いちご鼻が嫌!毛穴悩みを解消する毛穴パックの種類や選び方

コクハク編集部
更新日:2020-01-11 06:43
投稿日:2019-12-09 06:00
 顔の毛穴に悩む女性は多いでしょう。特に、角栓が目立ちやすい「いちご鼻」はメイクでも隠しにくく、至近距離で誰かと話す時などにも気になってしまいますよね。今回は、そんな毛穴悩みを解消するためのアイテム「毛穴パック」の種類や選び方について、詳しくご紹介していきます。

大きく分けて3種類! 毛穴パックの種類&特徴をチェック!

 毛穴パックというと、貼って剥がすシートタイプのものを想像する方は多いはず。でも、近年では塗るタイプの毛穴パックも人気なんです。まずは、種類&特徴を見ていきましょう。

シートタイプ

 もっともポピュラーな「シートタイプ」は、ご存知の通り毛穴が気になる部分に水分を乗せて貼り付けて、数分後に剥がし取るタイプです。鼻用や部分用など、使いたい部位に合わせた製品を選ぶことができます。

塗った後に剥がすタイプ

 チューブに入った「塗った後に剥がすタイプ」は、洗顔後の清潔な肌に直接貼り付け、数分後に一気に剥がし取るタイプです。鼻だけではなく、顔全体に塗ることができるため、顔中の角質ケアとして取り入れている方も多いよう。黒色のものが多いため角質を確認しやすいことで、爽快感も得られますね。

塗った後に洗い流すタイプ

「塗った後に洗い流すタイプ」は、ジェルやクリームなどさまざまなテクスチャのものがあります。泥パックとしてお馴染み「クレイタイプ」や、塗った瞬間に温まる「温感タイプ」も、近年人気です。

【あわせて読みたい】新説!「毛穴パック」で毛穴は広がらない? 正しいやり方♪

毛穴パック3種のメリットやデメリットは?

 上記でご紹介した毛穴パックには、それぞれメリットとデメリットがあります。どのタイプが自分に合っているのか、チェックしてみましょう。

シートタイプのメリット&デメリット

 シートタイプは毛穴の汚れに対する吸着力が抜群。毛穴の汚れをしっかり取り除くことができるため、クセになってしまう方も多いでしょう。ただ、吸着力が強いことで、まだ育ちきっていない未熟な角質までも取り除いてしまう可能性があります。使用頻度をしっかり守って使うことが肝心ですよ。

【メリット】

・角栓がごっそり取れて気持ちが良い
・産毛の処理もできる

【デメリット】

・貼ることができる部位が限定される(一般的に、鼻・おでこ・顎のみ)
・肌への負担が大きい

塗った後に剥がすタイプのメリット&デメリット

 塗った後に剥がすタイプは、広範囲の毛穴ケアに向いています。顔全体に均等に伸ばさないと部分によって乾いているところ、乾いていないところが出てきてしまい、上手に剥がせないこともあります。

 シートタイプと同じように、肌に必要な角質や油分までも取り除いてしまうため、その後の保湿ケアは念入りに行うことが重要です。

【メリット】

・黒色だと効果がバッチリ見えて爽快感がある
・基本的に顔中に使える

【デメリット】

・使った後に洗い流さなければならないものもある
・肌への負担が大きい

塗った後に洗い流すタイプのメリット&デメリット

 塗った後に洗い流すタイプは、肌への負担が少ないことが一番のポイント。敏感肌、乾燥肌など、肌がデリケート寄りの方には特におすすめです。

 製品によってテクスチャ、香り、成分のバリエーションはさまざま。より自分の好みに合わせて選ぶことができます。

【メリット】

・肌への負担が少ない
・基本的に顔中に使える
・バリエーション豊富なため、好みに合わせて選べる

【デメリット】

・使った後に洗い流す手間がかかる
・コストが比較的高め

【あわせて読みたい】毛穴悩みには自宅ピーリングを♪美肌を作るポイントや注意点

毛穴パックを選ぶ時に注目する3つのポイント

 最後に、毛穴パックを選ぶ時に注目すべきポイントについても確認していきましょう。

毛穴悩みに合ったものを選ぶ

 毛穴の悩みは人によって違います。いちご鼻のように角栓が毛穴に詰まって起こる「黒ずみ毛穴」の場合には、シートタイプや剥がすタイプで一気に改善が見込めますし、加齢によって皮膚がたるむことで起こる「たるみ毛穴」の場合には、毛穴パックの後に肌を引き締めてくれる収れん化粧水などを併用した方が良い場合もあります。

 自分の毛穴悩みにあったものを選ぶことで、より効率良く毛穴悩みを改善することができるため、ぜひ押さえておくべきポイントでしょう。

肌質で選ぶ

 毛穴パックは角質ケアの一環として行うものです。「角質ケア」はよく聞く言葉ですが、安易に行ってしまうと未熟な角質までもが剥がれてしまい、肌トラブルの原因にもなってしまうため注意が必要。

「肌が強く、どんな化粧品を使っても肌荒れしない!」という自信がある方であれば良いかもしれませんが、たとえば敏感肌や乾燥肌の方は塗った後に洗い流すタイプなど、肌に優しい製品を選ぶことも大切でしょう。対してオイリー肌の方には、シートor塗った後に剥がすタイプが向いているようです。

コスパで選ぶ

 毛穴パックを選ぶ上で、コスパも重要でしょう。比較的リーズナブルなシートタイプが有名ですが、実はプチプラ商品だけではなく、デパコスのブランド商品でも毛穴パックは用意されています。

 もちろん週に1度のケアでもある程度の効果は望めますが、毛穴レスの肌を目指すとなると定期的に角質ケアを行って維持していくことが大切。コスパで選ぶ時に注目すべきは、各製品の使用頻度です。週1だけで良いタイプ、毎日使えるタイプなど製品によってさまざまなので、ひと月にかかる費用を計算してみると良いかもしれません。

毛穴パックの種類はさまざま! 自分の用途に合わせて選んで♪

 今や、べりっと剥がすタイプだけではなく、毛穴パックの種類は多岐に渡ります。ただ、どんな製品にも共通して言えることは、毛穴の詰まりは継続して行わないと意味がないということ。ごっそり取って綺麗にしても、正しいケアを行わないと再度詰まってしまうため、毎日のケアが必要だということは忘れないようにしましょう。

 毛穴にお悩みの方は、この機会に、毛穴ケアに特化したスキンケアアイテムに新調するのもアリかもしれませんよ♪

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


大正時代の化粧品!?「コスメ今昔」パック、オイル…美への憧れは一緒
 みなさんは、普段から手にしている化粧品の昔の姿を想像したことはありますか?  筆者は先日、クラブコスメチックス...
7700円の費用対効果は?DIOR「ジャドール」で洗体→フェロモン放出!
 1本(200ml)7700円のボディソープを購入しました。200mlといえば、水コップ1杯分の量です。もちろん、こんな...
特別なオトコしか知らない♡ 実は気に入ってる顔や体のパーツ8選
 絶世の美女ではなくても、どこか一つ自分の顔や体に気に入っているパーツがあると自信がつきますよね! 自分の魅力を知って大...
サウナは美の宝庫♡ 綺麗になりたい女性に嬉しいメリット5選
 近年大ブームが再到来している、サウナ。主に社会人の男性から人気のサウナですが、女性にとっても嬉しいメリットがたくさんあ...
秋はやっぱりチェック柄!40代でも痛見えしない4種類と着こなしルール
 猛暑から、一気に秋めいてきましたね! 秋になると気になるのがチェック柄の洋服。カジュアルにもクラシカルにも着こなせるチ...
声枯れからの声老け!?【専門家監修】今すぐできる簡単な対策法&漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
黒髪が似合う人は永遠の憧れ…自分はムリ?しっくりこない時の処方箋
 黒髪が綺麗に映えるアンニュイな印象の女性、憧れてしまいますよね。そんな女性にはいくつか共通点があります。今回は黒髪が似...
40代寒さ対策に使える“下半身のあいつ”…レギンスとスパッツの違いは?
 肌寒くなってきたこの頃、足元も冷えてきますよね! 秋冬の冷たい足元に活躍するのが、レギンスとスパッツです。でも、「そも...
ネット通販たとえ安価でも1着だって失敗したくない! 守るべき5つの鉄則
 なかなか自分の時間がとれない40代女性に人気なのが、洋服のネット通販ですが、届いた洋服が紹介されていたものと違いすぎて...
ハードルは低く!40代から10年後に差がつく「ついで美容」ポイント3つ
 美容というと、エステに行ったり、高級なスキンケアアイテムを購入したりといったイメージがありますよね。でも、本当に美しい...
白髪、薄毛、パサつき…40代はショートヘア? デメリットをおさらい
 40代を過ぎると、白髪やパサつき、薄毛などいろいろな髪の悩みが出てきますよね。ケアやメンテナンスが楽な「ショートヘア」...
運動習慣がものをいう!40代からでも始めやすいスポーツ5つ
 若い時に比べて、筋力や代謝が落ちてくる40代。「いい加減健康やダイエットのために、運動でもはじめようかな」と考えている...
【節約】ホームケアで輝く髪へ!40代でもサロン級のツヤ髪に
 美容院に行くたびに、できるならトリートメントを追加でお願いしたいところです。  しかし最近は節約モードに入ってい...
今すぐできる糖質対策!【専門家監修】意外と知らない糖質のキと摂取法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ちょっとの油断で眉頭が大惨事に…こっそり笑われてるかも!? 眉メイク3選
 眉メイクは自由自在に雰囲気を変えることができる一方で、一歩間違えるとせっかくのメイクが台無しになってしまいますよね。 ...
うっわ…どこまでOK?男性がつけるアクセサリー“ありorなし”の境界線
 女性にとっては、おしゃれに欠かせないアクセサリーですが、男性がつけると賛否両論あるようです。やはりチャラいイメージを持...