「マグロとアボカドの梅わさび」5分で完成! 時短なのに美味

コクハク編集部
更新日:2022-09-27 06:00
投稿日:2022-09-27 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・歌舞伎町の居酒屋「のだぴん」の野田義彦さんに、材料を切って混ぜるだけ「マグロとアボカドの梅わさび」のレシピを教えていただきました。

ごはんやそうめんに加えても◎

 味付けはほぼ醤油のみ。材料を切って混ぜるだけで勝手においしくなってくれます。おまけに火も使わないお手軽さ。料理が苦手でも5分でできます。

 マグロとアボカドのネットリとした食感に、キュウリのシャキシャキ感がアクセントになり、梅の酸味とわさびの刺激が小気味いいです。

「梅は、果肉がたっぷりついているものがおすすめです」と野田さん。

 そう言われて納得です。梅の果肉がそれぞれの食材をコーティングして、なおかつウマ味を調和させています。おいしさの秘密はそれかな。

 甘いタイプの梅干しより、昔ながらのシソや塩が効いた酸っぱいもののほうが大人のおツマミになります。酒の肴としてだけでなく、ごはんやそうめんのつゆに加えても合いそう。

【材料】

・マグロ 50グラム
・アボカド 2分の1個
・キュウリ 3分の1本
・梅干し 1個
・刻みのり 適量
・醤油 大さじ1杯
・わさび 適量

【レシピ】

(1)マグロはブツ切り、キュウリとアボカドは乱切りにする。

(2)梅干しは種を取り除いて細かく包丁で叩いておく。

(3)ボウルに1と2、醤油、わさびを入れて混ぜる。

(4)器に盛って好みで刻みのりを散らす。

本日のダンツマ達人…野田義彦さん

▽野田義彦(のだ・よしひこ)
 会社勤めを経て、24歳で跡を継ぐため入店。アルタ裏の旧店舗から現在の場所に移転した2011年に、正式に2代目を継いだ。優しい笑顔と穏やかな口調が人気の癒やし系店長。先代のおとうさんからも「完璧」と言わしめる腕の持ち主。

▽のだぴん
 新宿・歌舞伎町で30年余り。76歳の「おとうさん」こと野田一彦さんと、76歳の「おかあさん」こときみ子さん、それに2代目の義彦さん3人が切り盛りするアットホームな居酒屋。新鮮な魚介と、「おとうさん」の出身地である山梨の郷土料理をアレンジしたメニューが人気。同じビルの4階では妹の久美子さんがカラオケバーを営んでおり、そちらへの出前も対応。のだぴんのお料理を、歌いながら楽しむこともできる。

東京都新宿区歌舞伎町2-45-7 石井ビル3階

(日刊ゲンダイ2020年7月7日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


3分で完成する「地獄豆腐」 箸が止まらぬ辛さにビールは最高
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の居酒屋「のぶ太郎」の金漢奎さんに、あ...
口の中でフワッと溶ける「親子丼リゾット」はワインと一緒に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
「蛤と九条葱のさっと煮」驚くほど軟らかく仕上がるプロの技
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は埼玉県・浦和の懐石料理「日に日に新」の木下泰司さ...
洋風南蛮漬け 味が染み込んだ「ワカサギのエスカベッシュ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
ニンニクと唐辛子とオリーブオイルで「サバ缶のアヒージョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の居酒屋「じんから」の堅谷博さんに、...
フライパンひとつでできる「鶏レバーのレモンクリーム煮」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
焦がしバターが香る「サバのムニエル ブールノワゼット」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
新提案!旬の野菜でつくる「万願寺トウガラシの肉詰め焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
ヘルシーおつまみ「アボカドのディップ」糖質を気にする人に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
暑い日に「なすのスタミナそうめん」ナスと大葉の相性が抜群
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の居酒屋「じんから」の堅谷博さんに、...
万能の黒こしょうソースと「豚三枚肉とズッキーニのソテー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
豚バラともやしを重ねて蒸すだけ!食欲そそる夏☆満足おかず
 梅雨も明けて、すっかり夏ですね。暑い日はコンロの前に立つ時間を短くしたいもの。今回は「重ねるだけ」で簡単に作れる猛暑に...
ぐっち夫婦 2020-09-27 11:52 フード
白ワインと一緒に 「夏ヒラメと薬味野菜のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
「オカヒジキ、ヤリイカ、タラコの和え物」食感がクセになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
味噌が香ばしい「冷や汁」 真夏にぴったりな宮崎の郷土料理
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、宮崎の...
晩酌が華やぐ「枝豆の醤油煮」と「谷中生姜のもろみ揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...