毎朝ビューラーでまつげをもちあげてマスカラをつけて、という作業はすごく面倒くさいですよね。だからこそちょっとした贅沢としてマツエクを利用しているのに、なぜだか盛れない! 理想と違う! ということがあります。
よくある失敗パターンと、理想通りの仕上がりにするための注文のコツをご紹介します。
マツエクしてるのに逆に可愛くなくなってしまうパターンとは?
薄めの顔で、奥二重あるいは幅狭の二重、一重の人が200本太めの毛を植毛すると、どうなるか?
まぶたから海苔がはみ出ているような違和感があります。要するに似合っていないのです。
筆者も幅の狭い二重なので、なけなしの二重がまつ毛によって潰れて、逆に可愛くなくなってしまう、という失敗をしばしば繰り返しました。
また、目の位置が高い人や目と口の距離が長い人も要注意です。
マツエクをして目を上方向に盛りすぎることによって、ますます顔が間延びしてみえてしまいます。
「目元が濃くなれば美人になれるはず!」――しかし、顔によっては不自然になってしまうことがあるので、やみくもにまつげを盛るのはおすすめできません。
では、マツエクで可愛くなるためにはどう注文したらいいのでしょうか?
マツエクで可愛くなるための3つのコツ
本数や毛の太さを欲張りすぎない
はっきりした顔立ちの人だと、本数をマックスつけても似合います。目元以外のパーツが、まつ毛の派手さに負けないからです。
しかし、のっぺりとした薄顔の人が目元だけ盛っても、ちぐはぐな印象になってしまいます。また、太い毛だと瞼が疲れるので、初心者ほど細い毛を選んだ方が良いでしょう。
ゆるめのカールで長持ちさせる
ぱっちりとした印象、大きな目にしたいならCカールが向いています。マツエクをしたことがない初心者が思い浮かべている仕上がりは、こちらが近いでしょう。
Jカールはそれよりもゆるいカールです。Cカールほど目元が華やかになりませんが、こちらの方がカール自体は長持ちします。
すだれたまつ毛はアンニュイで、お人形さんのようなパッチリカールとはまた違った魅力や色気があります。
二重幅が狭い人は、二重幅をつぶさないためにも、Jカールをおすすめします。
また、カールが緩い方が、洗顔したり枕でうつぶせになったり多少荒い扱いをしても、取れづらいんです。
下まつげにもボリュームを足す
「マツエクをしたら、顔の重心がますます上に伸びたような気がする」
赤ちゃんの顔やパンダの顔が可愛いように、顔は下重心の方が可愛い、ということはご存知でしょうか。
ですので、上方向にばかり目元を強調しても、顔の重心が上に伸びてしまうため可愛くなくなってしまうのです。
可能であれば下まつげにもマツエクをしたり、それが難しれければまつ毛美容液を丹念に塗って自まつ毛を育てましょう。
終わりに
そう安くはないマツエクを施すなら、どうせならとにかくボリュームを出した方が得な気がする……しかし、欲張って本数を増やしても、自分に似合っていなければ意味がありません。
自分に似合う盛り方を探しましょう。
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