ミスターセラピストコンテスト 栄冠に輝いた男性の特徴は?

内藤みか 作家
更新日:2019-04-29 06:00
投稿日:2019-04-29 06:00
 先日、おそらく日本で初めての「ミスターセラピストコンテスト」が開催されました。セラピストとは、性感付きのマッサージ業の男性のこと。いわゆる女性向け風俗ですね。多くの男性が顔出しをしていない秘められたこの業界。コンテストはヴェールの向こうの売れっ子が集合するまたとない機会となったのです。

6つの店舗から売れっ子イケメンセラピストが!

 このコンテストは、GIRL’S CH(ガールズ・シーエッチ)主催の「イケメンフェスティバル2019」の1コーナーとして行われました。ステージに上がったイケメンを見るために集まった100人以上の女性たちの熱気はムンムン!どうやら、もとおと彼らを指名しているお客様も応援に駆けつけているご様子で、ご贔屓のセラピストを待ちかまえています。

 1000円支払うと席に座って観覧できるというので、もちろん購入し、前方かぶりつき席で観覧してまいりました。このイケメンフェスでは、メンズセラピストコンテストの前に若手AV男優のトークショーも行われていました。以前もAV男優とメンズセラピストのコラボイベントが行われ、好評だったために今回は6店ものセラピストを集めてコンテスト形式で行われることになったのだとか。確かにAV男優好きな女性はメンズセラピストにも興味津々かもしれません。

脱ぎアリの熱すぎるパフォーマンス!

 コンテストが始まるとステージに上がったセラピストたちは、まずは自己紹介や特技披露。上手なイラストを見せてくれる人や流暢なフランス語で語る人など、想像以上に知的な彼らの一面がかいま見え、ときめいてしまいます。フレンドリーなノリの人もいれば、緊縛を実演披露した相当濃厚そうな人もいて、それぞれの店舗のカラーものぞくパフォーマンスが多彩で見ていて楽しく、脳内は「もしこの中から1人指名できるとしたら、誰にしよう!?」という妄想でいっぱいです。

 そんななか、ボディーチェックタイムが始まりました。セラピストが1人1人レッドカーペット上をファッションショーのように歩いてくるのですが、途中で服を脱いで、ボディーを大公開してくれるのです! 細マッチョさんもいれば、鍛え抜かれた筋肉を魅せつける人もいたり、なかにはシャツを一瞬めくって中身をチラ見せするだけのシャイマンも。もちろん彼らは女性と2人きりになったら服を脱ぎ捨てハグしてくれるわけで……。観ているほうも「どのカラダにしようかな」とドキドキが止まりません!

投票タイムは大接戦!

 結局本命を決められないまま、あっという間に投票時間になってしまいました。改めて6人を見つめてみると、ホストクラブのホストとは明らかに違うムードを感じます。ホストは明るく盛り上げて女性を癒すのですが、セラピストは静かに寄り添って癒してくれる感じ。聞き上手そうな穏やかそうなタイプの男性が多い印象です。私の手元には赤いお手玉が3つ。3つ全部誰かに入れてもいいし、3人に1玉ずつ入れてもいいとのこと。

 迷った末に私が投じたのは、緊縛上手さん。技を極めようというプロ魂に感動したからです。残念ながらその彼は選ばれませんでしたが、なかなか実物を拝む機会がないセラピストさんを大勢観測することができ、眼福イベントでした。そして大接戦の末に、栄えある1位に輝いたのは、SPA Whiteというお店のなおさん。もう、見るからに優しそうで、女性のすべてを受け入れて愛してくれそうなスイートなムードのおかたで、多くの女性の支持を集めたのもわかります。

 メンズセラピストを呼んでみたいけれど、どんな人が来るのかわからなくて怖い。そう思っている人は大勢いるはずです。コンテスト後は他のセラピストさんたちも大勢参加の交流タイムもあり、お気に入りの誰かを見つけるいいチャンスになっていました。こうした顔見せイベント、今後もどんどん増えてくれると、とてもありがたいですね。マッサージをお願いする勇気がない私のような人間のために、普通のデートプランを用意してくれている店舗もありましたよ。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

エロコク 新着一覧


約38℃まで上昇! 温感バイブでうるうる&ぽかぽかの快感を
 ラブグッズは年中新作が出るので季節感などは特にないと思われがちですが、冬にオススメしたいバイブがあります。 「ス...
桃子 2019-12-15 11:05 エロコク
周囲も違和感に気づき始め…知人を交えた飲み会の夜の出来事
 1960年代生まれのGの憧れのキャラクターは、『ベルサイユのばら』のロザリーでした。皆から愛され、大切にされる存在。特...
格安でふたりきりになれる…ネットカフェの鍵付き個室って?
 最近、ネットカフェデートがかなり進化しています。今までのペアシート(カップルシート)に比べると、防音もあり、部屋にカギ...
内藤みか 2021-08-17 23:27 エロコク
プ二プ二で全身を優しく愛撫…あとは奥までスルッと入れて
「だれにでもオススメできるラブグッズ」って、ありそうでないものです。でも、今回紹介する「iroha RIN+」はそれにか...
桃子 2019-12-10 05:28 エロコク
挿入の快感を疑似体験…新人アシスタントに衝撃の「洗礼」
 短大卒業後、縫製会社から成人向けスカパー!アダルトバラエティ専門チャンネル『パラダイステレビ』に転職した吉永あずきさん...
フリーSEXの崩壊…最後の最後で無視できない人間の欲って?
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
ベッドで精気なし…マグロな彼にヤル気を出させる3つの秘策
 最近は元気というより精気が少ない男性が増えています。その原因はストレスだとかコンビニを中心とした食品添加物だとかいろい...
内藤みか 2019-12-05 06:00 エロコク
ビギナーのカップルも安心…突き刺さらず奥まで届くバイブ
 バイブレーターにまだ慣れていないビギナー女子は、購入の際に“太さ”を気にすることが多いと思います。それに加えて、できれ...
桃子 2019-12-01 22:12 エロコク
あなたのシガラミは…? SEX依存と恋愛依存は表裏一体です
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
女が部屋で見せてきたもの…私の心はもう限界を超えていた
G「イブだから、デパ地下が混んでて、すっごく並んじゃったの。でもこのパーティセットと、日本酒は頑張って買ってきたの」 ...
女流官能作家がオススメ! Xmasにしたい“こんなセックス”
「女は奥ゆかしさが大切」と日本ならではの美学を植え付けられてきた女性も、近年はセックスに対して大らかになってきています。...
蒼井凜花 2019-11-27 06:00 エロコク
女性がサブスクで「アダルト動画見放題」を楽しむコツとは?
 様々なサブスク(月額課金制)の動画配信サイトがありますが、アダルト動画にももちろんサブスクがあります。こちら、女性でも...
内藤みか 2019-11-25 06:08 エロコク
先端が乳首にフィット 焦らしプレーにどこまで耐えられる?
 初めてバイブレーターを使うという女性には、基本、細身のものをお勧めしています。サイズが大きくなると、それに比例して心の...
桃子 2019-11-24 06:00 エロコク
セックス依存が語る愛 ジョブズとジョーカーからのエリカ様
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
自分を責めていたら…クリスマスイブに「5分だけいい?」
 このシリーズも連載10回目になります。ここまで続くとは、書き始めた頃は思いもしませんでした。でも、興味を持って読んでく...
どう誘惑する? 女性からのHの誘い方&男性が喜ぶ誘われ方
 いまどき、女性からセックスを誘うのははしたない!と表立って言う人は少ないとは思いますが、それでもやはりいざとなるとなか...