「パルミジャーノサブレ」おなじみの粉チーズが簡単おしゃれに変身!

コクハク編集部
更新日:2024-04-06 06:00
投稿日:2024-04-06 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は京都・梅小路京都西の「西洋茶屋 山本」の山本智弘さんに、ワインにもビールにも合う「パルミジャーノサブレ」のレシピを教えていただきました。

チーズ好きならコレ! 濃厚な香りにうっとり

 京都で人気の「西洋茶屋 山本」は、全国でも珍しいデザートのコース料理を提供する専門店。オーナーパティシエの山本さんが教えてくれる異色のダンツマはなんと、クッキーの仲間である、あのサブレ!

 冷蔵庫にあるおなじみの粉チーズをおしゃれなツマミに大変身させてくれました。

 黄金色に焼かれたチーズが美しすぎるんですけど~。濃厚な香りに気分も高まります。

 サクサクとした食感とともに、チーズのウマ味と塩気が口いっぱいに広がります。そこに加わる黒こしょうの刺激よ。相性抜群の組み合わせに、酒が止まらなくなること請け合いです。

 オススメは辛口の白ワインとのことですが、ビールにも絶対合うやつ♡

「お好みでマーマレードをつけてもおいしいですよ。マーマレードのほどよい苦味がよく合うんです」

 なるほど、独特の甘苦さが、黒こしょうの風味をより引き立てて、味に奥行きが出ますねえ。納得の味変です。

【材料】

・バター 100グラム
・生クリーム 90グラム
・グラニュー糖 8グラム
・塩 3グラム
・パルメザンチーズ 120グラム
・薄力粉 200グラム
・ベーキングパウダー 4グラム
・黒こしょう 適量

【レシピ】

(1)バターを常温に戻す。

(2)グラニュー糖、塩、パルメザンチーズを混ぜる。

(3)2に生クリームを3回に分けて入れ、混ぜる。

(4)薄力粉、ベーキングパウダーをふっておき、3にゴムベラでさっくり混ぜる。

(5)キッチンペーパーに2ミリの厚さに伸ばし、もう一枚のキッチンペーパーで挟む。

(6)ラップをして一晩、冷蔵庫で寝かせる。

(7)黒こしょうは好みの分量をふりかけ、160度のオーブンで15分焼く。

本日のダンツマ達人…山本智弘さん

▽山本智弘(やまもと・ともひろ)
 高校卒業後、製菓の道を志す。京都、神戸の名店で修業した後、「作りたてのスイーツをベストな状態で食べてもらいたい」との思いで、2018年に「西洋茶屋 山本」をオープン。

▽西洋茶屋 山本
 JR梅小路京都西駅すぐ。全国でも珍しいデザートコースの専門店でワインのマリアージュを楽しむことができる。

京都府京都市下京区歓喜寺町19-1

(日刊ゲンダイ2020年12月22日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


【豆鼓菜圃辣醤】台湾の食べるラー油はお酒が進む逸品
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
骨付き肉を食べるなら…サイゼリヤ一択! 2022.1.27(木)
 無性に骨付き肉が食べたくなる時があります。野生(?)の血が騒ぐのでしょうか。本能のままに肉にむしゃぶりつきたい。そんな...
【酸梅泡菜】台湾風漬物は酸味のある日本酒にピッタリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千歳烏山の台湾料理店「天天厨房」の謝天傑さ...
【ちりめんじゃこ山椒冷奴】たまり醤油は4、5回分けて差す
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡・中央区にある「博多料亭 稚加榮」の平山克浩...
「旬のお野菜とフルーツとチーズ」チーズがこだわりの一皿
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・有楽町のフランス料理店「Restauran...
百均グッズでオリジナルシリアルバー作り 2021.1.20(木)
 以前ご紹介した「電子レンジチップスメーカー」に続き、ダイソーでお菓子作りグッズを発見しました。その名も「レンジで簡単シ...
「TOYOタッキー」特別な日のディナーにも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・有楽町のフランス料理店「Restauran...
「マグロとアボカドの磯辺和え」3つの工夫で極上のウマ味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂にある「多に川」の大森雄哉さんに「マグ...
「筋子とマッシュポテトのサンドイッチ」紅白で晴れやかに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「ロックフィッシュ」の間口一就さん...
「白トリュフの塩パン」で“ジャにの”体験 2022.1.15(土)
 いまネット上で話題になっている、Truffle BAKERYの「白トリュフの塩パン」を知っていますか? 今回は、売り...
「骨付き鶏もも肉の源たれ煮」万能調味料に“おんぶにだっこ”
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「ロックフィッシュ」の間口一就さん...
横浜のディープスポットで絶品カレーを食す 2022.1.13(木)
 カレーが好きです。冬に凍えた体を芯から温めるのもよし、暑い夏に汗だくで食べるもよし。ちょっと胃腸がお疲れ気味……なんて...
「しめ鯖のキウイマリネ」店主が追求するキウイ料理の進化系
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「ロックフィッシュ」の間口一就さん...
お手軽「ホタテフライのカシスソースとらっきょうタルタル」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「ロックフィッシュ」の間口一就さん...
青森のソウルフードで「切込みのピザ」 発酵食品の三重奏
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の「ロックフィッシュ」の間口一就さん...
「キノコサーディン」缶のままコンロで加熱するだけで美味!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・神田のトラットリア「ZeCT by Lm...