ホストとはここが違う!“出張ホスト”にハマるとどうなるの?

内藤みか 作家
更新日:2020-10-22 06:00
投稿日:2020-10-22 06:00

選ばれる女になるために

 ホストは人気が出てくると、指名客が同じ時間帯に何組も来店するため、席についてくれる時間がどんどん減っていくものです。けれど出張ホストはマンツーマンなので、他の客と指名がかぶるということはありません。人気の出張ホストは限られた指名時間をゲットするため水面下で客同士が争うということになるのです。

 出張ホストに選ばれるためには、どうしたらいいかというと、答は簡単で、他の客よりも多い時間を指名することなのです。しかも1回の指名が長時間であるほど歓迎されます。毎週2時間ずつ月に4回指名するよりは、月に1回8時間呼んでくれたほうが、移動時間や交通費の節約にもなり、一気に稼ぐことができるからです。

月に100万円の豪遊も

 とある人気出張ホストに本気になったアラフォーの女性がいます。彼女はどうしたかというと、お泊まりデートを毎週入れるのです。さらに月に1度は国内旅行で豪遊していました。2人分の旅行代に加え、長時間の指名料金も支払わなくてはならないため、月に100万円以上はかかるのだとか。

 たとえば24時間ホストを貸し切った場合、そのうちの数時間はホストの睡眠時間に充てなくてはなりません。そしてホストが眠っている間も指名料金はかかります。女性客は、彼を他の女性に指名されたくないので、自分ができる限り長時間の指名をし、彼に気に入られるよう旅行などで接待もします。

マウンティングで牽制も

 コロナ禍前は出張ホストを海外旅行に連れていくという女性客もいましたが、ウイズコロナの今は国内で温泉旅行などをホストと楽しむ女性客が何人もいるのだそうです。そんなに頑張って出張ホストに貢ぐのは、他の女性客へのマウンティングもあるのだとか

 最近は多くの出張ホストがSNSをしています。そこには女性客と訪れた場所の写真が載ることもあるのです。豪華な温泉旅館での画像をお気に入りの出張ホストが載せたら「こんな高そうなところ誰と行ったの?」と他の指名客をモヤモヤさせることができるかもしれません。出張ホストの場合、シャンパンの代わりが豪華旅行だと言えるかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


愛する彼はDVをふるう可能性がある? 見逃せない前兆3つ
 愛する彼がDV男になるだなんて、恋愛真っ只中には思いもしないはず。けれど、ちょっとしたきっかけで暴力が始まり、時には命...
内藤みか 2019-10-24 06:00 ラブ
めんどくさい彼氏の5つの特徴! 別れる前に見極めるべきこと
 付き合ったばかりの頃は大好きだった彼氏でも、時が経つにつれてだんだんと「めんどくさい」と感じてしまうことってありません...
男性を飽きさせない女性になる7カ条♡ 愛され続けるには?
 一度は大好きだった彼女に対して、「飽きたんだよね」なんて、ストレートに別れの理由を述べる男性は少ないでしょう。でも、ど...
リタ・トーコ 2019-10-23 06:35 ラブ
実はモテる! ぽっちゃり女子の“愛おしさ全開”あるある10選
 以前、仕事で「ぽっちゃり女子合コン」を企画したことがあります。(我こそは”ぽっちゃり女子です”という女性と、ぽっちゃり...
田中絵音 2019-10-22 06:00 ラブ
こんな男性は絶対にNG! 結婚相手を見極める3つのポイント
 結婚相手を選ぶ時、あなたは何を基準に相手を選んでいますか? 付き合って長いから何となく……、結婚適齢期だからとりあえず...
インリン 2019-10-21 06:01 ラブ
厳しい言葉も…シングルマザーはなぜ恋をしちゃいけないの?
 テレビの婚活番組や婚活イベントにシングルマザーが参加するのも珍しくない時代になりました。けれど、そうした女性に対し「子...
内藤みか 2019-10-21 16:23 ラブ
結婚の決め手は? 男性がプロポーズを決める女性の特徴5つ
 大多数のカップルは、相手に自分の恋心を告白をして両思いになり、交際に至りますよね。では、結婚の決め手はなんでしょうか。...
東城ゆず 2019-10-21 17:39 ラブ
夫の人生は転落まっしぐら…“さげまん鬼嫁”の恐怖エピソード
 世の中には、単なる“鬼嫁”なだけでなく、そこに“さげまん”要素が加わっている残念な女性もいるようです。  魑魅魍魎(...
並木まき 2019-10-20 06:00 ラブ
こんなはずじゃなかった”超年の差婚”別れとお金のエグい話
 齢が10歳以上はなれている相手との結婚を“年の差婚”と呼びますが、20歳以上離れている完全に一世代上の相手との結婚は“...
神田つばき 2019-11-17 12:04 ラブ
内助の功はダメ男を育成? 尽くし過ぎる女は実は愛されない
「枕に髪の毛がいっぱいついていて、『あれ?』というときがあった。ストレスからくるものかなと思いました」  ノーベル化学...
山崎世美子 2019-11-14 19:24 ラブ
妻はガク然…非常事態だからわかった“夫の隠れたる本性”3選
 日本全国に甚大な被害をもたらした台風19号。各地で前代未聞の事態となり、今なお被害の全容も明らかになっていません。そん...
並木まき 2019-10-19 06:47 ラブ
復縁チャンスはある?やり直せるかどうかは振られ方でわかる
「彼に振られてしまった。2年も付き合ったし、すごく気が合う人だったから、この人と結婚したかったのに。もうやり直す方法って...
七海 2019-10-18 06:00 ラブ
妻を蝕む サイコパス系モラ夫の“エキセントリックな口癖”3選
 サイコパスちっくな本性をもつモラハラ夫ほど、口にしがちなフレーズもあります。妻をじわじわと追い詰める、冷酷なそのセリフ...
並木まき 2019-10-18 06:00 ラブ
なぜシングルマザーは無職男とカップリングしてしまうの?
 シングルマザーが再婚相手や内縁の夫に選ぶ男性は、なぜか無職が多いんです。でも最初から無職だったわけではなく、報道などを...
内藤みか 2019-10-18 18:56 ラブ
男性が女性に運命を感じる瞬間…3つのタイミングが恋を生む
 男性も女性も運命を感じると、「この人かもしれない」と恋愛感情が生まれますよね。  では、男女はどんなタイミングで...
山本早織 2019-10-17 06:00 ラブ
ピュアで優しい? 女性経験ゼロ彼氏と付き合う5つのメリット
「遊んでる男の人と女性経験ゼロの男の人、彼氏にするならどっちがいい?」――。女子の間でちょくちょく話題に上がるこの議題。...
七海 2019-10-17 06:00 ラブ