ハイヒールのメリット&デメリット!選び方や歩くコツも紹介

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-11-10 06:00
投稿日:2020-11-10 06:00
 コツコツと音をたてて歩くハイヒールは、かっこいい女性の象徴ですよね。でも、ハイヒールによる体への影響は賛否両論だったりもします。そこで今回は、ハイヒールのメリットとデメリットについてお伝えしていきます。ハイヒールを履いている時の美しい歩き方や選び方もご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね!

ハイヒールってどんな靴のことをいうの?

 ハイヒールは、直訳すると「かかとが高い」と言う意味です。ハイヒールは、ヒールの高さが7cm以上の靴に対して使われることが多く、ヒールの高さが5cm〜6cmの靴はミドルヒール、それ5cm以下のものはローヒールと呼ばれます。

 7cm以上というと、なかなかの高さですよね。その分、足への負担も大きいため、しっかりメリット・デメリットを意識して履くことが大切でしょう。

足が細くなる? ハイヒールの3つのメリット

 まずは、ハイヒールを履いた時のメリットからご紹介していきましょう!

1. スタイルがよく見える

 ハイヒールを履くと、ヒールの分だけ足が長く見えます。また、太ももの前部分が引き締まった緊張状態になるので、スタイルがよく見えるという効果が得られます。全体的に縦のラインが強調されるので、スラっとした体型に見せることができますよ。

2. 気合いが入る

 ハイヒールには、どこか「かっこいい女性」というイメージを持っている人も多いでしょう。コツコツと音を立てて歩くと、不思議と仕事にも気合いが入りますよね。また、スタイルに自信が出ることから、美意識がアップするというメリットもあるでしょう。

3. 体幹の筋トレになる

 ハイヒールでしっかり立つためには、体幹を支える筋肉の力が必要です。そのため、ふくらはぎのヒラメ筋やお尻の大臀筋、背筋、前部分だと腸腰筋を鍛えることができます。正しく履くことで、体幹の筋トレにもなりますよ。

知っておくべき! ハイヒールにはデメリットもある

 続いては、ハイヒールを履いた時のデメリットについてご紹介しましょう。

1. 骨盤が歪みやすくなる

 ハイヒールを履くと腰骨が前方に反った状態になるため、骨盤の歪みを引き起こしやすくなります。骨盤が歪むと、腰痛、冷え性、肥満、O脚、姿勢の悪さなどを引き起こしてしまうので、履く時には正しい姿勢を心がけることが大切でしょう。

2. 外反母趾になる可能性がある

 ハイヒールを履き続けると、「外反母趾」になる可能性があります。「外反母趾」は、親指が小指のほうに曲がってしまう病気です。最初は親指の付け根が赤くなったり、痛んだりする程度ですが、進行していくと元に戻らなくなり、骨が変形してしまうことも……。これを避けるためには、足に合ったハイヒールを選ぶことが重要です。

3. 靴擦れや魚の目・角質・捻挫を起こしやすい

 足首だけで体重を支えるハイヒールは、足への負担が大きいです。そのため、靴擦れや魚の目、厚い角質を作る原因になってしまいます。さらに、足首の不安定な状態によって、ちょっとした動きで捻挫しやすいというデメリットもあるでしょう。

筋肉痛にならないために! ハイヒールの正しい選び方

 ハイヒールを選ぶ時には、以下のチェックポイントを確認すると良いでしょう。

・つま先に圧迫感はない?
・かかとがパカパカしていない?
・足の甲は浮いたり食い込んだりしていない?
・履き口部分は足の形に合っている?

 おすすめは、靴選びの際に、しっかり店内を歩き回って足に合うかをチェックすることです。また、ヒールはできるだけ低めで太いものを選ぶことも重要でしょう。ヒールが細く高いほど、体への悪い影響は大きくなってしまうからです。

 できれば、靴選びの専門家である「シューフィッター」がいるお店で、ぴったり足の形に合ったハイヒールを選んでもらうと安心ですね。

負担なく美しく見える! ハイヒールでの歩き方のポイント4つ♡

 最後に、ハイヒールでの美しい歩き方をご紹介します。

1. 目線を上げてうつむかずに歩く

 顎の下にりんごが一個入るくらいの空間をあけ、目線を上げて歩くことで、自然と姿勢が良くなります。さらに、お尻やお腹にも意識を向けて歩くことで、綺麗な立ち姿となるため、美しく見えますよ。

2. かかとから着地する

 体の負担を軽減するために、地面にかかとが最初につくようにして歩きましょう。ただし、この歩き方は、場所によってはハイヒールのコツコツという音が大きく響いてしまいます。

 音が気になる場所では、つま先とかかとを同時に着地するイメージで歩くと、音が優しくなりますよ。

3. つま先をかかとの前に置くように歩く

 つま先はかかとの前に置くように、内くるぶしを見せながら歩きましょう。内股やガニ股で歩くと、せっかくのハイヒールが台無しです。この歩き方で、足をまっすぐな美しいラインに見せることができますよ。

4. 膝を曲げて歩かない

ハイヒールで歩く場合は、膝を曲げずに歩きましょう。そのほうが、足の長さも増して、スタイル良く見せることができます。

ハイヒールを正しく選んで美しく歩こう♡

 足に負担の多いハイヒールですが、メリットもたくさんありますよね。長時間歩かない、足に合ったものを選ぶ、帰ってからマッサージするなどケアをしっかりして、美しく履きこなしてくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


CA直伝 身長150センチ台でもスタイル抜群に見える“美姿勢”
 はじめまして、コラムを連載させていただく官能作家の蒼井凜花です。CA歴4年、六本木のクラブママ歴10年の経験を生かして...
危険度チェック あなたは「酵素不足」に陥っていませんか
 今回はまず、チェックリスト形式でお聞きしたいと思います。 □ ケーキやお菓子が大好き? □ 揚げ物など脂っこい...
代謝低下はダイエットの大敵…肥満ばかりか老化の進行も
 私がダイエットを成功させられたのはズバリ、「酵素」のおかげだと思っています。  と言うと、「ん?」と怪訝に思う人...
急なお泊まりに備えて…あったら便利なグッズを紹介します
 予定になかったのに飲み会で遅くなったり、デートの延長で急なお泊まりになったりすることってありますよね。そんな時、次の日...
婚活で“選ばれない女”ほどやりがちな自己満足メイク3選
 モテとメイクには、深い関係があると言われます。婚活をしているのになかなか「選ばれない」と嘆く女性には、メイクに残念な共...
ナイトブラを勧める理由 ダサさを乗り越え美乳を目指そう
 大手下着メーカーでも販売されているナイトブラ。でも、実際に使用しているのは、女性の半数以下なのだとか。そもそも、ナイト...
太りやすい体質ってどういうこと? リバウンドの原因とは
 よく、太りやすい体質だから痩せない、と聞きますが、そもそも太りやすい体質とはどういうことを言うのか理解していますか? ...
目指すものは「インナービューティー」 基礎からしっかりと
 本気でダイエットを目指す皆さん、そして、痩せてからも健康でキレイでい続けたいと思うあなたに、絶対に知っておいてもらいた...
乾燥の季節…“ツルふわ肌”を保つにはバスルームに化粧水を
 お肌の保湿は一年中大切ですが、空気が乾燥している冬から春にかけては、とくに気をつけなければなりません。顔には保湿液をつ...
コーヒーをはちみつシナモンに 女性に嬉しい3つの美容効果
 とある整体師さんと話していた時、「私ははちみつシナモンを飲んでいるおかげで、ここ3年風邪を引いていないんです」と“はち...
ちゃんと洗えてる? プロが教える正しいシャンプーの方法
 毎日の習慣の中で当たり前のようにしているシャンプー。本当にそのやり方であっているのか疑問に思ったことはありませんか? ...
「どうせダイエットしても…」の口癖に今度こそサヨナラを
 こんにちは、元グラビアアイドルの小阪有花です。現在33歳の私ですが、芸能界で活動していた20代前半、心のバランスを崩し...