増殖中の「男装コンカフェ(男装のコンセプトカフェ)」は、想像以上に居心地の良い空間だった!

内藤みか 作家
更新日:2024-10-10 06:00
投稿日:2024-10-10 06:00
 近頃、メンズコンカフェならぬ「男装コンカフェ」が増殖中なのをご存知でしょうか。東京だけでもすでに20店舗以上。
 一体どんなところなのか試しに足を踏み入れてみたら、想像以上に居心地の良い空間がそこにありました。

ホストクラブで働く女性も増えている

 近頃、ホストクラブにも女性のホストが少しずつですが増えています。

 中にはナンバーワンになり、かなりの額を稼ぐ女性ホストもいるのだとか。また、女性用風俗業界でも、レズビアンプレーができる店がじわりじわりと増えつつあります。

 レズビアン風俗にはデートプランがあるところもあり、女同士でお茶やお買い物などを楽しむことも可能です。

 手を繋いだりイチャイチャするのではなく、女友達として接してもらうこともできるなので、友達がいなくて寂しい女性が利用するケースもあるようです。

男装が人気の理由

 以前にもレンタル男装体験の記事を書いたことがありますが、レズビアンではなく「男装」という新しいカテゴリが最近は伸びています。男装したかっこいい人との時間を新鮮に感じる女性が増えているのです。

 また、働く側にとっても、女性に接客をするほうが、男性に接客をする時に比べてセクハラされるリスクも低く、安全に感じるようです。

 女性に接客したい女性と、女性に接客されたい女性というニーズが一致したため、伸びているのでしょう。

メンコンと似てるのに何が違う?

 筆者も男装コンカフェに行くのは初めてで緊張しましたが、思い切って扉を開けてみると、そこにはふんわりした良い匂いと清潔感ある空間がありました。

 女性ならではの細かなところまで綺麗に整えている店内がとても心地いいのです。

 それでいて目の前にいるのは、短髪にカラコンの、宝塚でも通用しそうなかっこいい男装女性。

 店によって王子様風、和風、学園風など、コンセプトもいろいろあるようですが、メンコンよりもずっと優しい雰囲気のキャストがとても和めるのです。

シャンパンで煽られることもナシ

 ドリンクメニューには、メンコンと同じく、シャンパンなどの高価なものもありました。筆者が行った時は、お店が空いている早めの時間帯で、その日はバースデーなどのイベントがなかったこともあるとは思いますが、シャンパンを入れて欲しそうな空気はありません。

 私の好みを丁寧に聞いて作ってくれたカクテルも、甘味があってとてもおいしく、カウンター越しに会話も弾みます。

 自分だけが飲んでいるのは悪いので、男装さんにも一杯どうぞと勧めると、ものすごく嬉しそうな顔で「いいの?」と言われ、可愛い! とキュンときました。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


婚活女子の“落し穴” これが婚期を逃す「女子力」の上げ方
 結婚につながる恋コラム第2回は、付き合いたい男性をゲット出来ている女性と婚活が長引く女性の「女子力」の上げ方の違いにつ...
山本早織 2019-03-26 06:00 ラブ
彼が来ても安心 “お家デート”で好感度アップの必勝テク3選
 彼が初めてお家に来にくるというイベントは、きっとどこかのタイミングで訪れることでしょう。そんな時こそ、できるだけ彼のあ...
しめサバ子 2019-03-25 08:11 ラブ
女性はここに注意「SNSセクハラ」対策…曖昧な対応は逆効果
 ツイッターやフェイスブックなど、SNSをやっている女性に付き物なのが男性からのセクハラメッセージ。一体どうしたら来なく...
深志美由紀 2019-09-27 06:53 ラブ
おすすめ! FBS福岡放送の「イケメンに告白する」番組が熱い
 地方局の番組もネットで観られる時代となりました。熱の入った良い企画がいろいろありますが、おすすめはGYAO!で視聴でき...
内藤みか 2019-03-22 08:56 ラブ
男性を恐怖に陥れる…「メシマズ女」の背筋が凍る語録3選
 世の中には、いろんな意味での“怖い女”が存在するようです。悪い女なら「魔性の女」などと名誉な称号が与えられる余地もあり...
並木まき 2019-03-22 08:55 ラブ
男子の「支えたい」を刺激する ダメ恋愛エピソードの伝え方
 あなたの周りにもいませんか?「不幸な女子が好き」という男子。  ものすごく貧しかったり、不治の病に冒されたヒロイ...
しめサバ子 2019-03-20 06:00 ラブ
【渋谷編・下】すすきのボーイと二次会へ…男友達ゲット?
 すすきのボーイとスクランブル交差点のTSUTAYAで待ち合わせる。お腹が減っていたので、まずはご飯を食べることになった...
高輪らいあん 2019-05-13 16:26 ラブ
超年上女性を彼女にするのはこんなタイプの男性なんです!
 最近は男性が年上の女性と交際することが目につきます。女性が30〜40代で男性が20代というカップルなど、年の差が10歳...
内藤みか 2021-04-24 08:00 ラブ
高身長男性に惹かれる女性必読 「ウドの大木」にご注意を
 結婚相談所の書類にある「身長」を書く欄。相手を選ぶ時に、背の高さを条件にする女性がいまだ多いということでしょう。でも、...
孔井嘉乃 2019-03-18 17:24 ラブ
マンネリ解消にオススメ 照れずにできるスキンシップの方法
 パートナーに「くっつきたい」と思っているのに、スキンシップのタイミングが取れないまま日々が過ぎていく。そうしていつの間...
孔井嘉乃 2019-04-12 05:55 ラブ
市川海老蔵の変貌にみる 男が遊び人から「卒業」する日
 一時期は“稀代のプレイボーイ”として連日週刊誌に話題を振りまいた歌舞伎俳優の市川海老蔵さん。 「灰皿テキーラ」と...
しめサバ子 2019-03-15 08:19 ラブ
超年の差も…女性教師と中学男子が“禁断の恋”をする時代?
 先日、驚くような事件が起きました。中学生徒とテーマパークに出かけてキスをしたとして、千葉県の44歳の担任教師が懲戒免職...
内藤みか 2019-03-15 06:00 ラブ
果たして「男はオオカミ」なのか?全ては女性次第だったり?
 先日、久々に「男はオオカミなんだから」というセリフを聞きました。でも、「本当にそうかな?」と、ふと思った筆者です。実の...
孔井嘉乃 2019-10-31 16:11 ラブ
「失礼しました」多用の女性をハイスペ男子が選ばない理由
 昨今、「申し訳ありません」の代用として「失礼しました」を多用する風潮が強くなっている気がします。しかし、この「失礼しま...
並木まき 2019-04-17 03:29 ラブ
究極のモテは「わたし、気になります!」な好奇心旺盛女子
「わたし、気になります!」  こちら、大人気TVアニメ「氷菓」のヒロイン・千反田える (ちたんだえる)の決めゼリフ...
しめサバ子 2019-03-13 15:55 ラブ
男性の脳を刺激 “香りマーケティング”は恋愛でも使えます
 結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。第1回目の「結婚につながる恋コラム」では、五感で男性を刺激する、最も効果...
山本早織 2019-03-25 07:40 ラブ