コロナ禍でも勝ち組に?イケメンに出会いの“今”を聞いてみた

内藤みか 作家
更新日:2020-09-24 06:00
投稿日:2020-09-24 06:00

巣ごもり期はマッチングアプリが強い!?

 Mくんは自分からは特に動かず、コンタクトがあった女性のなかから好みのタイプを選び、会う約束をしていきました。クラブに来ている女の子たちよりも、アプリの女の子のほうが純粋で清楚な感じの子が多かったそうです。そして「コロナで出会いがないからアプリを始めた」という女性もかなりの数いました。

 Mクンの推測通り、女性たちはクラブやバーに出かけて男性と出会うことより、アプリで出会う傾向が強くなっていたのです。コロナ禍で寂しくてもマッチングアプリでなら部屋にいながらにして異性とやりとりができるからです。そしてイケメンMくんはどうやらアプリでの勝ち組のようです。

会う気がない子は切ってしまう

 Mくんは毎週のように女の子と会い、この夏は出会いに困ることはなかったのです。アプリは無料だし、クラブ代もかからないので、むしろコロナ前よりトクしているのだとか。今はアプリに大勢女性がいるので、夜の街が賑わいを取り戻すまではアプリを続ける予定なのだとか。

 彼が手っ取り早く女の子と出会うためにしているのは「会う気がない子は切る」ということ。暇つぶしにアプリをやっている子はだらだらとしたあまり意味のない会話を続けて、なかなか会おうとはしません。労力のムダなので、デートに誘っても乗ってこない子はどんどん切っていくのです。新しい女の子が続々いいねをくれるので、惜しいとは思わないのです。

 Mくんの体験談から女性が学べることは多々あります。イケメンには大勢の女性がコンタクトを取ってくるということ。そしてデートをジラすと切り捨てられちゃうかもしれないということです。彼は自分とだけやりとりしているわけではないと考え、早め早めに動くことも必要なのかもしれません。とはいえマッチングアプリで知り合った人といきなりふたりきりになるのはリスクがあるので、最初は街で会うなど慎重な行動が必要です。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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