恋愛市場で力尽き果て…婚活に疲れたら試すべき4つの対処法

七海 ライター
更新日:2019-08-14 06:00
投稿日:2019-08-14 06:00
 どんな方法で婚活をするにしても、恋愛市場に立っているとどうしてもエネルギーを使います。どんな人でもいつかは「しんどいな」「もうやめたいな」と思ってしまうもの。
 相手を見定めるのも、自分が値踏みされるのも、もううんざり! だけど恋も結婚も諦めたくない、そんな婚活疲れ女子のあなたに、まず試してほしい対処法をご紹介します。

SNSからいったん離れてみる

 婚活市場から一旦休憩するのであれば、SNSからいったん離れることをおすすめします。

「フェイスブック見てたら、昔よく遊んでいた高校の友達が赤ちゃんを産んでた……みんな堅実に人生を進めているんだと思ったら涙が……」

「友達がツイッターで愚痴と見せかけて旦那の惚気をマウンティングしてくるのがうっとうしい。私って心が狭いのかなあ?」

 さまざまな人の生活がむき出しになるSNS。もちろん、癒されたり励みになったりすることもあるかもしれませんが、婚活で疲れているときには“毒”になる可能性が高いです。

「結婚してる友達の幸せがタイムラインを埋めていて辛い」

「元彼の今なんて見たくないのに、気になって傷口を広げている自分がいる」

 そんなことで余計な時間を使って自分の心をすり減らしてしまうのはもったいない!

 ヘビーユーザーにとってはかなり勇気が入りますが、一度、LINE以外のSNSをきっぱりとアンインストールするかログアウトして、目に触れないようにしましょう。

 他人の人生にではなく、自分の人生に集中することの方がよっぽど有意義だと思いませんか?

独身仲間と思いっきり遊ぶ

 結婚した友達、子供がいる友達、離婚した友達、彼氏がいる友達……大人になると友達の種類も変化してきます。

 既婚の友達や彼氏がいる友達と遊んで「はぁ、もう帰りたいなあ」と思いつつも、愛想笑いを浮かべて時間を過ごした苦い経験がある方も多いのでは?

「ノロケばかり聞かされて、キャリアをバリバリに積んでいることに嫌味を言われた。こうなると、張り合って私も嫌味で返しちゃって、後から自己嫌悪……」

「友達の幸せを心から喜べない自分がイヤになります。どうしてもひがんじゃうから、友達もノロケづらそうで申し訳なかった」

 独身仲間と遊ぶことで、そんなストレスから解放されます。同じ境遇の友達であれば、幸せ自慢やノロケ、結婚の愚痴を聞かされてうんざりすることもありません。

「女が1人で生きてて悪いか〜!」

「誰も結婚できなかったら、それぞれの喪主やろう! おそろいの老人ホームに入ってさ」

 恋人がいない妙齢の女性はこの世で自分だけなのでは……? 婚活でうまくいかないと、だんだん視野が狭くなって辛くなってしまいますね。なので、独身仲間と定期的に会って「そんなことないか」「みんな同じだよね」と安心することが大切です。

 既婚の友達の前では言いづらい婚活の愚痴も、独身仲間なら共感してくれるはず。フリー同士で情報交換することで、もしかしたら良い縁が巡ってくる……かも!

仕事にとことん打ち込んでみる

「結婚したらどうせキャリアプラン変わっちゃうし」「子供ができたら出世コースから外されちゃうから……」

 結婚のことが頭にあるとキャリアプランを自由に思い描けず、仕事や出世へのモチベーションも曇ってしまいます。

 婚活のことはいったん棚上げにして、思いっきり仕事に打ち込んでみてはどうでしょう。

 コンペのための企画を一所懸命立てたり、後輩の育成に励んだり、資格を取って昇給や昇格を目指したり……。

 仕事に熱中することによって婚活の余計なプレッシャーやストレスを忘れることができます。

 独身時代にしかできない、と思うと仕事への愛着がより深まるかもしれません。

趣味に時間とお金を投資する

 あなたの大好きな趣味はなんですか? 最近、思う存分その趣味を謳歌することができていますか?

 婚活を休む、となると一気に時間に余裕ができます。

 そのときに本当に何の予定もない、となると「ひとり」「孤独」を感じてしまい、「私、一生このまま寂しく一人で死んでいくのかな……」と自己嫌悪に陥りかねません。

 孤独を感じないためにも、思いっきり趣味に時間とお金を投資してみては。

「宝塚が大好き! でも、男受けが悪いだろうから婚活しているときは封印して、カフェ巡りが趣味ってことにしてた。本当は舞台に行きたくてうずうずしてたんだ」

「ひさしぶりにヲタ仲間とアニメイトに行ってグッズを買いあさって聖地巡礼したいな」

 趣味じゃないモテ服に無難なモテメイク……なんて制服のようないでたちをしていたら、就活生と同じですよね。自分が好きな格好をして、お気に入りの靴を履いて、誰かの目や世間体を気にせず、自分の好きなことに勤しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

 私自身、義務のように日々男性とデートする婚活ざんまいの日々を過ごしています。

 けれど、「ちょっとイイかもと思っていた男性と付き合えなかった。また同じ作業を一から始めると思うと憂鬱」なんて、陰鬱で暗い気持ちになることもたびたびあります。

 かといって、潔く婚活市場から背を向けて独身人生を疾走するほどの覚悟もない。子供も欲しいし、結婚式を挙げて両親を喜ばせたい。

 それなら、一度休戦することをおすすめします。

 思いがけない縁がそこに落ちているかもしれないし、気分転換をすればまた「素敵な人とデートしたいなあ」と恋へのモチベーションがむくむくと湧き上がるかもしれません。

 力を蓄えてからでも、婚活の土俵で再び戦うのに遅すぎるなんてことはありませんから。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


幸せな再婚をするために…事前に考えておくべき3つのこと
 離婚する夫婦が増えていますね。現代の日本では、再婚は珍しいことでもありません。しかし、一度目の結婚で現実が分かっている...
東城ゆず 2019-07-01 06:13 ラブ
新婚なのにケンカが絶えない 悩める夫婦が試すべき3つのこと
 新婚といえば、甘いラブラブな雰囲気を想像する人も多いはず。しかし、これまで違った環境で過ごしてきた男女が、一つ屋根の下...
東城ゆず 2019-06-30 06:00 ラブ
アイツと経験した女子はNG…男子のお付き合いフィルターとは
 女子の皆さん! 要注意です! その男とは関係を持ってはいけません! 関係を持つとあなたの今後の恋愛活動に悪影響を与えて...
しめサバ子 2019-06-30 06:00 ラブ
モテ女子に学ぶ上手なボディタッチの方法!効果UPのひと工夫
 モテ仕草の定番でもある「ボディタッチ」。「気になる人と話すだけでもドキドキするのに、触るなんてとても無理!」なんて思っ...
夫の父親である「舅」をたぶらかし…意のままに操る鬼嫁たち
 あざとい性分のお嫁さんには、夫の父親である“舅”をたぶらかし、世の夫や姑をモヤモヤさせている女性もいるようです。  ...
並木まき 2019-06-29 06:00 ラブ
彼女と結婚しよう…彼氏が決意するちょっと意外な4つの瞬間
 周囲の友人たちが結婚していったり、出産ラッシュを迎えると、なんとなく焦る人も多いですよね。それほど、結婚への憧れは強い...
東城ゆず 2019-10-24 20:44 ラブ
いざ結婚もフタを開けたら…国際結婚は想像以上に大変だった
 私自身を含め、日本夫×台湾妻による夫婦間の文化のずれは、それぞれの家庭や性格によって様々なのですが、今回は私や友人ら約...
インリン 2019-06-28 06:01 ラブ
愛情なんて込めません!鬼嫁たちの知られざる食卓事情とは?
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちには「夫に愛情を込めた料理なんて、食べさせるつもりはない」とばかりに、手抜きしまくりの食事になっ...
並木まき 2019-06-28 06:00 ラブ
“恋愛あるある”から学ぶ「恋愛で幸せになる」女性の考え方
 好きな人ができた、なんと彼と両思いらしい。誰もが有頂天になる瞬間です。これからの甘い恋を想像するだけで、自分が満たされ...
東城ゆず 2019-06-28 06:00 ラブ
ダメなら諦める? 返信を待ち続ける女が取るべき最終手段3つ
 LINEに既読がついているのに、待てど暮らせど彼からの返事が来ない。そんな時、いつまでも待ち続けてしまう女性がいます。...
内藤みか 2019-06-27 06:09 ラブ
重い女性と一途な女性の違いはたった1つ! あなたはどっち?
 あなたは「重い女性」と「一途な女性」の違いを挙げるとしたら、なんと答えますか? この2タイプの線引きはとても難しいです...
孔井嘉乃 2019-06-27 06:00 ラブ
夢みたいな新婚生活に落ちた黒い影…志穂さんのケース#1
「あれって結婚だったのかなと、今でもよくわかりません。ただ、当時の日常を思い出すとムカムカして、吐いてしまうこともあるん...
神田つばき 2020-01-11 07:03 ラブ
都会暮らしの普通の女がいい女よりもいい出会いを増やす方法
「都会の女は出会いが多いでしょ」。田舎の友達からそう言われることはあるけれど、「良質な出会いがあるわけじゃない」と、そう...
ミクニシオリ 2019-06-26 06:00 ラブ
男女の喧嘩で話し合いが失敗するなぜ? 最新脳科学にヒント
 男女の違い……それは、人類が理性を獲得してからの永遠のテーマです。そこに起因した“すれ違い”がとくに顕著となるのが、男...
しめサバ子 2019-06-26 10:10 ラブ
「私の何が悪いの?」婚活がうまくいかない原因は思考にある
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第8回は、婚活が上手くいかずこのまま諦めた方がいいのでは……と悩んでいるあなたへ、...
山本早織 2019-06-25 14:06 ラブ
私とどっちが大事?筋肉男子と付き合うメリット&デメリット
「筋肉にうっすら浮かんだ血管が好き♡」「割れた腹筋に顔を擦り付けるのが刺激的で好き♡」と、男性の筋肉を愛する女性は増加傾...
しめサバ子 2019-06-25 06:00 ラブ