「妻を他の男に抱かせたい…」エリート商社マンの告白 #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-10-30 06:00
投稿日:2020-10-30 06:00
「ネトラレ(寝取られ)」という言葉をご存じでしょうか。官能小説やアダルトゲーム等ではすでに定番化しているこちらの分野、いわゆる「自分の妻や恋人の女性を他人に抱かせる(奪われる)ことで興奮する」性癖を意味します。
 エリート商社マンMさん(43)は、自身にネトラレ願望(自分の妻や恋人の女性を他人に抱かせることで興奮する性癖)があることを自覚。「他の男が介入することで、夫婦のセックスレスから脱却したい」と妻に打ち明けました。最初こそためらっていた妻(34)の承諾を得て、ついにプロの出張ホストを呼ぶことに――。
第1回目はコチラ→「妻を他の男に抱かせたい…」エリート商社マンの告白 #1

チャイムが鳴ると妻は肩を震わせた

――出張ホストの彼との3Pについてお聞かせ下さい。

「ホテルは、都内のシティホテルのツインを選びました。この日のために、妻には高級感あるセクシーなランジェリーを贈りました。色白の妻の肌に映えるローズレッドのブラジャーとパンティです。迅速にセックスにもつれ込んだほうがいいと考え、僕たちは先にシャワーを浴びてガウンを着て部屋で待機していました。妻にはガウンの下に用意したランジェリーを着させて」

――そして、ついに出張ホストの男性が現れたと。

「はい、チャイムが鳴ると、妻はビクッと不安そうに肩を震わせましたが、反面、好奇心や期待といった一面も感じました。これから夫の前で他の男性と肌を合わせることには、『女を取り戻せる』『夫婦のセックスレスが解消できる』という安心感もあったのではないでしょうか」

――出張ホストの彼との対面はどのような感じでした?

「HPのプロフィール欄で見た通り、長身で美男子でした。二十四歳という年齢も、免許証で確認させてもらいました。妻は、青年を前にうつむいて恥ずかしがっていましたが、彼は『Yと申します。本日はよろしくお願いいたします』と礼儀正しく一礼しました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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