「僕が離婚を決めた理由は…」妻が大嫌いな夫たちの証言3選

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2022-07-16 06:00
投稿日:2022-07-16 06:00

子供のいない夫婦は仲良しさんが多い

 子供のいないご夫婦はそれなりに不妊治療で苦労され心を痛めていますが、ある時期を越すと2人で生きていこうと気持ちが固まりますし、相手を思いやる心の余裕もあります。

 子供という存在を引き換えに「2人は仲良し」という“チケット”を神さまからプレゼントされているのではないでしょうか。もちろん、子供さんがいない奥さまも離婚相談に来られますが、私の答えは、さっさと別れた方がお互いのため。「子供ができたらますます仲が悪くなりますよ~」などとお伝えします。籍を抜く際も子供さんがいないご夫婦の方が、スッキリと別れていますね。

妻が大嫌いになった相談者 3つの実例

【ウンザリ妻その1】いつも子供を怒鳴り散らしている

 Aさん(40歳・会社員)の話です。

「うちの妻は少しスローな息子に対して、イライラが半端ないんです。結婚する前はおっとりとしていて、それなりにかわいかったんですが、4歳になる息子が言うことを聞かないと大声で怒鳴って叱りつけています」

 毎日帰宅して玄関を開けると、奥さんの怒鳴り声と息子さんの鳴き声で阿鼻叫喚状態。Aさんがうんざりする瞬間だそうです。

「ボクから見るとそんなに怒るほどではないことも、妻は目を三角にして怒鳴っています。息子がかわいそうで見ていられませんし、頭によぎる妻の顔って鬼のような形相しか浮かびません」

「あの子がトロいのはあんたとそっくり!」

 制止しようものなら、「あんたもなんとか言って! あの子がトロいのはあんたとそっくり!!」と、Aさんに怒りの矛先がむくことも。

 お子さんが生まれて4年、気付けばいつも怒っている妻の顔が嫌いで嫌いでたまらない。夜の営みもすっかりなくなってしまったそうです。

「家庭ってなんですか? こんな家、もうたくさん」と漏らしたAさん。

 それから2年後、Aさんからの申し立てで離婚は成立しました。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


ハリーウィンストンを結婚指輪にする人は離婚しやすい法則
 さて、最近知り合いの結婚式がありまして、ホテルはリッツカールトン、指輪はハリーウィンストン、招待客は600人と豪華絢爛...
しめサバ子 2019-06-02 06:00 ラブ
別れたくないけど別れた方がいいの?的な彼氏への対応策
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-06-02 06:00 ラブ
失恋して眠れない…そんな夜に試したい悲しみの乗り越え方
「失恋をした日の夜、心が痛すぎて眠れずに朝を迎えてしまった。」そんな経験を持つ女性は多いでしょう。失恋したショックは大き...
孔井嘉乃 2019-06-01 06:00 ラブ
#1 「したい側」がひとりで悩んで余計に傷つかないためにも
 セックスレスについての悩みを伺うたびに思うのは、原因も解決策もカップルの数だけあるということ。  日本性科学会の...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:19 ラブ
結婚詐欺男に騙されないために…彼のSNSアカウント特定方法
 マッチングアプリなど、ネット経由で「知らない人」と出会うことが、ここ数年カジュアルになりました。しかし、そうした出会い...
ミクニシオリ 2019-05-30 06:00 ラブ
【原宿編】結婚できるか不安になり…占いコンにすがってみた
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-06-14 18:13 ラブ
男性は耳からも恋をするんです…彼が喜ぶ効果的なセリフ3選
 結婚につながる恋コラム第6回は、意中の男性から「好きだ」と言ってもらうため、決してぶりっ子には見えず、でもしっかり女性...
山本早織 2019-05-28 06:00 ラブ
女性だって告白したい! 成功率を上げるタイミングと心構え
「好きな気持ちが苦しく、どうしても告白したい!」そんな思いに駆られている女性は多いでしょう。思い余って告白をするのも良い...
孔井嘉乃 2019-05-28 16:55 ラブ
DV夫と別れた女性が密かに傷ついている 周囲の心ない言葉3選
 DV夫との離婚が成立し、前向きな気持ちで新しい人生を歩みだしている女性に、悪気がなくとも、傷つく言葉をかけてしまう人も...
並木まき 2019-05-27 06:00 ラブ
愛人は不幸じゃない 非モテ女子は彼女たちにスキルを学んで
 昔から、なぜ「愛人=不幸そう」と思われるのでしょう?そもそも「愛人」という単語がなんとなく後ろめたい感じだったり、淫美...
リタ・トーコ 2019-05-27 06:06 ラブ
ホテル代は割り勘?おごられる? 意外だった“男女別の違い”
 ひと昔前は、デートの代金は男性がおごるもの、というのが当たり前だった時代がありました。  今は全てを男性におごっても...
深志美由紀 2019-05-26 06:00 ラブ
交際歴2年…彼氏にプロポーズさせるにはどうしたらいいの
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさん...
神崎メリ 2019-05-27 14:25 ラブ
男性はやっぱり若い女性が好き?大人女性が持つべき魅力とは
 今や、15〜20歳離れた「年の差婚」は珍しくありません。もちろん女性が年上だというケースもありますが、どちらかといえば...
孔井嘉乃 2019-05-25 06:00 ラブ
「恋人」「同棲」に見せかけた支配の檻 美沙さんのケース#5
 二人分の生活費をまかなうため、仕方なく風俗店でバイトしていた美沙さん。健斗には隠していたのに、ある夜突然、源氏名で呼ば...
神田つばき 2020-01-11 07:06 ラブ
義母が嫌で外泊、若い男と浮気…悪妻と離婚した夫の言い分
 離婚した男女の双方から話を聞くと、同じ出来事への認識が大きく異なることも珍しくありません。夫と妻、双方の言い分をご紹介...
並木まき 2019-11-13 18:16 ラブ
「先に浮気したのは…」離婚した夫に“異議あり!”な妻の声
 離婚した男女の双方から話を聞くと、同じ出来事への認識が大きく異なるケースも珍しくありません。夫と妻、双方の言い分をご紹...
並木まき 2019-05-24 06:00 ラブ