「あえて“おバカ”を装って…」妻候補をふるいにかける婚活男

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-08-20 06:00
投稿日:2022-08-20 06:00
冷酷と激情のあいだvol.104〜女性編〜」では、友人の紹介で知り合った男性・マコトさん(仮名)が、天気や下ネタなどいわゆる“中身のない話”ばかりをすることに限界を感じたという女性・英里紗さん(仮名・35歳女性)のエピソードをお届けしました。
 ではマコトさんはなぜ、英里紗さんに毎回同じような話をしてウンザリさせてしまったのでしょうか。実はそこには、マコトさんの恋愛観が大きく関係していたようです。
 英里紗さんを紹介した共通の知人に対して、マコトさんなりの苦悩を吐き出していました。

女性不信かも? 悩めるハイスぺ男性

「女性と距離を縮めるのって本当に難しいな〜って思うよね。最近紹介してもらった英里紗ちゃんも、どうやら僕の表面的な条件に惹かれているんだろうなって感じだし、ぶっちゃけ“僕自身”を見てくれていない気がするんだよね」

 一流企業に勤務するマコトさんは、これまでも婚活を意識して多くの女性と出会ってきましたが、多くの女性たちが“高スペック”であるマコトさんの条件に惹かれて結婚を急いでいたように見えたとのこと。

 そのため「なかなか女性を信じることができなくなってしまった」と悲しそうに話しています。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


“アラフォー女子”がネックなの? メール返信はまさかの1人
「会員数日本最大」の言葉に引かれて入会したA社。インターネットの会員専用画面から文字情報が気になった3人に早速アクセスし...
いざ、パートナー探し…初期投資は締めて「12万円」ナリ
 独身崖っぷち、アラフォー女性記者が果敢に(?)潜入取材した結婚相談所の生態をリポートしていきます。  1回目は...