51歳だけど結婚する気はあるの? “高齢”独女に未来の夫と家族は必要か

mirae.(みれ) ライター
更新日:2025-02-24 09:58
投稿日:2024-12-16 06:00
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんでいますが、SNSを中心に婚活活動をしている人たちのアカウントを見て思うことがあります。結婚するために出会い活動を頑張る中で、なかなか理想の出会いがなくつらい思いをしている人もチラホラ…。
“結婚しないと自分は不幸な人間”という固定観念に縛られているようにもみえますが、果たしてそうなのでしょうか?

51歳独女も婚活をしていた

 東京都主催の婚活イベントに興味を持ったように、結婚をしたくないわけではありません。むしろ一緒に生活していきたいと思える相手が見つかれば、結婚したい思いはあります。

 しかし“どうしても結婚したい~~!!!”というような必死な思いはもうどこかに行ってしまいました。

 そんな私も約20年前の30代前半のころは、結婚を目指して婚活をしていました。当時は出会い系のサイトはあったものの、気軽に使えるアプリはなく、今ほどカジュアルに出会える機会はありませんでした。

 どちらかというと、結婚相談所が主催する婚活イベントや「街コン」などで出会うという形が多かった気がします。


【こちらもどうぞ】東京都主催の婚活イベントに興味津々!慎重な50歳独女ライターのハードルを下げた4つの理由

婚活女性が集まって男性の品評会

 同じように結婚相手を探している同世代の女性たちとの情報交換も積極的に行っていました。月に2回ほど都内のカフェなどに集まり、自分たちの近況を共有するような会でした。今月は何人の男性に会ってデートをしたか、どんな人だったかなど、進捗を話すのです。

 女性が複数人集まれば男性の品評会みたいになってしまうもの。あの男性のここが良かった、悪かった、食事をどんなお店で奢ってくれた…といった話に発展してしまうのです。

 まだ出会ってまもない相手を評価するという行為が私はどうも好きになれず、そういう婚活に疲れてしまい、遠のいて行ったのです。

 結婚することに必死になってギラギラと欲望丸出しになっている女性たちにも違和感を覚え、「自分とは求めているものが違うのかも」という思いに至り、婚活自体をやめてしまいました。

結婚ってなんのためにするの?

 婚活で知り合った女性たちを見ていて思ったのは、「結婚ってなんのためにするの?」でした。

 彼女たちの結婚の目的はさまざま。それこそよくある「親を安心させたい」「子供が欲しい」を筆頭に「もう働きたくない。専業主婦になりたい」、「既婚者という肩書きが欲しい」などなど…。

 しかし、私にはそのどれにも違和感があったのです。

 その時知り合った女性たちは、婚活を経て全員が結婚していきましたが、SNSでは毎日のように夫の愚痴や姑との文句を垂れ流し。中には数年で離婚した人もいますし、不倫に至った人もいます。

不幸になる確率が高いくらいなら結婚しないほうがマシ

 そんな姿を見て、「結婚しても不幸になるなら、結婚しないほうがいい」と思うようになり、「もしかしたら私は結婚したいわけじゃないのかも」と気付いたのです。

 SNSに流れてくる婚活アカウントでも、彼女たちと同じような“他人軸”な理由で活動している人が多いと感じます。そんな気持ちで結婚相手を探すのは疲れませんか?

 前向きな気持ちで活動できない時は、間違った判断をしがち。今一度自分がなぜ結婚したいのかを“自分軸”で考えて欲しいなと、老婆心ながら思ってしまうのです。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


恋愛のリミットは3年!? ドキドキを持続させる6つの方法♡
 大好きな彼にドキドキしている時って、本当に幸せですよね。「この気持ちが永遠に続きそう!」なんて思ってしまうのが乙女心で...
孔井嘉乃 2019-08-25 06:00 ラブ
女性は敬遠しがちも…ケチな割り勘男こそ“優良物件”のワケ
 独身の女性はよく「いい男はみんな結婚しちゃって……」と嘆きます。そういう女性が求める「いい男」の条件は、背が高い、顔立...
山崎世美子 2019-11-14 19:23 ラブ
深夜いきなりアポも…イケメンからの“要注意LINE”の特徴3つ
 イケメンは国宝、天然記念物。イケメンからのLINEは、たとえ目の前にそのイケメンがいるわけでもなくとも胸が高なるのが女...
ミクニシオリ 2020-02-26 20:23 ラブ
最強の婚活戦略は「私、結婚しなくてもいっか!」から始まる
 男性が結婚相手に求める条件で、この数年で最も変わったものはなんだと思いますか?  それは「自立した女性」です。「...
しめサバ子 2019-08-23 06:00 ラブ
離婚後に正体を現したモラハラ夫…志穂さんのケース#5
 こうして志穂さんは引っ越し、就職活動を始め、小さな広告代理店にコピーライターの職を得ました。何が何だかわからないままに...
神田つばき 2020-01-11 07:02 ラブ
これって潮時? 別れを考え始めたら確認すべき5つのポイント
「半年付き合ってきたけど、なんだか最初に思っていた人とはだいぶ中身が違った……でもせっかくスペックが高い人と付き合えたの...
七海 2019-08-23 06:00 ラブ
セクシーか?NGか? 男性の心をつかむ夏のモテファッション
 連日30℃を超える夏の暑さは憂うつですが、それでも夏にしかできないことは盛りだくさん。せっかくだから、楽しみたいですよ...
七海 2019-08-22 06:00 ラブ
「内面を見て」と語る男に限って…モヤモヤした違和感の正体
 男女問わず恋愛においてよく発言されているセリフが「内面を見て好きになってほしい」というお言葉。  はい、おっしゃ...
しめサバ子 2019-08-22 06:00 ラブ
サシ飲みデート…さりげない“今日お持ち帰りOK”アピール4つ
 だんだんと過ごしやすい夜が増えてきましたね。こういう時期が、一番「今日はお持ち帰られたい……」という気持ちになっちゃう...
ミクニシオリ 2019-08-22 06:00 ラブ
なぜ恋人ができない? 非モテ女子脱却のためにすべきこと5つ
「恋愛なんて所詮はキラキラしてる女子の特権。地味で冴えない私にはそんな贅沢は起こらない……」 「自分はいわゆる女を...
七海 2019-08-21 06:00 ラブ
「男性=恋愛対象」に? 男友達ができない女性のタイプ3選
「男女の友情は成立するのか否か?」というテーマについて、誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?でも、なぜだか...
リタ・トーコ 2019-08-21 06:00 ラブ
アラサー女性は知っておきたい 婚活を卒業できない女の特徴
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第12回は、女性からのアプローチについて。30歳を超えると明らかにマーケットが変わ...
山本早織 2020-05-20 11:23 ラブ
体の相性は事前に分かる! チェックするべき7つのポイント♡
 大人の恋愛で避けて通れないのが「体の相性」。こればっかりは試してみないと分からない。と思う方も多いと思うのですが、でも...
リタ・トーコ 2019-09-01 09:06 ラブ
早く立ち直るために! 失恋をしたら試すべき心の癒し方5つ
「覚悟はしてたけど、やっぱり彼と別れることに。胸が痛くてたまらない」「何度経験しても別れには慣れない。あんなに好きな人は...
七海 2019-08-19 06:26 ラブ
超年下男性を彼氏にするのはこんなタイプの女性なんです!
 ついに国の統計でも夫が11歳以上年下という夫婦の比率が0.8%に達し、どんどん1%に近づいています(厚労省「人口動態調...
内藤みか 2020-02-21 18:03 ラブ
晩婚派?早婚派? 若い2人が結婚すると起きる幸せなこと5つ
 現代の日本は晩婚化が進んでいるようです。ところが類は友を呼ぶのか、18歳で最初の結婚をした筆者の周りは、同じように10...
東城ゆず 2020-02-21 18:38 ラブ