「めんたいパスタ風うどん」めんたいこの程よい塩気がクセに

コクハク編集部
更新日:2019-07-16 06:00
投稿日:2019-07-16 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・小岩の立ち飲み屋「カミナリ3ダー」の北岡圭介さんに、おつまみにもシメの一品にもなる「めんたいパスタ風うどん」のレシピを教えていただきました。

余ったソースでもう一品

 酒が進むのは当然として、腹にたまるアテも欲しい……。そんなとき、簡単に作れるのがこのパスタ風うどんです。

 めんたいこが程よい塩加減を演出し、もちもちしたうどんの食感も楽しめます。そこで酒をちびりとやると、もう止まりません。

 さて、うどんを食べ終わると、皿には残ったソースが。飲んべえとしては、このソースも利用したいところですが……。

「それならば、キュウリのスライスはどうでしょうか。ソースと合いますよ」(北岡さん)

 なるほど、さっぱりとしてみずみずしいキュウリなら、塩っ気の強いソースとの相性は抜群です。うどんとは打って変わって、パリッとした食感もいいですね。飲んでいる酒に合わせるのもおすすめ。洋酒ならバゲットも候補に入れても。

「実はホルモン鍋と同じく、めんたいこも山口県発祥。野菜を多めに使って冷製パスタサラダ風にもできます」(北岡さん)

 うどんの食べ方も千差万別ですね。

材料

・袋入りゆでうどん 1玉
・めんたいこ 50グラム
・マヨネーズ 25グラム
・めんつゆ 10グラム
・刻み海苔、小ネギ  少々

レシピ

1. うどんを水で濡らしてから、電子レンジで2分温める(500ワット)。
2. ほぐしためんたいこ、マヨネーズ、めんつゆをボウルで混ぜ、①のうどんをあえる。刻み海苔と小ネギをかけて完成。

本日のダンツマ達人…北岡圭介さん

▽きたおか・けいすけ
 1972年、山口県下関市出身。23歳のとき、地元下関市で居酒屋「かよちゃん」を開き、その後、同じく下関市でバー「大人のドンちゃん」をオープン。現在も故郷で居酒屋「ドンちゃん」を経営する。肉と米の卸も行っており、山口県産の減農コシヒカリ、無農薬コシヒカリなどを販売している。

▼カミナリ3ダー
 オーナーの北岡さんがオープンした立ち飲み居酒屋。立ち飲みという気軽なスタイルながら、フグやクジラなどオーナーが仕入れた下関の食材が名物。鍋も1人前から提供しており、どの鍋も一律500円。JR小岩駅北口から徒歩1分。
東京都江戸川区西小岩1―27―2 箕浦ビル1F
℡050・5283・1828

(日刊ゲンダイ2018年12月28日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


イタリアンな「魚介のサラダ」時短&失敗ナシなのに主役級!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のイタリアン「La coccola」...
「ニンジンのサラダ クミン風味」カレー風味の“なます”です
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・押上のスパイス料理専門店「スパイス・カフェ...
和食の基本と潔さ 手間をかけただけおいしくなる「煮ガキ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は新潟・新発田の寿司の名店「登喜和鮨」の中小林宏輔...
「サバのフリッタータ」本場のオムレツをサバ味噌煮缶で作る
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木の「オステリア ナカムラ」の中村直行...
「鶏モモ肉のロースト大葉とゆずの香り」皮のパリパリ食感!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・豊中市のフレンチ「ビストロ・リッペ」の中尾...
「握り寿司に見立てたリゾット」見た目と味のギャップに驚く
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のイタリアン「La coccola」...
おいしい季節到来!何度も作りたい☆ほっこり白菜の卵とじ
 白菜がスーパーの軒先や棚にたくさん並び始めましたね。特に鍋で活躍する白菜ですが、今回はぐっち家で何度も作るおいしい白菜...
ぐっち夫婦 2020-12-21 01:20 フード
「イチジクとイワシの白和え」スパークリングワインのお供に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のイタリアン「あつあつ リ・カーリ...
週末に作り置きしたい「肉シューマイ」は赤ワインと相性抜群
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代官山の煮込みダイニング「Choi.S」の...
パン粉いらずで簡単「牡蠣のピカタ ブラックペッパー風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・豊中市のフレンチ「ビストロ・リッペ」の中尾...
「ハスとザーサイ炒め」レンコンはおつまみ界の優等生食材
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は札幌・すすきのの居酒屋「おばんざい屋 まる」の平...
「肉みそピーマン」しょうがの効いた肉みそはアレンジ万能
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代官山の煮込みダイニング「Choi.S」の...
「きのこのオーブンオムレツ」いつものキノコが特別な味に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のイタリアン「あつあつ リ・カーリ...
「シャキシャキのネギまみれ」おいしい、簡単、手間いらず!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺の焼き鳥店「焼き鳥 しょうちゃん」の...
まるでレストラン!彩り野菜を添えた「牛肉とナスの巻き物」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・豊中市のフレンチ「ビストロ・リッペ」の中尾...
手開きで包丁いらず!はちみつ梅を使った「いわしの梅巻き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は札幌・すすきのの居酒屋「おばんざい屋 まる」の平...