不倫がバレて“二度としない男”と“また繰り返す男”の違いとは

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2021-01-19 06:00
投稿日:2021-01-19 06:00

「二度と浮気をしない男性」と「浮気がバレても繰り返す男性」それぞれの言い分は?

 近ごろ、芸能ニュースで「4年ぶり2度目の不倫」などとスクープされているのは記憶に新しいかと思いますが、これは芸能人に限ったことではありません。1度目の不倫を許し、夫婦関係の再構築を模索する中で発覚した2度目の不倫は、妻にとって一層ショックが大きいことでしょう。

「なぜまた不倫を繰り返すの?」「奥さんが可哀想」といった声がある中でも、残念ながら不倫を繰り返す人はいます。その一方で、1度目の不倫がバレた後は改心して、もう二度と不倫をしない男性もいるのです。

 その違いとは一体何でしょうか?

 今回は、不倫がバレた後に「もう二度と浮気をしない男性」と「浮気がバレても繰り返す男性」の両者それぞれに取材をしました。果たして彼らの本心とは……?

もう二度と不倫をしない男の本音

「もともと不倫なんてする気はありませんでした。しかし、彼女と出会ってしまったが最後……本気でのめり込んでしまって、もう僕の中では純愛だったんですよね」

 そう話してくれたのは、達郎さん(仮名・35歳)。

 マスコミ関連企業で働く営業マンで、坂口憲二似の笑顔が爽やかな男性です。結婚して娘も生まれ、奥さんともラブラブだったのだそう。

 ところが仕事で関わりのあるイベントに顔を出したところ、そのイベントスタッフとして働いていたA子さんと知り合い、達郎さんが一目惚れ。現場で何度か会った後、二人で食事に行くようになってから不倫関係に。

「不倫なんかしちゃいけないという理性はありましたが、家に帰ってもA子のことばかり考えてしまって。正直、離婚してA子と再婚したらどうなるかと妄想までしてしまっていました」と、達郎さんは申し訳なさそうな表情で振り返ります。

 ところが、その不倫が奥さんにバレてしまいます。

「なんだか最近、達郎さんのスマホに届くLINEの量が増えたな」と感じていた奥さんが、ある日、達郎さんがリビングのソファでLINEを開いた時に、さっと後ろからスマホ画面を覗いたのです。

 そのLINE画面には、まさにA子さんとのラブラブなやり取りが!

悲しむ妻の姿を見たくない

 奥さんはそれを見た瞬間、声を出して泣き崩れたといいます。

 達郎さんのことを心から愛していた奥さんは、最近の異変に薄々気づきながらも信用しようと頑張っていました。でも、その悪い予感がまんまと的中して、大きなショックを受けたのでしょう。

「当初は言い訳しようかとも思っていましたが、泣き崩れる妻の姿を見て、本当に悪いことをしたと思い、正直に話して謝罪することにしました」と。

 そして、達郎さんは「もう二度と不倫しない」と決意したそうです。

「もう妻があんなに悲しむ姿は見たくないですし、娘にも母親が取り乱している姿を見せてしまったことに後悔しています」と語る達郎さん。その後、A子さんにもしっかりと事情を話し、きっぱり別れたとのこと。

 現在は家庭の再構築に全力を尽くしているようで、休日は家族サービスに徹しているということです。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


夫は不信感が募るばかり…虚言癖のある“嘘つき鬼嫁”の実態
 虚言癖のある鬼嫁との暮らしは、夫から平穏な生活を奪うようです。嘘つきな妻に対し「もはや完全に信頼を失ってしまった」と口...
並木まき 2020-07-26 06:00 ラブ
社会的地位の高い男にビビビ!“スペック格差”恋愛㊙成就テク
 メリ様こんにちは! いつもSNSやブログ、そして、何度も本をリピ読みさせていただいております! 私もひとつご相談をさせ...
神崎メリ 2020-07-26 06:00 ラブ
恋愛あるある!男女の価値観の違い8選&壁を乗り越える方法
 日本における離婚の大きな原因が「価値観の違い」というのは、有名な話。でも、個人の価値観という前に、そもそも性別による価...
同棲で結婚が遠のいたアラサー女子…男が逃げ出した実態とは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。結婚を考えている相手とは期限を決めたりして一緒に住んでみることをおすすめして...
山崎世美子 2020-07-25 06:00 ラブ
心の傷に応急処置!「離婚断捨離」をして環境を変えてみよう
 幸せだった挙式の写真、もらったプレゼント、一緒に選んだ家具家電。新婚当時はキラキラと輝いていた思い出の品々も、離婚が決...
七味さや 2020-07-24 06:00 ラブ
結婚前に同棲しておくべき? メリット&ルール決めのヒント
 彼氏がいる人の中には、結婚を意識している人もいるでしょう。そんな人の中には、結婚前に同棲するかどうか、悩んでいる人もい...
恋バナ調査隊 2020-07-24 06:00 ラブ
あなたの“色気アピール”や“自分語り”は恋に逆効果なんです
 男性の気を引きたくて、ついついアピールしすぎてしまうことはありませんか? 実は、多くの女性が”アピりすぎ”で自爆してい...
内藤みか 2020-07-23 06:00 ラブ
男性から告白されたい♡ 好きな人に告白してもらう方法10選
 できることなら、男性から告白してほしいと思うのが女性の本音。しかし、なかなか思うようにはいかないのが「恋愛」ですよね。...
恋バナ調査隊 2020-07-23 06:00 ラブ
「やられた」を「やらかし」に…夫の不倫を応援した妻の思惑
 定期的に世間を賑わせる有名人の不倫劇。  この劇の嫌なところは、登場人物全員が「やられた」人間扱いされていること...
うかみ綾乃 2020-07-29 05:15 ラブ
北陸地方女性はカカア天下? 恋愛観や好相性の男性タイプ
 シリーズ「地域で違う!男女の恋愛観まるっと調査!」、今回は、北陸地方の女性を見ていきましょう! 北陸地方は、新潟、富山...
北陸地方男性は結婚向き!? 恋愛観や好相性の女性のタイプ
 シリーズ「地域で違う!男女の恋愛観まるっと調査!」、今回は北陸地方の男性をご紹介します! 北陸地方は、新潟、富山、石川...
私だけなぜ? 結婚できない女性の特徴7つ&叶えるための方法
 ある程度年を重ねると、結婚を意識する女性が増えてきます。特に現在、彼氏がいないと、周りの結婚ラッシュに慌てたり、将来に...
恋バナ調査隊 2020-07-21 06:00 ラブ
夫は苦悩の日々…“話をすり替えるのが得意”な鬼嫁たちの生態
 鬼嫁の中には、話をすり替えるのが大得意な人も少なくないのだそう。どんな話題も、自分の都合のいいように変えてしまうため、...
並木まき 2020-07-20 06:00 ラブ
気配りだけじゃダメ “真面目女子”に男性がときめかないワケ
 私はズボラでだらしない系の女子なのですが、そんなダメ人間をやっていますと、周りにはしっかりとした「真面目女子」がいるこ...
若林杏樹 2020-07-20 06:00 ラブ
なかなか会えない彼と…楽しくLINEを続ける5つのテクニック
 新型コロナウイルスの感染者数が再び増えています。第二波に備えて、一人ひとりの予防意識が問われていますね。こんな状況では...
ミクニシオリ 2020-07-19 06:00 ラブ
夫から三行半…メロンパンがとどめで離婚された美人妻の事例
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。昨今は男性から離婚を言い渡されるケースも珍しくなくなりました。生涯を共にする...
山崎世美子 2020-07-18 06:00 ラブ