アラフィフになって“恋愛圏外”だと実感。そんな女性2人がシニアコミュニティーに参加したら…

内藤みか 作家
更新日:2025-03-13 06:00
投稿日:2025-03-13 06:00
「アラフォーになったら女として見てもらえなくなった」という声をよく聞きます。アラフィフになったらなおさらで、女磨きに力が入らなくなってくる人も。

 しかし意外なところにモテは残っていました。それは、シニアコミュニティーです。

日本人男性はやはり若い女性が好き?

 女性はアラフォーになると、今まで途切れなかった恋愛に途切れが出てくる人が急増します。彼氏なしの期間が生まれてしまうのです。

 先日はタレントの田中みな実さん(38)も、自分がもう恋愛対象ではないと感じてショックだったとコメントされているほど。

 特に日本人男性は若い女性を好む傾向があるため、熟女に目が行かなくなる人が多いと思われます。

 最近は綺麗な40代-50代も増えたので、何歳でも構わないという男性も出てきましたが、数としてはまだ少数派です。

【こちらもどうぞ】増えるアラフィフからの婚活。60代男性とお見合いした50代女性が悟ったことは?

シニアコミュニティーで大歓迎される

 地方都市に住むアラフィフのSさんは、住んでいるマンションの自治役員になったことをきっかけに、会長さんからシニアカラオケサークルのお誘いを受けました。カラオケ好きなSさんは、気が向いた時だけ参加してくれればいいからと言われたので、入会してみたのです。

 会合場所のカラオケルームには、70代や80代など、想像以上の年齢層の男女が10人ほどいて、楽しそうに歌っています。そこでSさんは「若いね」「まだまだ人生楽しめるね」などと大歓迎されたのでした。

 恋愛市場ではモテが減っても、シニアから見たら十分若々しいのです。

LINE交換を求められ、カラオケデートの誘いも

 カラオケ後の飲み会では、我先にとSさんの隣にシニア男性が座りたがり「LINEの交換をしよう」と持ちかけられました。なかには「今度2人でカラオケデートしよう」などと誘ってくる80代も。

 アラフィフが若いといわれる世界がここにあったのか、とSさんは驚きましたが、ほとんどの男性メンバーは奥さんがいます。トラブルになったら面倒なので、個人的な関わりは控えているということです。

 しかしメンバーの一部は配偶者と死に分かれているため、不倫にはなりません。それなら誰にも叱られないだろうとは思うのですが、高齢者とデートするというのはSさんにとって未知の経験のため、少し様子を見ているのだとか。

老人ホームでは最年少

 アラフィフを通り越してもうすぐアラカンとなるNさんは、親の代から住んでいた自宅が老朽化し、建て替える気力もなく、老人ホームへの入居を検討しています。実は老人ホームは55歳から入居できるところもあるのです。

 ずっとおひとり様だったので、老後に一軒家でひとり暮らしというのは心細いというNさん。朝昼晩と食事が出るし、何かあったら看護師も常駐している老人ホームに入居したほうが安心できると考えたのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


パートナーにすべきは「優しい男」か「話し合える男」か?
 優しい人――。これ、パートナーに求める極めて大事な条件ですよね? 優しい人がいい、という点では誰も異論はないと思います...
しめサバ子 2019-10-24 20:54 ラブ
一本ずつ断ち切られた“人間関係の枝” 美沙さんのケース#3
 職場の人間関係を断ち、自分だけに服従するように仕向けたモラハラ男・健斗。眠る時間を削られて、美沙さんは仕事に対するやる...
神田つばき 2020-01-11 07:07 ラブ
夜は拒否、スマホ三昧…猫をかぶっていた“豹変型”悪妻の怪
 結婚するまでは猫をかぶっていて、入籍を済ませた途端に本性をあらわす鬼嫁もいるようです。そんなえげつない鬼嫁の実態を、魑...
並木まき 2019-04-27 06:00 ラブ
2019年、令和はどこで出会えばいい?最新出会いスポット3選
 平成のうちに結婚しちゃおう!なんてことで「平成ジャンプ」なんて言葉がにわかに流行していますが……。年号に合わせてさくっ...
ミクニシオリ 2019-04-27 06:00 ラブ
財源は彼女? 実はヒモ…“自称IT起業家”の知られざる生態
 華やかなイメージと、西麻布、六本木、恵比寿、銀座といった繁華街でシャンパンを嗜み、遂には有名女優との交際というニュース...
しめサバ子 2019-05-09 13:54 ラブ
離婚成立で「おめでとう!」と祝福を受けた悪妻との別離3選
 離婚を経験した男性たちから話を聞くと、それはそれは壮絶なエピソードも珍しくない実態に驚き。  魑魅魍魎(ちみもうりょ...
並木まき 2019-04-25 06:00 ラブ
4年以上の長い春…別れる前に知っておきたい理由別対処法
 4年以上の長い春に別れを告げたいものの、「後悔するかもしれない」と、結局ずるずると関係を続けてしまっている方は多いでし...
孔井嘉乃 2019-04-24 10:33 ラブ
恋愛マスターは何を語る? くじら式恋活パーティーに潜入!
 4月某日、コクハクで「#ザン恋」を連載中の田中絵音さんから連絡があり、「うちの日本合コン協会主催でちょっと面白いイベン...
恋愛テクニックを磨く前に…自分プレゼンテーションの極意
 巷にはさまざまな恋愛テクニックがあふれています。「ギャップを演出しよう」「ボディタッチしてみよう」。はいはい、そんな小...
しめサバ子 2019-04-23 06:00 ラブ
大人マザコンとは? 母親思いの男性が結婚相手に最適な理由
 よく母親の話をする彼の様子を見て、「もしかしてマザコン!?」と、眉をひそめる女性は多いよう。でも実は、本当はマザコンで...
孔井嘉乃 2019-04-23 06:00 ラブ
女性必見! 恋愛リアリティー番組「オトシアイ」が刺さる
 最近のAbemaTVは恋愛リアリティードラマの宝庫です。高校生がLINEのやりとりで恋をする「アオハル♡LINE」や年...
内藤みか 2019-04-22 06:00 ラブ
離婚後も嫌がらせを…男が頭を抱える「元鬼嫁の悪あがき」
 鬼嫁と晴れて離婚に至ったとしても、別れたあとに、想定外の「悪あがき」に遭うこともあるようです。  魑魅魍魎(ちみもう...
並木まき 2019-04-22 06:00 ラブ
二人きりの世界に閉じこめる悪魔のテク 美沙さんのケース#2
 飲み会で帰宅が遅くなっただけで、口をきいてくれなくなった年下の彼氏。目さえ合わせてもらえない日が続いた、7日目の朝でし...
神田つばき 2020-01-11 07:08 ラブ
冷めない恋愛をする女性の3つの共通点…終わらない恋の秘訣
「腐れ縁!」なんて苦笑しながらも、不思議なくらい冷めない恋愛をしている女性っていますよね。恋愛には賞味期限があると言われ...
孔井嘉乃 2019-04-21 06:00 ラブ
料理が苦手でも大丈夫! 彼氏のママを超える料理のポイント
 付き合い始めてからいずれ訪れる、「彼氏に料理を振る舞う」というミッション。普段、自炊をしているならまだしも、料理が苦手...
孔井嘉乃 2019-04-20 06:00 ラブ
未来を暗示していた? 結婚初夜のアンビリバボーな出来事3選
 結婚初夜は本来どんなカップルにも、スイートでロマンティックな夜になるべきはずの時間。ところが、世間にはそうはいかなかっ...
並木まき 2019-08-26 12:17 ラブ