相手はレズビアンじゃない?オナニー通話後に男性の声が…#3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-03-04 12:25
投稿日:2023-02-17 06:00

乳房の写真を求められたけど…

――リクさんから乳房の写真が送ってとリクエストがあった。その後のやり取りをお聞かせください。

「あまりの急展開に驚きです。顔写真の交換も、LINE電話も断られたのに、いきなりLINEオナニーですから……。ただ、私の中では『長身でスリム、奇麗めボーイッシュ美女のリクさん』という像が出来上がっていたので、トキめきや性的興奮のほうが大きかったですね。そして、乳房も美しくて……。

 で、肝心の私の乳房の写真ですが、正直、ためらいました。それは、写真の流出の恐れです。

 芸能人のLINEの流出などはしょっちゅう話題になっていましたから……。私は有名人ではありませんが、何かの拍子に写真が出回ってしまうことが怖かったです。

 この時点で私は顔出ししていませんが、安易に性的な画像を送るのは危険だという女性の心理、ご理解いただけますよね?」

「勇気がない」とやんわりと拒絶

――すごくよくわかります。

「なので、リクさんの乳房の画像を褒めつつも、私は『まだ送る勇気がない』と、やんわり告げました。LINEのやり取りは以下のようなものです。

 ――ごめんね……まだ送る勇気がないの。

 ――残念。Eカップって言っていたから、すごくエッチなオッパイを想像してるのに……どうしてもダメ?

 ――ごめんね……もう少し、仲良くなってから♥

 あえて「♥」をつけました。

 申し訳なさもゼロではありませんが、軽はずみな行動をして、後悔するのが怖かったんです。逆に言うと、リクさんはすごく大胆な女性だとも思いましたね。『タチの女性はネコの女性とは感覚が違うんだな』とも感じました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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