「イチジクのコンポート」シナモンの香りにホッ。ドライイチジクで作れます

コクハク編集部
更新日:2023-10-10 06:00
投稿日:2023-10-10 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は京都・梅小路京都西の「西洋茶屋 山本」の山本智弘さんに、ドライタイプで思い立ったときに作れる「イチジクのコンポート」のレシピを教えていただきました。

ワインのお供にぴったり

 ワインのお供にぴったりなドライイチジクに一手間加えれば、大人のツマミに早変わりします。

 スパイスにこだわりを持つ山本さんならではの、奥深い甘さがたまらない。フロマージュブランの軽い酸味とも相性抜群♡

「味の決め手はシナモンですね。粉末ではなくスティックタイプがおすすめです」

 なるほど、なぜかホッとする香りの正体はこれだったんですね。

 材料を鍋で煮込むだけの手軽さに加え、インスタ映えもバッチリです!

【材料】

・ドライイチジク 80グラム
・赤ワイン 150グラム
・グラニュー糖 75グラム
・水 75グラム
・レモン汁 20グラム
・八角 1個
・クローブ 2個
・シナモンスティック 1本
・セルフィーユ 適量

【レシピ】

(1)鍋にすべての材料を入れて、キッチンペーパーをかぶせて強火にかける。

(2)沸騰したら中火にして2分煮込む。

(3)冷めたら、好みでセルフィーユを飾る。

本日のダンツマ達人…山本智弘さん

▽山本智弘(やまもと・ともひろ)
 高校卒業後、製菓の道を志す。京都、神戸の名店で修業した後、「作りたてのスイーツをベストな状態で食べてもらいたい」との思いで、2018年に「西洋茶屋 山本」をオープン。

▽西洋茶屋 山本
 JR梅小路京都西駅すぐ。全国でも珍しいデザートコースの専門店でワインのマリアージュを楽しむことができる。

京都府京都市下京区歓喜寺町19-1

(日刊ゲンダイ2020年12月26日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


朝仕込んでおけば夜は焼くだけ「鶏モモ肉のソテー香草風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
コンビニのサラダチキンでお手軽ヘルシー「蒸し鶏のマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の創作居酒屋「じんから」の堅谷博さん...
お手軽な「ムサカ」 クミンシードでエキゾチックな味わいに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
“かえし醤油”の風味がお酒にピッタリ「そば屋のお新香」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地のそば屋「そば処 築地長生庵」の松本憲...
おもてなし料理にもなる「コンビーフのリエット仕立て」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
冷凍でもOK! 網で焼くだけで美味しく簡単な「焼き甘エビ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福井市の寿司屋「昌冨ずし」の楠さんにエビが主役の...
「焼きなすとアボカドのタルタル」夏バテ防止にも効果アリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフランス料理店「サロン・ド・テ アン...
お酢を使わないから野菜が甘い「トマトとタマネギのサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂のアフリカ料理店「SAFARI」のワン...
いつもの冷ややっこが焼き肉のタレで大変身「辛いやっこ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに...
生青唐辛子の風味でお酒が進む 中国・湖南料理「咸鮮辣」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・三軒茶屋の「香辣里 (シャンラーリー)」の...
余り野菜がごちそうに「季節の野菜とベーコンのキッシュ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「澤」の西澤一暢さんに、野菜...
まるでフォアグラのようなコクとうまみの「半生鶏レバー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
「アスパラの肉巻き」今が旬の食材でおいしく疲労回復を
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷の和食店「台楽おおた」の今井恵子さ...
薄切りだから駄菓子感覚でサクサク食べられる「レバカツ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、...
ヨーグルトと酒粕で優しい味に「イワシの味噌粕漬け焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学の居酒屋「件」の川辺輝明さんに、味...
塩気とコクで日本酒が止まらない「空豆のアンチョビー和え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...