【個包装の鉄板手土産3選】220円~購入可、ちょっとしたお礼にも重宝

コクハク編集部
更新日:2023-12-26 06:00
投稿日:2023-12-26 06:00
 お世話になった方へのお礼、ホムパの手土産、実家・義実家への帰省、女子会の集まり…。年末から年始にかけて、ちょっとした贈り物をする機会が増えますよね。
 で、その都度慌てないよう、知っておきたいのが、頼りになるFOOD系の手土産。おいしいのはさることながら、おこだわりの条件をすべてクリアした“最適解”をご紹介します!

FOOD系手土産を選ぶ際の6つの条件

 皆さんそれぞれの気遣うポイントがあるかと思いますが、私的条件は以下の6つ。

1. 個包装になっているもの

 個包装は衛生面で安心。一度に食べきらなくてもいいしね。

2. 常温保存が可能

 自宅や店からホムパ先などに直行できる場合は冷凍や冷蔵ものもチョイスできるけれど、こちとら、会社員。平日終業後の会食や女子会では、職場のロッカーにステイさせる必要あり。

 渡した相手が持ち帰る際も常温で保存できるもののほうが、気を遣わせる必要が少ない。

3. 日持ちがするもの(賞味期限2週間以上)

 いくらあったも時間が足りない年末年始。なにかのついでに主要ターミナル駅のデパ地下で購入できたり、気が付いたときに通販でゲットしておきたいところ。

 もちろん、お相手が追われるように食べなくても済む心遣いも込み。

4. 形状が変わりにくいもの(溶けにくい、割れにくい)

 暖房のきいた冬場の室内。チョコレートソースでコーティングされたお菓子がデロ~ンとなってしまったら、嬉しさもおいしさも半減に。

5. 小ぶりで軽量

 単純に持ち運びがラクチン。これ大事。

6. 自分が食べたい

 これもチョー大事。

【1】守半海苔店の「特製のり茶漬」

 有名人気焼き鳥店の大将にいただいて以来、心を奪われ、時折購入している守半海苔店の「特製のり茶漬」。1袋220円(税込み・以下同)です。

 海苔茶漬けの素で220円!? はい、海苔茶漬けの素でいえば、かなりの高級品です、エルメス級です(あくまで個人的な感想です)。

 でも、封を開けて納得、食べて納得。ほかのそれとは一線を画すクオリティーで、間違いなく笑みがこぼれます。

 明治34年創業の東京・大森にある老舗海苔店の一品。1袋に海苔がこれでもか! と詰まった、“唯一無二”の海苔茶漬けです。

海苔の宝石箱や~

 お湯を注ぐと海苔が溶けて、海苔スープのよう。とにかく贅沢。上品なだし、なにより海苔本来のうまみが味わえます。そこにほんのりとした抹茶の風味、あられが食感のいいアクセントなんだなあ。

 仕事でへとへとで夕食をつくるのがおっくうな時、飲み会後のお夜食、リモートワークの昼食など、1袋あるととっても重宝。ごはん好きはもちろんのこと、ご褒美的な海苔茶漬は高確率で喜ばれます。

 JR大森駅から徒歩5分ほどの本店か、同駅近くの自動販売機にて購入可能。他の駅でも期間限定で自販機が特設される場合もあるとのこと。公式オンラインショップでも買えます。

 オンラインの最小単位は、5食分1100円~(箱入りの場合は1200円)。

【2】TEAPONDの「ティーバッグ」

 スタイリストの友人にもらい、まず見た目からノックアウトされちゃったTEAPOND(ティーポンド)の「ティーバッグ」。ジャケ買いならぬジャケ惚れしたのが始まりです。

 本店は東京の清澄白河で、都内には青山店と今話題の麻布台ヒルズに。ほかにも、大阪・梅田と京都・四条河原町にも実店舗がある紅茶専門店です。

 紅茶の専門店とあって、味や風味は織り込み済み。わたくし、茶葉ツウではありません。ジャケ惚れで購入してもいいですよね?

 お店でグラム売りしている茶葉を気軽に試せるティーバッグタイプは、1袋2パッグ入りで399円~。年末年始にはクリスマスブレンド、そしてニューイヤーズブレンドがあり、季節感も演出できます。

無料のラッピングサービス♡

 ちょっとしたプレゼント用とリクエストすると、無料でかわいくラッピングしてもらえるのがまた嬉しい。オンラインショップがありますが、ティーバッグ単体は店舗での販売のみのようです。

 プレゼントする人の顔や好みを思い浮かべながら、裏面に記載された茶葉の味わいや特徴、生産地をチェックしながら選ぶのは、至福の時――。

【3】ヨックモックの「シガール」

 もはや説明不要かもしれません。ヨックモックといえば、「シガール」。シガールといえば、ヨックモック。定番中の定番です。

 他のメーカーのものに浮気したこともありましたが、やっぱり、戻ってきてしまう安定のうまさ。バターのリッチ感、たまりません。老若男女問わず、安心してお渡しできます。

 1袋10本入り(800円)から購入可能ですが、缶入りであれば、割れる心配もほぼありません。20本入り1728円~。

思い出とともに

 おなじみの青い缶が自宅にあったという人も少なくないのでは。我が家も車通勤だった父親が、電車通勤の日に買ってきてくれた思い出の味です。今年の年末は天国に行ってしまった父の代わりに購入しました。

 今年はプティサイズのシガール(2種)とクッキー(2種)が入った花柄の缶に入った冬限定の詰め合わせ。母と、そして父も喜んでくれるといいな。

(編集O)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「コチュマヨツナの味噌キャベツ」マッコリと一緒に韓国気分
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに...
「山わさびのせ豚ロースステーキ」あくまでも中火でじっくり
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「澤」の西澤一暢さんに、さわ...
「長芋のチーズ焼き」意外な組み合わせとホクホク食感が新鮮
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
「定番のオム豚キムチ」ご飯が何杯でもいける“最強おかず”
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷の和食店「台楽おおた」の今井恵子さ...
「トンビ豆腐」豚の尾を“野菜だし”と3種の唐辛子でコトコト
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、...
「シラス山椒」爽やかな山椒が香る和風マリアージュの王道
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の割烹「銀座魚勝」の柳橋克彦さんに、和...
「ナスのひき肉詰めムサカ仕立て」余り食材がおしゃれに変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は広島市・鷹野橋駅の鉄板料理店「こぱん亭」の鬼頭典...
「ちくわの向こう側」えのき明太マヨがちくわにピッタリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の...
黄身を崩して絡めたらも~最高! 絶品☆新玉ねぎのサラダ
 旬が短いからこそぜひ食べてほしい「新玉ねぎ」。通常の玉ねぎより水分を多く含んでいて辛みが少なく、柔らかな食感なので、生...
ぐっち夫婦 2020-04-28 15:10 フード
「クロスティーニ」あらびき肉とクリームチーズのハーモニー
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回はミシュランの「ビブグルマン」にも選ばれた、東京・...
「マラケシュのポテサラ」4種のスパイスが食欲を刺激する!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神保町のバル「Bal Marrakech」...
「ナスの生姜焼き」甘じょっぱいタレはだれもが好きな味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の居酒屋「酒井商会」の酒井英彰さんに、...
「ハッスルたらこ」お酒と白飯がグイグイ進む危険なおつまみ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前の「ごはんやパロル」の桜井莞子さんに...
「チーズの葉わさび和え」ダイエット中の人にもお勧めしたい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の和食店「酒と肴 類」の菊岡正輝さん...
「大山鶏山椒煮」抜群の素材の味を引き出すシンプルな味付け
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「がっしょ出雲」の野津宏太さん...
「サバと大根の湯揚げ」醤油とバルサミコのポン酢ソースで
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は山形・鶴岡のイタリアン「アル・ケッチァーノ」の奥...