生身のペニスで円熟SEX…美熟女が気づいた本当の幸福 #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-01-27 06:00
投稿日:2023-01-27 06:00

狂おしいほどの「女の悦楽」

――はあぁああっ……ダメッ……許してッ!

 膣肉を穿(うが)たれる衝撃と快楽に、私は大きく身をのけ反らせたんです。

 それでも、Rさんの腰振りは止まりません。

 凶暴に張り出したカリで、私のGスポットやさらに奥の部分を猛烈な勢いで掻きこすってきて……。

――ダメッ……それ以上はダメッ!

――ダメじゃないよ。M子のアソコ……とろとろだよ。

――いやっ、言わないで。

 私は汗みずくの体をのたうたせました。

 隙間なく膣路にハマったペニスが、縦横無尽に行き来するたび、私は歓喜の悲鳴を上げてしまったんです。

 狂おしいほど愛しい女の悦楽の叫びでした。

瞳を見開き彼の顔を焼きつける

 その後も、彼はエネルギッシュに私を貫き、私もそれに応じるべく、彼の動きに合わせて腰を振りたてましたね。

 ギュッとつむりそうになる瞳を見開き、Rさんのセクシーな表情を焼きつけたんです。

 彼もまた、快楽に歪んだ私の顔をじっと見つめてきて……。性器をこすり合い、視線を絡め合う行為はこれほどまでエロティックなんだと感じて……もう死んでもいいとさえ思えるほど、愉悦の沼にどっぷりとハマったひと時でした。

 やがて、私の太ももがぶるぶると震えだしたんです。

――も……もうイキそう!

 私は身をよじりながら、迫りくる絶頂を告げました。

――俺もだ……ううぅ。

――ハアァ……イク、イクぅーー!

頭の中が真っ白に

 彼がひときわ激しく腰を打ち付けた瞬間、私の体が大きくのけ反りました。

 頭の中が真っ白になった刹那、ペニスが素早く引き抜かれたんです。

 ドクン、ドクン、ドクン――。生温かな精液が、私の乳房に噴射しました。

――ああ、すごい……。

 ドロリとした濃厚なザーメンが、乳房の膨らみからゆっくりと垂れおちていくのが分かりました。

 乳首もアソコもジンジンと痺れ、脈を打っていました。

 Rさんは、乳房にかかった精液をティッシュで優しく拭い、抱きしめてくれたんです。

――すごく、よかった。幸せだ。

 耳元で囁かれ、私も熱い吐息と共に『私も……』と答えたんです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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