LINEが長すぎ!女子大生を困惑させたガラケー世代男の文章

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2019-09-10 06:51
投稿日:2019-09-10 06:00

二回り年下の女子大生との年の差恋愛

 愛ちゃんにとって二回りも年上で、社会人として成功している大蔵さんは「もう尊敬しかない」というイメージ。連れて行ってもらったお店もすごく美味しくてサービスも良いし、後から調べたら星付きのお店だし、絶対自分では行けない高級店。仕事の話もしてくれて、とても刺激的だったようです。

 そんな雲の上の存在のような大蔵さんから、「付き合ってほしい」と言われた時には一瞬頭が真っ白になったけど、興味本位でOKの返事をした愛ちゃん。ちょっと年齢が上すぎて、正直まだ恋愛感情はなかったけど「付き合っているうちに好きになるだろう」と思っていたようです。

 そして、素敵な食事デートが2回、3回、5回と回を重ねていきました。

 デート自体はいつも素敵なところに連れて行ってくれて、もちろんご馳走してれるし、大蔵さんが優しくエスコートしてくれるので文句なし! いつも楽しんでいた愛ちゃん。

 会っている時は良かったんです! ただ、どうしても違和感を感じてしまうのが、会っていない時の連絡……そう、LINEでのやり取りでした。

LINEで感じたジェネレーションギャップとは?

大蔵さんのLINEの文章は、ちょっと独特。特徴はこんな感じでした。

1. 文章が長い(1回のLINEにつき平均3スクロールしてやっと読み終える長さ)
2. 文末に絵文字が2〜3個、連チャンすることがある
3. 長文LINEの後に、スタンプが2個送られてくることも
4. 何かを説明したい時は、他のサイトから引用してリンクを貼ってくる
5. 返事が遅れると、「今の読んだかな?」と催促のLINEが来る

などなど。大蔵さんはSEだから、「LINEもプログラミングみたいに長文になっちゃうのかな?」と思っていた愛ちゃんでしたが、パーティーで知り合った30代のお姉様にLINEの文面を見せて相談すると……。

「あぁ、この男はガラケー世代でしょ? 文章長いし、絵文字は沢山使えば女子が喜ぶと思ってて、スタンプの使い方もイマイチわかってなさそう(笑)」とのこと。女子大生の愛ちゃんは、ガラケー時代がどんな感じだったのかさえ知らない年代なので、ただただジェネレーションギャップを感じてしまいました。

 そして、付き合ってから何度もデートしているのに、大蔵さんに対して未だに恋愛感情を抱けていないことにも気付き、ついにデートに行くのが嫌になってしまって「今日は熱が出たので、行けなくなりました。ごめんなさい」とLINEを送り、当日ドタキャンしてしまいます。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


結婚相談所でうまくいかない女性が見直すべきポイント3つ
 結婚相談所でありがちなのが、「お見合いをこなせばこなすほど、うまくいかない」という事態。結婚相談所のブラックホールにハ...
孔井嘉乃 2019-04-03 06:00 ラブ
高級外車男と高級時計男…女性にとってヤバいのはどっち?
 皆さんの周りにも、おそらく一人くらいはいるのではないでしょうか?やたらと高級品を身に着けたがる「高級○○男」。彼らの中...
しめサバ子 2019-04-11 16:42 ラブ
【お菓子作り編・上】ファビュラスな男性はいるのか?
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:25 ラブ
彼もその気に…イケメンを綺麗な“男の娘”に変身させる方法
 最近は女装をたしなむ男性も増えてきました。華奢な体つきの男性が女装をすると、女性が負けたと思うくらいの美しさを放つこと...
内藤みか 2019-04-01 07:13 ラブ
元嫁は疫病神? “離婚”で人生が好転した男性のコクハク3選
 離婚を推奨する気は毛頭ありませんが、世間には、離婚したことにより、結婚していたころよりも、明確なハッピーを実感している...
並木まき 2019-03-31 14:04 ラブ
あげまん学入門 #1 感情のコントロールで「キレない」女子に
 せっかくお付き合いに発展しても、男性にとって「この女、ないわ」と思われてしまうのは避けたいところ。どうせなら、付き合っ...
しめサバ子 2019-03-30 06:00 ラブ
不倫が怪我の功名に? 夫の罪悪感を吹き飛ばす“妻の奇行”
 浮気をする男だって、人間ですから「妻への罪悪感はない」と言えば嘘になる人が大半。しかし世間には「妻の言動をキッカケに、...
並木まき 2019-03-29 06:00 ラブ
洗面台にはAesopのソープ “美意識高すぎ男子”との疲れる恋
「インスタで見掛けるオシャレカップルに憧れる!」なんて言う女子も多い昨今。映える彼氏にも落とし穴が!? 日本合コン協会...
田中絵音 2019-03-27 06:00 ラブ
婚活女子の“落し穴” これが婚期を逃す「女子力」の上げ方
 結婚につながる恋コラム第2回は、付き合いたい男性をゲット出来ている女性と婚活が長引く女性の「女子力」の上げ方の違いにつ...
山本早織 2019-03-26 06:00 ラブ
彼が来ても安心 “お家デート”で好感度アップの必勝テク3選
 彼が初めてお家に来にくるというイベントは、きっとどこかのタイミングで訪れることでしょう。そんな時こそ、できるだけ彼のあ...
しめサバ子 2019-03-25 08:11 ラブ
女性はここに注意「SNSセクハラ」対策…曖昧な対応は逆効果
 ツイッターやフェイスブックなど、SNSをやっている女性に付き物なのが男性からのセクハラメッセージ。一体どうしたら来なく...
深志美由紀 2019-09-27 06:53 ラブ
おすすめ! FBS福岡放送の「イケメンに告白する」番組が熱い
 地方局の番組もネットで観られる時代となりました。熱の入った良い企画がいろいろありますが、おすすめはGYAO!で視聴でき...
内藤みか 2019-03-22 08:56 ラブ
男性を恐怖に陥れる…「メシマズ女」の背筋が凍る語録3選
 世の中には、いろんな意味での“怖い女”が存在するようです。悪い女なら「魔性の女」などと名誉な称号が与えられる余地もあり...
並木まき 2019-03-22 08:55 ラブ
男子の「支えたい」を刺激する ダメ恋愛エピソードの伝え方
 あなたの周りにもいませんか?「不幸な女子が好き」という男子。  ものすごく貧しかったり、不治の病に冒されたヒロイ...
しめサバ子 2019-03-20 06:00 ラブ
【渋谷編・下】すすきのボーイと二次会へ…男友達ゲット?
 すすきのボーイとスクランブル交差点のTSUTAYAで待ち合わせる。お腹が減っていたので、まずはご飯を食べることになった...
高輪らいあん 2019-05-13 16:26 ラブ
超年上女性を彼女にするのはこんなタイプの男性なんです!
 最近は男性が年上の女性と交際することが目につきます。女性が30〜40代で男性が20代というカップルなど、年の差が10歳...
内藤みか 2021-04-24 08:00 ラブ