超絶ツボ! カルディで買える女子会やホムパでかぶらない1本

市野瀬瞳 フリーアナウンサー
更新日:2022-09-22 15:32
投稿日:2022-09-21 06:00

お味と香りは…

 もちろん、目立とう精神だけで『甘口&赤の泡』を選んだわけではございません。原材料は、イタリアで栽培されている「ブラケット」というイチゴやバラの芳香の黒ブドウから造られているので、とぉ~っても香り高いアロマティックなワインに仕上がっているんです。

 グラスに注ぐと明るくガーネット色に輝きながら泡粒が上がっていき、グラスに鼻を近づけるとフレッシュな赤いベリー系果実(ラズベリーやクランベリー)の豊かな香りが広がります。

 口に含めば、ドルチェのような甘酸っぱいイチゴ感とキレイな酸味、あとからアルコールが追いかけてくるような柔らかく優しい味わいが心地よく……まさに女性には超絶ツボな味♡

相性のいい食べ物は?

 甘口ですが、ベタベタした甘さは一切ありません。スムースに喉を通っていき、エレガントで心地よく、これだけで口中を満たしてくれます。アペリティフ(食前酒)にも良し、特別感ある「食後の一杯」としてフルーツタルトやチーズケーキ、バニラアイスと合わせて“デザートワイン”にするも良し!

 意外と思われるかもしれませんが、市野瀬的には「唐辛子を使ったコクのある辛い料理」との組み合わせもオススメです! キムチ鍋、火鍋、麻婆豆腐などですね。

 食べ物とワインのペアリングは、一方が他方を圧倒しないように風味の強さを調和させるのが一般的に望ましいとされています。「甘いワインには甘いもの」はもちろんのこと、唐辛子の刺激とワインの果実の甘さもよく調和するんです。

「低アルコールの甘口でフルーティーな泡」がトレンド!

 ベストな温度は? 甘口の発泡ワインは、炭酸ガスのシュワシュワ感を最大限に堪能できるようによく冷やし、6℃~10℃(冷蔵庫から出した瞬間が大体6℃)で飲んでくださいね。

 アルコール分が6.5%なので(スパークリング・ワインの平均アルコール度数は12~12.5%)、お酒弱め女子向けにも嬉しいポイント! ちなみに「低アルコールの甘口でフルーティーな泡」は今、アメリカのミレニアム世代で人気のトレンドなんですよ!

 こちらのワインも前回同様、偶然にも、2021年開催の「Japan Women's Wine Awards(通称サクラアワード)」という、ワイン業界で活躍する日本の女性のみが審査をする国際的なワインコンペティションで「ゴールド賞」を受賞していました!!

 袋からボトルを出した瞬間エチケットに「きぁ~可愛い~♡」となり、グラスに注ぐと明るく輝く赤い泡に「わぁ~綺麗~♡」となり、口に含むと甘美な風味に「ん~おいし~♡」と最低3回はキュンキュンさせちゃうこの1本は、アナタの秋の女子会をよりリッチな甘い気分にしてくれることでしょう♪

※「カルディ」のオンラインストアでも購入可能

※本文内のワインの価格等、いずれも2022年9月20日現在の情報です。

市野瀬瞳
記事一覧
フリーアナウンサー
1984年12月25日新潟県生まれ。横浜国立大学在学中、女子大生リポーターとしてテレビデビュー。大学卒業後、NST新潟総合テレビの局アナになり、2012年に中京テレビに移籍。2020年にフリーアナウンサーになる。ラジオのレギュラー出演をはじめ、2021年には日本テレビ「踊る!さんま御殿!」に出演し話題となった。

2021年10月にJ.S.A.認定ワインエキスパートの資格を取得。2022年7月にはワイン国際資格であるWSET(Wine & Spirit Education Trust)Level 3に合格。2021年11月、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定の「唎酒師」、2022年10月、ドイツワインケナー、日本酒と焼酎の知識に特化した「J.S.A.認定SAKE DIPLOMA」、2023年1月に「NAPA VALLEY WINE EXPERT」、2023年2月「J.S.A.ワイン検定認定講師」、2023年4月「日本ワインアドバイザー」を取得。

現在、東海ラジオ「Saturday Flavor」、MBSラジオ「クリス松村のザ・ヒットスタジオ」のレギュラー、テレビCM「みどり法務事務所」に出演中。

XInstagramYouTubeオフィシャルブログ事務所HP

関連キーワード

フード 新着一覧


「超時短な味玉ニラ玉!」即席で味が染みた煮卵風おつまみ卵
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の...
バゲットで「新じゃがとバジルとブルーチーズのジェノバ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフランス料理店「サロン・ド・テ アン...
「アサリと豚肉のアレンテージョ」酒蒸しでうま味がぎゅっ!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
「親子丼のアタマ」基本を押さえて料理のアレンジ自由自在
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の「そば処 築地長生庵」の松本憲明さん...
「新ショウガのマリネ~きんぴら風~」ピリ辛がくせになる
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・荻窪のフレンチ「Petit」の千葉良太さん...
「ツナとほうれん草のオムレット」ワインが進む濃厚な一枚
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
「ペポーゾ」肉好きの酒好きに最適 イタリアの牛スネ煮込み
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回はミシュランの「ビブグルマン」にも選ばれた、東京・...
「あさりの白ワイン蒸し」余ったスープで締めはパスタに!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフランス料理店「サロン・ド・テ アン...
在宅ワークごはんを応援#1 豚バラプルコギ丼で元気チャージ
 在宅ワークが増えているため、自炊する機会も多くなったのではないでしょうか? そこでぐっち夫婦が在宅ワークにぴったりのご...
ぐっち夫婦 2020-06-07 11:42 フード
「ビーフテプス」エチオピアの肉野菜炒めはニンニクが決め手
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂のアフリカ料理店「SAFARI」のワン...
「ニンジンのラペ」プロっぽい仕上がりを叶える2つのコツ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
「アジのタタキ」知ってた? 青魚とナスは相性抜群のコンビ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・荻窪のフレンチ「Petit」の千葉良太さん...
「冷やしトマト」スパークリングワインのジュレでさっぱり
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「さかなとお酒 うぉんたな」...
「ポッロ・フリット」イタリア唐揚げは“一夜漬け”で仕込む
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回はミシュランの「ビブグルマン」にも選ばれた、東京・...
「エビとパクチーと海苔のさつま揚げ」アツアツを食べる幸せ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・池之端の創作ビストロ「Cise」の宮武郁弥...
「サバの干物のエスカベッシュ」仏風の南蛮漬けでさっぱりと
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフランス料理店「サロン・ド・テ アン...