女っぷりが上がるワイン飲み会って?
「ルール多そう」
「恥をかきたくない」
「なーんもわからない(笑)」
ワインを飲む席って不安要素が多いですよね。今回はどんなワイン会でも安心して! 堂々と! リラックスしながら! おいしくワインが飲めるように『ワイン飲み会で貴女の株が上がる5項目』を伝授いたします♡
【1】ワイングラスの持ち方
・ステムありver.
ビールやサワー用のグラスと違い、ワイングラスには「ステム」と呼ばれる“脚”がついています。持ち運ぶ時、誰かに渡す時、そして味わう際には、このステム部分を持つのが基本です。
ワインが注がれたボウル部分を持ってしまうと、手の温度が中身に伝わり、提供時よりも温度が上昇。指紋がついて、ワインそのものの色も綺麗に見えにくくなってしまいます。
それに何より、ステム部分を持つ方が女性らしく美しい所作かと♡ 親指と人差し指でステムの中間あたりを持ち、薬指と小指はプレート部分にやさしく添えるとよりエレガントに見えますので、お試しください。
最適温度でおいしく、かつ優美に飲むためにも、ぜひステム部分を持ちましょう。
・ステムなしver.
ワインタンブラーなどと呼ばれるステムのないグラスも増えてきました。この場合はとくに決まりはないので、持ちやすいスタイルで♪
【2】ワインの注がれ方・注ぎ方
・注がれる時
テーブルに置いたまま注ぎ終わるまで何もしなくてOKです。理由は注ぐ側が安定した状態でワインを提供するため。お酌文化のある日本人はグラスを両手で持ち上げたくなりますが、グッと堪えましょう!
・注ぐ時
ワインは基本的に男性が注ぐものですが、女子会など貴女が注ぐ場面もあるでしょう。レストランなどではソムリエさんたちが、手の温度がワインに伝わらないように片手でボトルの底を持ち、ワインの「顔」であるエチケット(ラベル)がお客様によく見えるように注いでいますよね。
ですが、ボトルは女性の手だとなかなか重いので、無理して片手で底を持つ必要はありません。両手で持ってもルール違反ではありませんし、片手の場合はボディ部分を掴むようにしっかり持ってもよいのです。
大事なのは、溢れることなく、かつエチケットが手で隠れてしまわないように注ぐこと!
【3】注ぐタイミング
香りや味わいの変化を楽しむために飲み切ってから注いでほしいという人もいますし、そうでない人もいます。難しいですね(苦笑)。私はいつも、グラスにひと口ふた口くらい残っているタイミングで注ぐようにしていますよ♪
【4】ワイングラスを1種類買うなら
ファーストワイングラスとして、泡・赤・白すべてに対応できるステム付きグラスが一脚は欲しいところ。最低でも以下の2つをクリアしている形状がベストです!
1. ボウル部分が横に膨らみすぎていない
ボウル部分の膨らみが大きいと、空気とワインの接触面積が広いのでスパークリングワインの場合は炭酸がすぐに抜けてしまいますよね。大きすぎず・膨らみすぎず・細すぎないものを選びましょう。
2.グラスの厚みが薄い
ワインは唇を伝って口中へと運ばれるので、グラスが薄ければ薄いほど飲み口良し。ワインの温度がそのまま口中へと伝わり、適温で飲むことができます。
メーカーに迷ったら「RIEDEL(リーデル)」がオススメ! 私が長年通っていたワインスクールの先生方も薦めてくださったので、資格取得後、最初に購入したのはリーデルでした♪
【5】ワイン愛飲中の応急処置
様々な種類のワインを飲む際、銘柄に適したグラスをその都度用意できたらグッドですが、なかなか難しいシチュエーションも……。
同じワイングラスで違う種類のワインを飲む際、洗えなかった時の“応急処置”として「リンス」と呼ばれるテクニックがあるんです!
1. 飲み干して空になったワイングラスに、次に飲むワインを少しだけ入れます。
2. グラスを軽く斜めに傾け、両手で底からゆっくりとこぼさないように回し、内側に新しいワインを付けていきます。“上書き”するイメージでしょうか。
リンスをすることで、前に飲んでいたワインの風味が消えて、次に飲むワインの香りも味わいもしっかりと楽しめます♪ リンスしたワインは飲み切ってから、注いでくださいね。
ワイン飲み会が楽しみに…
いかがでしたか?
次回は「“ツウに見える”ワインの香り鉄板ワード」をご紹介したいと思います♡
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