家庭内の緊急事態宣言…もし夫の浮気が「本気」になったら?

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-04-11 06:00
投稿日:2020-04-11 06:00

我慢限界の時こそ相手を思いやれることの大切さ

 新型コロナウイルスの影響は健康を脅かす以外にも、家庭内にもトラブルの火種を作っています。

 在宅勤務も増え、外出自粛制限があれば、以前のように仕事だからと言って飲みには行きづらくなりました。友人同士の飲み会も自粛気味ですので、浮気の口実が見当たらないわけです。

「なのにウチのバカ旦那は……」とパート勤務のA子さん(39才)の相談者が話し出しました。

 保険会社にお勤めのご主人(37才)は社員の女性率が高く、怪しい行動も頻繁にあったそうですが、“まさかうちの主人に限って”と、そんなに気にはしていませんでした。

 コロナウイルスの影響でしばらくパートがお休みになったA子さんは、幼稚園と小学校低学年の2人の子供と必要なとき以外は自宅にいる生活が始まりましたが、ご主人さんは家事など一切手伝うことはありません。

 帰宅してお風呂に入り、食事を終えるとすぐに寝室に直行。時々部屋を覗くとずっとスマホをいじっているのです。

 ウイルスへの不安と子供たちと、一日中一緒のプチストレスと、非協力的な夫へのストレスも感じていました。

夫婦の非常事態宣言

「ちょっと! スマホばっかりしないで少しは手伝ってよ!」と寝室にいた夫に小言をぶつけると、「何? お前、怒りすぎっ。生理か?」と薄ら笑いを浮かべた夫に、怒りがこみ上げたA子さんは夫のスマホを取り上げました。

 すると、にらみつけてスマホを奪い返した夫が、夜中なのに服を着替え始めたのです。

「俺、もうひとりになりたい」と、呆然と立ち尽くしたA子さんに淡々と告げて出て行ってしまったそうです。

 機嫌を直してすぐに帰ってくると思っていましたが翌日、夫から「ごめん。もう離婚したい。」とLINEが届きました。

山崎世美子
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男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
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