「万願寺唐辛子 じゃこ炒り」熱々のご飯に混ぜても美味しい

コクハク編集部
更新日:2020-12-08 06:02
投稿日:2020-12-08 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・港区麻布十番の和食料理店「可不可 KAFUKA TOKYO」の宮下大輔さんに、ししとうでも代用可能な「万願寺唐辛子 じゃこ炒り」のレシピを教えていただきました。

炒めすぎないのがポイント

 つまみにも、締めにも使える一品です。タッパーに入れたら3日ほど保存も可能なので、普段使いにもおすすめ。万願寺唐辛子は、種を気にせず刻む。手に入らなければ、ししとうでも代用可能だそうです。

「火をかけて熱々になった油に万願寺唐辛子を入れて、さっと炒めるだけ。青みがきれいに出るのが、1分程度。炒めすぎないのがポイントです。じゃこは馴染ませるくらいで、醤油も香り付け程度。おばんざいなので、今回は日本酒にしましたが、焼酎やワインでも味わい豊かに仕上がります」

 炊きたてご飯に混ぜると上品なじゃこご飯に。子供たちにも喜ばれそうです。

材料

・万願寺唐辛子 5~6本
・じゃこ 50グラム
・酒 大さじ1杯
・醤油 少々
・ごま油(香りのあるタイプ) 適量

レシピ

(1)小口に切った万願寺唐辛子をごま油で炒める。
(2)じゃこを加えさっと混ぜ、酒、醤油を垂らす。

本日のダンツマ達人…宮下大輔さん

▼みやした・だいすけ
 1961年、山梨県生まれ。20代でダイニングバー「春秋」の開店にあたり、95年には麻布十番に「暗闇坂 宮下」を開店。レストランのプロデューサーとして数々の店舗に関わり、2015年に「可不可 KAFUKA TOKYO」をオープン。定期的に料理教室や地方のシェフとコラボしたイベント(現在は休止中)を開催し、「日本のいいものを見直せるお店にしたい」という。

▼可不可 KAFUKA TOKYO(かふか)
 日本の素材を使った料理と和酒(日本酒、日本ワイン)がテーマ。おまかせコース(9品程度)のみの提供で、国産の野菜と魚を生かした創作料理が味わえる。
 店内は木のぬくもりがある静寂な空間。壁には全国のワイナリー、酒蔵、生産者らのサインが寄せられており、オーナーのこだわりが感じられる。東京都港区麻布十番2―7―14 2階。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


豚バラともやしを重ねて蒸すだけ!食欲そそる夏☆満足おかず
 梅雨も明けて、すっかり夏ですね。暑い日はコンロの前に立つ時間を短くしたいもの。今回は「重ねるだけ」で簡単に作れる猛暑に...
ぐっち夫婦 2020-09-27 11:52 フード
白ワインと一緒に 「夏ヒラメと薬味野菜のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
「オカヒジキ、ヤリイカ、タラコの和え物」食感がクセになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
味噌が香ばしい「冷や汁」 真夏にぴったりな宮崎の郷土料理
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、宮崎の...
晩酌が華やぐ「枝豆の醤油煮」と「谷中生姜のもろみ揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
甘くてまろやか「ニンジンのポタージュをかけた茶碗蒸し」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋のフレンチ「ボワ ヴェール」の川口かず...
組み合わせの妙!ハイボールに合う「酢飯納豆の春巻き揚げ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
「夏野菜の冷製カレー風味」ちゃちゃっと本格志向の晩酌!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
「夏野菜のみぞれ和え」皮ごとおろして大根の辛さを味わう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、涼を呼...
おうち料理が料亭に!日本酒が進む「アユの大葉酢あんかけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・向島の老舗料亭「櫻茶ヤ」の添野光二さんに、...
「モツイタリアン」仕上げに日本酒でフランベする理由は?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・お花茶屋にある居酒屋「東邦酒場」の遠藤泰典...
「鶏のイタリア風チャーシュー」最後のひと手間でプロの味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木ヒルズにあるイタリアン「オッジ・ダル...
2度美味しい 「鳥と大根スープ煮」からの「冷麺風そうめん」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のミシュランにも掲載された割烹「ふ...
カルパッチョ好き必見!おうちで作る「アジの和風タルタル」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のワインビストロ「CLOUD NINE...
「イワシのうまみ焼き」味噌を加えてハラワタの苦味を堪能!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は宮崎市の板前料理店「福重」の福重浩さんに、イワシ...
夏!愛する果物とヨーグルトで簡単ひんやりデザートを作ろう
 もう間もなく夏本番。暑い日も増えてきましたね! 夏はついついアイスを食べてしまいますよね。そこで今回は、おうちで作れる...
ぐっち夫婦 2020-08-16 15:23 フード