本当に離婚でいいの? 別居期間で歩み寄れた夫婦のケース

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-10-17 06:00
投稿日:2020-10-17 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。この人とはもう無理!やっていけない!と離婚が頭をよぎる人って多いはずです。本気で考え始めると“離婚するかしない”の二択で悩まれる方が殆どです。つまり白か黒。丁か半と言ったところでしょうか。借金が降りかかってくる、好きな人ができて一緒になりたい、などの緊急性がない限り、どんなに嫌いでも急いで籍を抜く必要はないですよね。そこで今回は本気の別居から数年以上経ってから歩み寄れた、そんな夫婦の深いい話をいくつかご紹介したいと思います。

浮気をする男の3大特徴

 B子さん(48=専業主婦)は、25歳の時に実家が経営する喫茶店のお手伝いをしていました。

 5歳上で親の会社を継いだという常連客に見初められ、毎日口説かれていたそうです。当時のことを振り返り「顔はイマイチなんですが、話が面白くてお店もよく知っていて、マメで強引な人」――そんな感想を持ったそうですが、お店を仕切る母親は大反対。

 なぜなら積極的でマメでお金を持つ男は必ず浮気をすると言い切ったのです。

 まだ若かったB子さんは、そんな言葉に耳を貸すわけがありません。知り合って半年でゴールイン。一緒にいて楽しいはずの夫との生活は、妊娠~出産を経て徐々に変化していきました。

泣きながら帰宅した夫が話してくれたこと

 毎晩帰宅が遅くなった夫のカバンには「女の使用済みのパンツとかも入っていたんですよ」と笑いながら話すB子さん。

 旦那さんを問い詰めると「知らん!誰かが俺のカバンにパンツ入れよったんや!」とシラを切る始末で、子育てに忙しいB子さんは、それ以上追及してもムダだと諦めて淡々と生活をしていたそうです。

 ある夜中の12時過ぎ、お酒の入った夫から無言電話が入り「どうしたの?何かあった?」と心配になり優しく答えた途端、

「聞いてくれっ~うっうっ。あいつにさっきフラれた!この俺を!うっうっ。今からタクシーで帰るから俺が何でフラれたか教えてくれっ!」

 泣きながらそう言い残し帰宅した夫は、妻であるA子さんに浮気相手の女にフラれた怒りと悲しみをぶつけ、延々と相談していたそうです。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


周囲の評価が“すごくいい旦那さん”ほどモラハラ男である実態
 モラハラが激しい男ほど、世間に本性がバレないよう、姑息な画策をしているのも実態です。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)な...
並木まき 2019-09-28 07:05 ラブ
上から目線? 何げなく口にしていたマウンティング台詞4選
 女子会でついついやってしまうマウンティング。 「彼からの指輪、ティファニーで~」と惚気られたら、「わたしもいいと思っ...
七海 2019-09-27 06:00 ラブ
心が蝕まれる…サイコパス夫が口にする“冷酷なフレーズ3選”
 サイコパス気質な夫ほど、背筋が凍るような冷たい言葉を妻に平然と浴びせます。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分...
並木まき 2019-09-27 06:00 ラブ
無趣味な女性が彼氏を作るなら…“カメラ男子”がいい理由3つ
 甘党男子、オタク男子。あなたのお好みはどんな男子ですか? 一般的に女性よりも、男性の方が趣味にのめりこんでいる人が多い...
ミクニシオリ 2019-09-26 06:00 ラブ
舞い上がり注意!呼べば来る“有料男子”は恋人ではありません
 呼べば来る有料男子、出張ホスト(レンタル彼氏)などをしている男性たちは、ガチ恋客の扱いに悩むことがあります。彼に本気に...
内藤みか 2019-09-26 06:00 ラブ
“人生経験値が浅い夫”が妻の知人に吐いた残念すぎる暴言3選
 人生経験値が浅すぎる男を夫にすると、とんだ赤っ恥をかく展開が待っているかもしれません。  魑魅魍魎(ちみもうりょう)...
並木まき 2019-09-25 06:12 ラブ
嫌いになったわけじゃないけど…彼氏に疲れた時の対処法4つ
 嫌いになったわけじゃないのに、彼氏に「疲れた」と感じることがある女性は、意外に多いと筆者は感じています。振るのは惜しい...
東城ゆず 2019-09-25 06:00 ラブ
夫がイライラ! 妻にイラつく夫たちの言い分4選と賢い対処法
 男女のイライラするポイントは大きな相違がありますよね。当然、その仲直りも一筋縄にはいきません。女性は、友達同士や井戸端...
東城ゆず 2019-09-24 06:00 ラブ
結婚するならネトオタ男子!安定して家族を支えていける理由
 結婚相手にするならネットオタクな男子がいい――。その理由が分かりますか? どちらかと言えばオタクとは結婚したくない。そ...
ミクニシオリ 2019-09-24 06:00 ラブ
恋愛ご無沙汰女子がドン引き…“恋心が一瞬で冷めた”彼の行動
 はじめは「ちょっといいかも」と思っていた男性を意識して見ていたら、ちょっとした言動で一気に冷めてしまうことって、意外と...
田中絵音 2020-05-20 11:25 ラブ
“ナルシスモラ男”にご用心! 彼らのアンビリバボーな発言3選
 ナルシスト×モラハラがセットになった“ナルシスモラ男“と付き合うと、驚くほど理不尽な思いをさせられる展開が待っているか...
並木まき 2019-09-23 07:31 ラブ
「ウチの嫁は鬼嫁!」と言い張る夫のピントがズレた主張3選
「うちの嫁って、鬼嫁なんですよ…」と打ち明けてくる男性からよくよく話を聞くと「それって鬼嫁なんじゃなくて、夫が悪いのでは...
並木まき 2019-09-22 06:00 ラブ
夫婦という名の“支配者”と“服従者”…真由さんのケース#2
 暴力や暴言ではなく、大きな物音や舌打ち、ため息や無視で真由さんを言いなりに動かすモラハラ夫との生活。目に見える傷こそ残...
神田つばき 2020-01-11 06:59 ラブ
人肌恋しい時の恋愛は危険!? 心が寂しい時の4つの対処法
 秋の訪れを感じた時、一人の家に帰ったりした時など、なぜか人肌恋しくなってしまうことってありませんか? でも、そんな時に...
孔井嘉乃 2019-09-22 06:00 ラブ
あおり運転男に見る…高級外車好き男の女性のタイプと扱い方
 前回に引き続き、車に乗ると変貌する男性の特徴を考えてみます。今回は男性の車選びや女性の扱い方についてです。  先...
山崎世美子 2019-11-14 19:23 ラブ
離れないと泥沼化…女をメンヘラにさせるダメンズの特徴4つ
 LINEで一喜一憂、彼の機嫌や顔色をいつもうかがって、彼が気に入らない格好や言動や趣味は謹んで……苦しい恋をしていると...
七海 2019-09-21 08:07 ラブ