性悪女の夫は黒ストッキングフェチ…倒錯プレイに溺れて #4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-12-06 15:59
投稿日:2023-11-24 06:00

倒錯的な挿入に欲情がエスカレート

 私は乳房を揺らしながら、大きく身を波打たせました。ストッキング1枚のみの倒錯的な挿入に、いつも以上に欲情して……。彼も同じらしく、繊維に包まれた太ももやヒップを撫でまわしながら、腰を打ちつけてきたんです。

 ズブズブッ! ズブブッ!

 猛烈な乱打が、彼の興奮を伝えてきます。

――ああ、すごい……ッ!

 私は怒涛の乱打のたび、体をのけ反らせ、ペニスの圧迫と摩擦に酔いしれたんです。

 先ほど舐められた爪先の唾液がひんやりと冷気に嬲られる淫靡さはもちろん、下肢を覆う繊維の締めつけも欲情をエスカレートさせていって……。

 たった1枚の繊維で、いつものセックスが様変わりすることを初めて知りました」

いきなりヒップを叩かれて

――続けてください。

「そのうち、彼に四つん這いになるよう言われました。私がベッドに両手両足をついて獣のポーズをとると、いきなり、彼がヒップを叩いてきたんです。

――ああっ!

 ストッキング越しのヒップを叩かれ、私の体が大きく波打ちました。

――すごくいい眺めだ。細い腰のくびれから続く豊満なヒップがエロティックだよ。

 そう言うなり、彼はワレメが引き裂かれたストッキングに手をかけ、さらにビリビリと破き始めて……。

――沙雪さん、今、右のヒップだけむき出しだよ。

 言いながら、左右のヒップを交互に叩き始めたんです。初めて知ったことですが、繊維1枚で音が全然違って……。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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