内縁妻の抵抗。父の罵倒、引き裂かれリモートオナニーでエクスタシー #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-06-21 13:49
投稿日:2024-06-14 06:00

両乳房を揉みこねて

 私は手で乳房を包み、やわやわと揉みしだいたんです。

――今、私の乳房を捏ねまわしているのは正樹さんの手よ。

 そう言うと、さらに大胆に両乳房を揉みこね、指先で乳首を摘まみ上げました。

――ああ、たまらないよ…。

――私も…正樹さんに触れられていると思うと、乳首だけでイッちゃいそう。

 私は摘まみ上げた乳首を、唾液で濡らした指先で上下左右にはじきました。乳首が照明を反射してぬめり、自分で見てもエロティックで…。

 そして、再びヴァギナに指を差し入れたんです。

――正樹さん、今、2本指でアソコを掻きまわしてるの。見える?

 私は指を鉤状(かぎじょう)に折り曲げ、Gスポットを中心に、粘膜を掻きこすったんです。はしたない水音は、ピチャピチャと音量を増す一方です。

――見えるよ。真っ赤な粘膜も、興奮に逆立つ陰毛も…。あ、クリトリスがすごく膨らんでる…。

 こうして、乳房やヴァギナを見せつけながら、リモートオナニーを続けたんです。

 どれくらい経ったでしょうか。

――千鶴…もうイキそうだ。

女の焦り…「体でも繋ぎとめておかなくては」

 彼が切羽詰まったように告げました。

――私もイキそう…シーツが愛液でぐしょぐしょ…ああっ、もうダメ…イク…ッ!

――俺もだ…おおおぅおおっ!

 私の体が大きくのけ反って痙攣した時、彼も射精したようです。ハアハアと2人の息遣いがスマホごしに聞こえて、頬を紅潮させた顔が映し出されました。

――正樹さんと一緒にイッて嬉しい…。

 離れていてもこうして繋がっている幸せを噛みしめました。それからというもの、時々、リモートオナニーをするようになって…。

 彼との愛は決して揺るぎないと信じたい。同時に『体でも繋ぎとめておかなくては』という女の焦りが、さらに私を大胆にさせました。

 私は両親に内緒でアダルトグッズを入手し、ヴァギナに出し入れする様子や、フェラチオする姿を見せるようになったんです」

 続きは次回

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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