更新日:2020-06-20 06:29
投稿日:2020-06-20 06:00
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の土佐料理店「トサ ダイニング おきゃく」の山下裕司さんに、高知県名産のニラをたっぷり使った「ニラトン」のレシピを教えていただきました。
レバニラの豚肉版
その名の通り、「レバニラ」の豚肉版。高知県内の飲食店なら、多くの店で食べられるほどメジャーな料理なのだそう。鶏肉バージョンの「ニラトリ炒め」もあるそうですよ。
「昔は県内の飲食店で、ニラレバというメニューを聞いたことはほとんどありませんでした。作り方はニラレバと同じ。ポイントとしては、ニラは最後に入れて、十数秒ぐらいですぐに盛り付けること。あまり火を通さない方がおいしく食べられます」
ちなみに高知県はニラの生産量が日本一。県東部の香南市では毎年「ニラ飛ばし大会」が開催されているほど。
「高知県は過去にナス、キュウリ、シシトウ、ピーマン、トマトも日本一でした。野菜の成長に適した土地なんです。ただ、県民気質があって、栽培に成功したら、県外の人にノウハウを普及させてしまう。だから、日本一ではなくなってしまうんですよね(笑い)」
人の良さも、つまみににじみ出ていて、思わずほっこ利しちゃいます。
【材料】
・ニラ 1束
・豚バラ肉 180グラム
・塩 適量
・薄口醤油 大さじ1
・こしょう 適量
【レシピ】
(1)ニラは3センチくらいに切る。
(2)豚バラ肉を一口大に切る。
(3)フライパンに油をひいて、豚バラ肉を炒める。火が通ったらニラを入れ、塩、薄口醤油、こしょうで味付けする。
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