「あっという間の黒胡椒チキンカレー」赤ワインと相性抜群!

コクハク編集部
更新日:2020-12-03 06:00
投稿日:2020-12-03 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷区神宮前の南インド料理店「エリックサウス」の稲田俊輔さんに、赤ワインと相性のいい「あっという間の黒胡椒チキンカレー」のレシピを教えていただきました。

ワインやビール以外では日本酒も

「インド料理=カレー。お酒に合うの?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

「日本人は、インド料理というとすぐにご飯やナンを食べてシメにいってしまいがちですが、インド料理はカレーだけじゃありません。お酒に合う幅広い料理があります」

 チキンカレーに合うお酒として選んでもらったのは、1970~80年代にかけて活躍したインドのプロテニス選手がエチケット(ラベル)に描かれたインドの赤ワイン。このワインは、店の通常メニュー「スパイシーグリルの『肉盛り』」とも合いそうです。

「ワインやビール以外でインド料理と合うお酒としてオススメなのは、日本酒。特に、岐阜の酒蔵『達磨正宗』の古酒との相性は抜群です。紹興酒、シェリーなどもインド料理と合います。いつかお店で出したいですね」

材料

・サラダオイル 大さじ1
・鶏モモ肉 1枚
(皮を取って大きめの一口大にカット)
・玉ネギ   2分の1(くし切り)
・おろしニンニク 小さじ1
・おろしショウガ 小さじ1
・塩 小さじ1
・カレー粉 大さじ1
・ブラックペッパー 小さじ2分の1
・トマト 2分の1(くし切り)
・水 100㏄

レシピ

(1)サラダオイルを熱し、鶏モモ肉、玉ネギ、おろしニンニク、おろしショウガを炒める。
(2)鶏肉の表面の色が変わったら、塩、カレー粉、ブラックペッパーを加え、スパイスの香りが立つまで1分ほど炒める。
(3)トマトと水を加え沸騰したら、蓋をして10分程度、鶏肉に火が通るまで煮込む。※蓋をとってかき混ぜながらさらに5分ほど煮込むとトロッと濃厚な仕上がりに。

本日のダンツマ達人…稲田俊輔さん

▼いなだ・しゅんすけ
 鹿児島県生まれ。和・洋・エスニックと幅広い飲食店を展開する「円相フードサービス」専務取締役。食全般に造詣が深く、南インド料理ブームの立役者ともいわれる。「イナダシュンスケ」によるSNS上の発信には、熱烈なファンも多い。著書に「人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本」(扶桑社新書)、「南インド料理店総料理長が教える だいたい15分! 本格インドカレー」(柴田書店)。

▼エリックサウスマサラダイナー神宮前店
 南インド料理の「エリックサウス」だけでも全8店あり、それぞれ趣が異なる。最も新しい店は岐阜店。神宮前店はワイン片手に南インド料理をちょっとつまむのも良し、ここでしか味わえないモダンインディアンコース(5500円)をがっつり楽しむのも良し。お一人様カウンター限定メニューもある。

(日刊ゲンダイ2020年11月3日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


 「肉のハナマサ」で激ウマポテチを発見!2021.10.7(木)
 関東地方を中心に展開しているスーパー「肉のハナマサ」は、とにかくお肉が安く買えるということで有名ですよね。筆者も月に1...
ほっぺた落ちる「鶏そぼろ」で温玉うどん♡ 2021.10.6(水)
 デジタル大辞泉によると、 【ほっぺたが落ちる】たいへんおいしいことを表す言葉。ほおが落ちる。  そうなんで...
「ちりめんじゃこ山椒煮」丁寧に極力時間をかけて煮詰める
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・鐘ヶ淵の鳥割烹「鳥田中」の田中惣一郎さん...
「半熟!味付きうずらの卵焼き」極意は“お湯で温めておく”
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・鐘ヶ淵の鳥割烹「鳥田中」の田中惣一郎さん...
「コンビネーションカレー炒め」予約の取れない店のまかない
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・鐘ヶ淵の鳥割烹「鳥田中」の田中惣一郎さん...
「鶏すき焼きの黄金比のたれ」コクとうま味の秘密はザラメ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・鐘ヶ淵の鳥割烹「鳥田中」の田中惣一郎さん...
甘くて香ばしい「海老芋の唐揚げ」思わず笑みがこぼれます
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・鐘ヶ淵の鳥割烹「鳥田中」の田中惣一郎さん...
今が旬! ぶどう4種を食べ比べ 2021.9.29(水)
 信州の知り合いから、ぶどうをいただいたので食べ比べてみました。一度に一房を平らげてしまうほどのぶどう好きの筆者。こんな...
「鶏そぼろ豆腐」プロの仕上がりに少しでも近づける技とは?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・鐘ヶ淵の人気焼き鳥店「鳥田中」の田中惣一...
「豚肩ロースで作るふわトロ角煮」煮込み1時間の時短レシピ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地のイタリアンバル「TIME」の時任健...
色鮮やか!「季節野菜のピクルス」は下準備とスパイスが肝
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地のイタリアンバル「TIME」の時任健...
大人のティラミス 2021.9.24(金)
 今回は「大人のティラミス」レシピを紹介していきたいと思います! 前回のアマトリチャーナに引き続き、本格イタリアンのお料...
「ブロッコリーのアーリオ・オーリオ」茹で時間は1、2分でOK
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地のイタリアンバル「TIME」の時任健...
「たっぷりキノコのアヒージョ」キノコは“事前に冷凍”がコツ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地のイタリアンバル「TIME」の時任健...
ピーマンと豚肉好きにはたまらないレシピ 2021.9.21(火)
 この夏、ピーマンの料理をたくさん食べました。一時期、台風などの悪天候が重なり高騰したこともありましたが、それでも手頃で...
「ジャガイモのアンチョビーマヨネーズ」至福の無限ループ!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・築地のイタリアンバル「TIME」の時任健...