不倫サレ夫の僕は悟った、女はシタタカで自立した生き物だと

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2022-06-12 16:36
投稿日:2022-05-31 06:00

寂しさを紛らわすために始めたネット配信

 そんなこんなで別居生活も板についてきた頃、男の性なのでしょうか、次に考えるのはやはり「遊び関係」についてでした。

 お酒好きだった僕は会社の同僚や上司に浮気や別居の顛末を酒の肴に話し、自分の置かれた状況を笑い話にしていました。

 さらに元々ネット配信に興味のあった僕は、ここぞとばかりにいい性能のパソコンと配信用の機材を買い揃え、当時多少流行していた配信サービスで配信者として活動を始めます。

 当時は顔出しをせず歌やトークをメインに配信。声だけはいいこともあってか、少ないですが固定のリスナーもつくようになり、ちょっとしたモテ期の到来を楽しんでいたのでした。

 しかし、連日飲み歩いたり配信したりしていたのも、今考えてみればやはり一人の寂しさを紛らわすための一時しのぎにすぎなかったのでしょう。

ついに運命の話し合いが始まる

 時折寂しさを感じながらも、悠々自適な別居ライフを送っていた僕でしたが、別居から8カ月程度が経過したある日、突然妻から「話しがある」と呼び出されました。

「このままではお互いにとっても子供にとってもよくない。白黒はっきりさせよう」

 要約するとそういった内容の相談でした。別居生活に慣れてきた僕は思いがけないその提案に面食らい、ひどく動揺しました。そして、「いつの時代も女性はシタタカで自立した生き物である」ことをまざまざと見せつけられた瞬間でした。

 次回へ続きます。

 ◇  ◇  ◇

本連載は離婚したくてもお金の問題で身動きが取れない“離婚予備軍”の方々に知って欲しい話をお伝えするものです。決して、離婚を推奨するものではありません。ただただ、素敵な未来への糸口やヒントになれば幸いです。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

ラブ 新着一覧


見た目が全てじゃないけど…ありのまますぎる男性陣に落胆
 16人分の紹介書が届きました。年齢は49歳6人、48歳4人、47歳2人、46歳1人、44歳2人、43歳1人。年齢50歳...
今度はどんな男性が…大手企業と契約している2社目に挑戦
 相手の写真を見るまでに時間をかけている余裕はないので、今回は、紹介資料が月に2回届くというB社に入会しました。ここは大...
“アラフォー女子”がネックなの? メール返信はまさかの1人
「会員数日本最大」の言葉に引かれて入会したA社。インターネットの会員専用画面から文字情報が気になった3人に早速アクセスし...
いざ、パートナー探し…初期投資は締めて「12万円」ナリ
 独身崖っぷち、アラフォー女性記者が果敢に(?)潜入取材した結婚相談所の生態をリポートしていきます。  1回目は...