ジューシーなうま味が口いっぱいに
ラクレットチーズはスイス原産のハードタイプのチーズです。
本場では、ジャガイモなどにかけて食べる料理も人気なのだとか。今回のメニューは、これをマッシュルームに応用。上品で嫌みのないマッシュルームに、トロッと溶けたラクレットチーズのまろやかなコクが加われば、おいしいに決まってます! 熱々を頬張れば、口いっぱいにうま味が広がりますよ。マッシュルームの食感も楽しい♡
「これはワインを飲まれる方にオススメします。簡単にできて、おいしいですよ」
マッシュルームは一般的なサイズでもOK。炒める時は、フライパンの中で汗をかくまで待つのがポイント。塩は軽く振るだけで十分です。
オーブンを使う場合は200度で2~3分ぐらい。チーズが溶ければ完成です。
ラクレットチーズは、火を通すと一層おいしくなります。コショウとの相性もバッチリ。お酒好きには病みつきになるおつまみです。
【材料】
・ジャンボマッシュルーム 2分の1
・ラクレットチーズ 15グラム
・塩 少々
・黒コショウ 少々
【レシピ】
(1)フライパンでマッシュルームを炒め、表面に汗をかいてきたら塩を振る。
(2)1を耐熱皿に入れラクレットチーズをのせてからトースターで焼く。チーズが溶けたら黒コショウを振って完成。
本日のダンツマ達人…鈴木淑之さん
▽鈴木淑之(すずき・としゆき)
子供のころ、11歳上の兄に連れられて訪れた東京・田端のレストランで食べたポークカツに感動、料理人を志す。芝パークホテルで30年、フレンチレストランで料理長などを経験。「MUSHROOM TOKYO」のオープンから料理長を務めている。
▽マッシュルームトーキョー
マッシュルーム料理の専門店として2014年4月2日にオープン。生産者の味を壊さないシンプルな味付けで、マッシュルーム愛好家を増やしている。昨年6月、兵庫県姫路市に2号店の「MUSHROOM TOKYO HIMEJI」もオープンした。
東京都渋谷区神宮前6-2-4
(日刊ゲンダイ2020年3月26日付記事を再編集)
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