イタリアンな「魚介のサラダ」時短&失敗ナシなのに主役級!

コクハク編集部
更新日:2020-11-14 06:00
投稿日:2020-11-14 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のイタリアン「La coccola」の園田洋平さんに、ショートパスタと和えた「魚介のサラダ」のレシピを教えていただきました。

時間がない人におすすめ

 ツマミでサラダは物足りないと思うかもしれませんが、魚介サラダならば話が違う? お酒が進むこと、この上ないはず。

「イタリア料理では野菜だけがサラダではありません。魚介類や肉のサラダもツマミとしてよく提供されます。パスタを茹でて、切った魚介類と野菜を盛り合わせるだけと簡単なので、時間がない人にもオススメです」

 パスタは茹ですぎでOK。冷ますと硬くなって食べられないので、むしろくたくたになるぐらいがオススメのようです。神経質に鍋の前で構えている必要はありません。

 店では、卵やガーリック、サラダ油などを混ぜたオリジナルドレッシングを使用していますが、家庭では面倒なので市販品で代用すれば問題ありません。簡単で“失敗する不安がない”ので試す価値のある一品です。

【材料】

・甘エビ        2匹
・サーモン       1切れ
・ホタテ        半個
・カンパチ       1切れ
・毛ガニのほぐし身   少々
・ショートパスタ    30グラム
・かぶ         8分の1
・ジェノベーゼソース  少々
・シーザードレッシング 少々
・わさび菜       少々

【レシピ】

(1)ショートパスタを茹でて冷やし、ジェノベーゼソースと和える。
(2)①の上に残りの具材を盛り付けてシーザードレッシングをかけて、わさび菜を添えて完成。

本日のダンツマ達人…園田洋平さん

▽そのだ・ようへい
 1980年、千葉県生まれ。高校生の時に叔父叔母が長野で運営しているペンションを手伝って料理に目覚める。高校卒業後、赤坂の「グラナータ」で5年、代官山の「ASO」で2年間修業。その後、和食店やBARなどを経て現在に至る。食材を売るのではなく、技術やアイデアを駆使した料理を提供することをモットーにしている。

▽ラ コッコラ
 2010年にオープンしたイタリア料理店。新鮮な肉、魚、野菜を独自ルートで仕入れ、安価で提供。高級食材はアクセント程度で、家庭の食卓に並ぶようなありふれた食材をレストラン料理にアレンジ。人気メニューは「生うにのスパゲティー」(時価)。シェフのおまかせコース(5品、飲料別)は3000円からだ。渋谷区神宮前3―42―3 林ビル2F。

(日刊ゲンダイ2019年11月13日付記事を再編集)

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