騙されないで! プライド高き男性の見栄っぱりを見抜くテク

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2020-01-27 17:00
投稿日:2019-08-13 06:00
 付き合った後に「私への対応が以前と違う……」と男性に感じる女性は多いのではないでしょうか。釣った魚に餌をやらないタイプの男性はたくさんいます。ショックかもしれませんが「付き合ってから出たのが本性」であり、付き合う前の優しさやイケメンぶりは男性の“見栄”です。
 そんな男性が、付き合う前にやりがちな見栄っぱりな行動と、男性の本質を見抜くテクニックをご紹介しましょう。

男性が付き合う前に見栄を張るポイント

 好意を持っている女性にやってしまいがちな見栄を、男性に教えてもらいました。付き合ってから、女性に「あれ?」と思われてしまう方が「カッコ悪い」ことに気づいてないのが男女の違いといったところでしょうか。

ちょっと無理してご馳走しちゃう

「付き合う前はとにかく“俺すごいでしょ?”というアプローチがしたくて、給料日前で厳しいのに、フレンチコースをご馳走したりしてしまいます。夜景が綺麗なレストランを、あえて選んだりとかね。付き合った女性には、牛丼屋とかファミレスとかを提案しますよ。僕のことを好きなのだから別れないだろうなって」(Sさん・32歳男性/自営業)

 自分の稼ぎの良さや包容力の高さを、おごることで見せつけようとする男性もいます。やたら尽くしてくるような男性は裏があると思って良さそう。

自分の評価を上げたくて大げさに話しちゃう

「僕は芸能人がよく通っている学校が母校です。芸能人が多い学科を卒業しているわけではないですけどね。合コンでは“芸能人の〇〇によく会うんだよ”とか“飲み会によくいるんだよね。あの芸能人、僕の後輩なんだよ”って見栄を出しちゃう。だって学校に通っていたことは嘘じゃないでしょ?」(Mさん・21歳男性/大学生)

 女性の勘は鋭いですから「その話、本当?」と思うようなことは、大抵は男性の見栄でしょう。日ごろの彼の様子を見て、少しでも「調子いいな」と思うところがあれば、早めにその男性とは距離を置くことをオススメします。

前の彼女と別れた理由を美談に

「前の彼女と別れた理由を聞かれたら、“彼女の幸せを願って身を引いた”というピュアボーイを偽ります。“僕の浮気で別れた”と本当のことは言えないので(笑い)。元カノに浮気がバレて、ひどい修羅場になった時に言われた、“私よりその女がいいなら身を引くわ”っていう最後の言葉。モテるセリフに使えるなって。合コンで“本当に好きな女だったからこそ、彼女のことを応援してあげたかった。だから別れたんだ”っていうと、大抵の女子は落ちてくれるんです」(Uさん・29歳男性/SE)

 元カノをダシに使うあたりが、ずる賢い男性ですよね。前の彼女とあまりに綺麗すぎる別れ方をしている場合は、そもそも創作話であることも多いので注意しましょう。

 男性の話に違和感を持ったら、「どんなところでそんなドラマチックな別れ方をしたの?」と質問を投げかけてみると、きっとその男性は動揺すると思いますよ。見栄を張っている男性にとって、それがバレるのは想定外ですから。

男の見栄を見抜くことで本質を理解できる

 男性のくだらない見栄が理解できたところで、その見栄から見抜くことができる本質を探ってみましょう。

おごりたがる男性は「お金持ちに見られたい」

 おごりたがる男性は、とにかく女性から「お金持ちに見られたい」と思う傾向があります。損得勘定で生きているところがあるので、感情論になった時に折り合いが悪くなることも。やたらとご馳走してくる男性がいたら、何事も「お金で解決できる」と思っている男性であることが多いです。

 筆者は、食事に行ってご馳走してもらった男性に「この後ホテル行くでしょ?」と誘われたことがあります。食事の支払いを済ませるのは、支払い以上の見返りを求めていることもありますので注意が必要です。

大げさに話す系男子は「社会的ステータスを上げたい」

 大げさに話を盛る男性もいます。そのような男性は「社会的なステータスを上げたい」と思っていることが、ほとんどです。

 自分の価値は社会が決めると思っているので、女性にも周囲が認めるような美貌やスキルを求めるところがあります。その男性の本当の愛情が自分に向けられているかどうかを確認したいものです。利用されるだけされて、捨てられてしまうこともある、厄介なタイプの男性でしょう。

元カノを非難する男性は「女性を下に見ている」

 元カノと言えども、かつて交際していた仲です。初対面の女性や、合コンで複数人が聞いているような場所で「元カノ」を非難する必要もありません。女性の中にはその元カノに同意を示す人もいるかもしれないのですから、配慮に欠ける男性ですよね。

 女性を下に見ているからこそ、元カノのことを悪く言えるのです。自分の非を認めずに全面的に元カノを悪くいう男性は、モラハラ気質でもありますので注意が必要でしょう。

男性の見栄っ張りに付き合う? それとも……

 男性の見栄っ張りをわかっていて、あえてそれを楽しむ女性もいるそうです。「そんなに私のことが好きで、そこまで見栄を張っちゃうほど……」と、うっとりしてしまう女性は、見栄っ張り男との相性がいいかもしれません。

 あの手この手で気を引こうとする男性を「見抜いているけどね」と、あえて泳がせておくのも楽しいでしょう。しかし、なんとなく自分が不快になるような見栄を張るようなら、そんな男性とは早めに決別するのが得策だと思いますよ。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


南キャン山ちゃん的 “才能あるけど生理的に無理”な男克服法
 南海キャンディーズの「山ちゃん」こと山里亮太さんと女優・蒼井優さんの結婚には、驚いた方も多かったのではないでしょうか。...
しめサバ子 2019-06-15 06:00 ラブ
彼女とLINEで喧嘩が絶えず…問題だらけのコミュニケーション
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきのもとに届く「モテない」を自覚する男たちからの悲痛な叫び。...
並木まき 2019-06-15 06:00 ラブ
LINEで分かる年上男性の「脈あり」サイン&上手な返信方法
 気になる年上男性からのLINE!嬉しさのあまり舞い上がる気持ちは分かりますが、実は、LINEの文面には脈ありサインが隠...
孔井嘉乃 2019-06-14 12:41 ラブ
#3 大切なのはいかに互いの性を理解し肯定しようとするか
 交際当時、週に二回はセックスしていた彼が、別れて10年近く経ってから言ったのは、 「実は俺、セックスってそう好き...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:18 ラブ
浮気する女性の特徴と彼女たちが“浮気をやめられない”理由
 最近、あらためて思うのは、女性の方が恋に積極的であるということ。女性は多くのことを同時に考えることができます。実際、私...
東城ゆず 2019-09-14 05:57 ラブ
キスやお泊りはその気あり? 男性の“謎アピール”の心理とは
 夏もすぐそこ。恋の季節がやってきますね。飲み歩きに適した夏はふとした出会いも増える季節です。すでに「ちょっと気になる人...
ミクニシオリ 2019-06-12 06:00 ラブ
浮気をしない男性と出会うには? 女性が注意すべきこと3つ
 山本早織の「結婚につながる恋コラム」第7回は、多くの女性の悩みでもある“浮気をしない男性”と出会うにはどうしたら良いか...
山本早織 2019-06-12 06:00 ラブ
彼女がいる男友達を好きになったら告白する? 3つの選択肢
 彼女がいる男友達のことを好きになってしまう……恋愛あるあるですよね。でも、友達関係がギクシャクしないように気を張り詰め...
孔井嘉乃 2019-06-11 06:00 ラブ
悲劇を繰り返す? バツあり元鬼嫁の“不屈すぎる”ハント精神
 “鬼嫁”のレッテルを貼られていた女性には、離婚をした直後から、次なる夫探しに余念が無い人もいるようです。周りから見れば...
並木まき 2019-06-11 06:00 ラブ
出資話の裏で…敏腕投資家の夢は美女を集めたエンジェル牧場
 IT起業家――。西麻布、六本木、恵比寿、銀座など華やかな繁華街でシャンパンを嗜み、有名女優らと浮名を流して世間を騒がせ...
しめサバ子 2019-06-10 06:19 ラブ
マッチングアプリでの良縁GETに有効な「メス力」5カ条とは
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラム...
神崎メリ 2020-05-20 11:21 ラブ
電撃スピード婚がしたい!成功する女性の“5つの特徴”とは?
 山里亮太さんと蒼井優さんの電撃スピード婚ニュースに、世間が沸いていますね。付き合って2カ月でのゴールイン!「結婚できな...
孔井嘉乃 2019-06-08 07:07 ラブ
#2 「我慢してあげている」という優位の感覚と被害者意識
 私自身は、若い頃から《したくない側》でした。  性的な好奇心も性欲もあるものの、セックス行為は常にストレスとプレ...
うかみ綾乃 2019-08-26 12:18 ラブ
離婚は怖くない? 幸せな再婚を果たした女性に“3つの特徴”
 今や3人に1人が離婚をするといわれる時代。  離婚は誰もが避けられない可能性のある人生の出来事になってきたのでは...
しめサバ子 2019-06-07 06:00 ラブ
夫や彼のDVからサヨナラを! 逃げない女性が多いのはなぜ?
 配偶者や恋人からのDVに悩む人は少なくありません。内閣府がまとめた平成29年度の1年間のDVの相談件数は全国で約10....
内藤みか 2019-06-06 06:00 ラブ
デートで眠気が…睡眠不足を乗り切るための5つの対処法
 好きな人とのデートの前日、「明日は何を着よう?」「何を話そう?」と、ついつい夜更かしをした経験がある方は多いでしょう。...