初めての女が激白!息子のカテキョは“童貞大学生”でした #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-08-22 17:27
投稿日:2022-08-05 06:00

息子と3人で食卓を囲むことに

――続けてください。

「U君の熱心な指導のせいか、1カ月後には息子の理数系の成績は目に見えてアップしました。志望校をワンランクあげてもいいかもと、親バカですが、思ってしまったものです。

 そして、2カ月目に入った時、『U先生のおかげで息子の成績がアップしたんですよ。よろしければ、夕食をご一緒にいかがですか?』とお誘いしたんです。

 最初は遠慮していた彼ですが、私が『先生や本部にはご迷惑はかけませんから』と言うと、『じゃあ少しだけ』と了解してくれたんです。

 息子も入れて3人の夕食が始まりました。

 岐阜出身なので、味噌カツと赤だし、サラダなど彼の故郷の味でもてなすと、『おお、東京でこんなにおいしい味噌カツと赤だしが食べられるなんて』と感激してくれて……。リップサービスかも知れませんが、純粋に嬉しかったですね。

幸せな時間…彼の顔を見放題!

 食事の際はマスクは外しますから、斜め向かいから彼の顔を見放題! 食べるたびに口元のホクロや逞しいのどぼとけにも視線が向いてしまって……(笑)。

 もう幸せな時間でした。

 息子はU君のことを『先生、終わったらゲームしようよ』と誘うほどなついていましたし、U君も『よし、負けないぞ』と相手をしてくれて。息子は一人っ子ですから、兄ができたみたいで嬉しかったようです。

 苦手だった理数の成績はますますアップしましたし、これぞU君のおかげだと、心から感謝したものです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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