使い方

 自分のクマの種類が分かったら、いよいよクマに合うコンシーラーのカラーを見ていきましょう。

それぞれのクマを消すカラー

・青クマ……オレンジ・ピンク
・茶クマ……イエロー・ベージュ・オレンジ
・黒クマ……明るめのベージュ・イエロー・オレンジ・パール入り

 コンシーラーというと肌色〜ベージュが多いですが、中にはカラーバリエーションに富んだメーカーもあります。

 また、上記のチェックで、「2つのクマに当てはまってしまった!」と思う方もいるかもしれません。その場合は、オレンジのコンシーラーがおすすめ。比較的全てのクマに対応するため、何かと役立ちます。

厚塗り厳禁!リキッドタイプがおすすめ

 目元の皮膚は薄く動きやすく、メイクがヨレやすい部分。そのため、厚塗りは厳禁!クマの上に優しく線を引くようにコンシーラーを置き、優しく馴染ませましょう。

 柔らかいテクスチャのリキッドタイプがベストですが、スティックタイプしかなければ、一度手の甲などに取って、ブラシや指で少量ずつ乗せていくのがポイントです。

【あわせて読みたい】ニキビが目立たないメイク方法♪ 悪化させずに隠すには?

他のメイクアイテムで代用するなら

 カラーコンシーラーが手元になければ、他のメイクアイテムでカバーするという方法もあります。例えば、青クマ対策に赤いリップを目の下に塗り、肌色コンシーラーを重ねる。茶クマ、黒クマにはカラーコントロールができるイエローやオレンジの下地を使う、など。

 ただし、厚塗りになってしまったり、カバー力に欠けることもあるので、やはり1本カラーコンシーラーを持っておくのが◎。

クマを隠すならカラーコントロールを味方につけて

 クマを瞬殺してくれるカラーコンシーラーですが、このようにカラーを活かしたメイク方法って、他にもたくさんありますよね。

 ニキビ跡や赤ら顔をカバーしたいなら「グリーン」、くすみを取り除いて透明感を出したいなら「パープル」や「ブルー」など、化粧品売り場で並んでいるとぎょっとしてしまうような色が、肌の上では悩みをカバーしてくれるなんて不思議です。

 クマをはじめとした大人の肌悩みはカラーで対策!ぜひ、カラーコントロールを極めてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


デリケートゾーンのニオイが気になる…おりものにも関係があった
「デリケートゾーンがなんだか臭う……」「周りにバレないかな……」そんな悩みを抱えている女性は少なくありません。デリケート...
私だけじゃない!メイク失敗あるある5選&失敗しないメイク術
 メイクが上手にできなくて、「自信がない」「もうノーメイクでいいや」と諦めていませんか? でも実は、メイク上手に見える女...
ニットが太って見える原因&細見えさせるテクニック3選♡
 寒くなってくると、ニットを着る人が増えてきます。ニットは見る人に暖かい印象を与えるだけでなく、季節に合ったファッション...
紗栄子風"ふんわりいい香りがしそう”な女を目指す3アイテム
 雑誌やテレビで見かける芸能人や有名人に「なれるものなら、あの顔になりたい!」「あんな姿に生まれていたら、私の人生も違っ...
男性が好きな服ってどんな服?選ぶポイント&季節別コーデ例
 男性とのデートが決まったら「どんな服を着ていこう?」と、悩む女性は多いでしょう。洋服によって彼に与える印象も変わってき...
非常時用に備えて安心♡ プチプラビューティアイテム3選!
 先月、大きな地震があった後、お風呂に溜めた水が濁っていてびっくり! ネットで調べたら、近所でマンホールから水が溢れてい...
前髪を切りすぎた時のお直し方法&可愛く乗り切る対処法5選
 セルフカットで切った前髪。左右のバランスを整えているうちに、どんどん短くなってしまった経験はありませんか? そこで今回...
パックは毎日したらダメなの? 正しく効果的な使い方4選♡
 お肌のケアが簡単にできる「パック」。毎日の夜のお手入れに取り入れている人も多いでしょう。でも「パックって毎日使ったらダ...
シェーディングで簡単“小顔メイク”♡ メリット&やり方のコツ
「難しそう……」と、日々のメイクからシェーディングを省いていませんか? 特別なテクニックが必要なイメージが強いシェーディ...
ヘアオイルとヘアミルクどっちが自分に合う? 特徴を比較♪
 自宅でヘアケアをする際、「ヘアオイル」か「ヘアミルク」、どちらを選んだらいいか悩んでしまう人も多いでしょう。そこで今回...
“時代遅れ”のファッションになってない? 理由&改善策4つ
 ファッションのトレンドは毎年変わっていくもの。毎年同じようなコーデをしていると、時代遅れのファッションに見られてしまう...
青みピンクが似合う人の特徴&メイクを綺麗に仕上げるコツ♡
 最近、メイクやファッションでよく耳にするようになった「青みピンク」。名前の通り、少し青みがかったピンクのことを言います...
ハンサムメイクでモード系美人に♡ 綺麗に仕上げるやり方5選
 ファッションに取り入れただけで一気にトレンド感がアップする「ハンサムメイク」。同性からのウケも良くオシャレに見えると、...
一重・二重別!赤みアイシャドウの上手な塗り方&失敗の原因
 大人の可愛さや艶っぽさを同時に演出できる「赤みアイシャドウ」は、今まで何回もブームになってきましたよね♡ でも、いざ挑...
美脚に見えるのはどれ? デニールで違うタイツの選び方♡
 寒い季節やお呼ばれの時などに重宝するタイツ。でも、タイツを買う時、「デニール」をなんとなく適当に選んでいませんか? 実...
冬はなぜ太る? 冬太りしてしまう原因&今すぐできる対策4選
 毎年寒くなるにつれて冬太りしてしまい、春になる頃に焦ってダイエットしている人も多いのではないでしょうか。今回は、冬太り...