「バリキャリが好き」の甘い言葉に気をつけろ! 3つの注意点

伊藤早紀 恋愛メディア編集長
更新日:2019-08-26 06:00
投稿日:2019-08-26 06:00
「俺、バリバリ働いている子が好きなんだよね」――。バリキャリ女子にとっては日ごろの苦労が報われる、男性からのありがたいお言葉! しかし、この「バリキャリ女子好き宣言」って実は危険な一面も。
 今回は「バリキャリ好き」の理由を解明し、注意すべきポイントをまとめました。

バリキャリと付き合って成長したい男はそれまでの男

 バリキャリ女子と付き合えば「お互いに高め合えそう」と理想を語る男性、さまざまなアンケートを見ても分かる通り多いです。

 一見、「お互いを尊敬しあって、いつまでも魅力的でいようと思える相手がいい」というとても素敵な意見ですよね。

 しかし、女性とのお付き合いを「切磋琢磨する」ような男性って結局まだまだ「成長途中」の男性です。

 もちろん、いい心構えであることは間違いありませんが、本当に仕事ができてハイスペックな男性は、女性に「自分の成長」なんて求めていません。

 私の周りのとある男性は、大手企業を辞め、起業し経営者になりました。

 もともと大手企業時代は生粋のバリキャリ好きでしたが、起業してしばらく経って「もうバリキャリはいい」と言うのです。

 理由を聞いてみると「起業したらそのへんのバリキャリ女子といても成長できないし、仕事で高め合うのは経営者仲間で十分」と言っていました。

 つまり、自分の成長を相手に求めるのはそこまでのレベルであり、さらに上のレベルになると「成長」とか「高め合いたい」欲はなくなるのですね。

 確かに、ITベンチャーの社長が「自分が成長できるから」で相手を選んでいるのは想像しづらいです。

 もちろん「ライバルのような立ち位置でお互いに高め合えるパートナーが欲しい」バリキャリ女子にとってはおすすめの男性であることに違いはありません。

「バリキャリは話が合う」と言う男性は意識高い系男子

「バリキャリ女子って、やっぱり話が合うんだよね」と言う男性。自分自身、徹夜も厭わずバリバリ働いていることが多いです。

 もちろん仕事の話や視座の高さ、価値観など仕事をしているからこそわかりあえる部分も多いですよね。

 でも、「仕事をしている女子とは話が合う」男性って、仕事に関して偏った価値観を持っていることもあります。

 自分のように名だたる企業でバリバリ仕事をしていることこそが全てで、同じフィールドにいる人は尊敬できるけど、それ以外の、例えば趣味に全力投球している人のことは理解できなかったりします。

 こういう男性は仕事が最優先で、仕事を頑張る女性が好きだけど、頑張れなくなった途端に冷たくなる傾向にあります。「仕事をしている」ことこそが尊いこと、なので。

「バリキャリ女子は話が合う」と言ってる男性には要注意です。

バリキャリ好き=手間をかけたくない

「仕事と私、どっちが大事なの?」と言う女子は嫌だ、だからバリキャリがいい、という男性も多いです。恋愛に自分のリソースをあまりかけたくない男性は一定数います。

 彼らの妄想上、バリキャリ好き女子って「自立していて、お金もあって、話もわかってくれる楽な存在」なんですよね。

 もちろんそういう女性を求めることは悪くはありません。

 でも、バリキャリ女子のみなさん、あなたはそんなに「手のかからない子」でしょうか?

 仕事がしんどいときは甘えたいし、稼いでいてもご馳走されたら嬉しいし、たまには仕事を抜け出してデートを優先したいときもあると思います。

 でも、相手の要望に応えてサービスをしてしまうのが良くも悪くもバリキャリ女子。

「バリキャリ好き」の甘い言葉だけではなく、なんでバリキャリが好きなのか? その男性が求めていることと自分の価値観は合っているのか? しっかり見極めて相手を選びましょう。

 みなさんの恋愛、応援しています!

伊藤早紀
記事一覧
恋愛メディア編集長
マッチングアプリ総合メディア「マッチアップ」の編集長・恋愛婚活ラボの所長。結婚相談所の仲人をしながらマッチングアプリ経験者800人以上に取材。恋活や婚活の実態をTwitterYouTubeで配信中。マッチングアプリのご意見番として多数テレビ出演。著書に「出会い2.0」がある。

ラブ 新着一覧


男性の「ちょっと距離を置こう」は何日? 結論を急ぐ女性へ
 お付き合いをしている男性からの「ちょっと距離を置こう」の言葉。「いつまでって何日!?」と、つい問いたくなりますよね。そ...
孔井嘉乃 2019-04-11 06:28 ラブ
【渋谷編・上】“いきなり恋人”からカジュアルに宗旨替え!
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-04-22 23:05 ラブ
男の褒め言葉「かわいい」は「ブスじゃない」と同義だった
 合コンなどの前情報では、女性が「かわいい子を連れていくね!」と言っても、信じない男性が多いと聞きます。「女の言う“かわ...
並木まき 2019-04-08 01:48 ラブ
なかなか恋愛モードに入れない干物女子は“匂い”から入ろう
「最後に付き合ったのいつだったっけ?」  ある調査では彼氏が現在いない女性のうち、なんと40%以上が5年以上彼氏が...
しめサバ子 2019-04-15 03:04 ラブ
40代が危険…“そこそこオバサン”に愛想尽かし離婚を望む男
 最近、立て続けに晴れ晴れとした顔で「離婚したんです」と打ち明けてきた40代男性たちと話す機会に恵まれました。  ...
並木まき 2019-04-09 06:28 ラブ
永久保存版 「意識高い系男子」とうまく付き合う5つの方法
 さて、なにかと話題の意識高い系男子。サイバー〇ージェントや、リク〇ートなどの“超一流企業”によく生息し、目線の高さ、将...
しめサバ子 2019-04-20 00:17 ラブ
30代からの恋愛…理想の男性に出会うためにすべきことは?
 働く女性が多くなった今、結婚年齢もどんどん上がり、アラサー、アラフォーでも婚活はこれから!という方は増えていると思いま...
しめサバ子 2019-04-06 03:25 ラブ
堕ちやすい罠…夫の浮気でメンタルを壊す妻がやっていること
「夫の浮気」が発覚したとき、うまく対処して被害を最小限に食い止められる妻と、立ち回り方を誤り、さらなる悲劇へと進む妻がい...
並木まき 2019-04-07 07:17 ラブ
婚活とは食べログ3.1くらいの隠れた名店を探すことである
 今回は、グルメのお店探しと婚活の共通点についてお話しさせていただきます。  新しいお店を探す時、すっかり定着した...
しめサバ子 2019-04-12 05:48 ラブ
恋愛中のLINE「既読スルー」が気にならなくなる3つの方法
 恋愛中の「既読スルー」って厄介なものですよね。自分が「?」を投げかけているのに返信が来ないと1日中もやもやしてしまった...
孔井嘉乃 2019-09-11 06:39 ラブ
結婚相談所で探すべきは…経営者好き女子にオススメの理由
 婚活の“最後の砦”といえば「結婚相談所」。男女ともに結婚願望が高まっている人が利用するため、成婚率は上がりますよね。 ...
しめサバ子 2019-03-31 05:53 ラブ
結婚すれば離婚も苦労 「疫病神でしかないダメ男」特徴3つ
 婚活を意識していらっしゃる読者のみなさまのなかには「もう、こうなったらダメ男でもいいから、とりあえずゴールインしちゃい...
並木まき 2019-03-28 06:12 ラブ
本気で理想の相手と結婚したい女性のための「SNS投稿術」
 皆さん、SNSを利用していまいすか? 今回はSNSを婚活にうまく活用するテクニックについてご紹介させていただきます。 ...
しめサバ子 2019-09-14 06:11 ラブ
合コンで口説いてきた男性…実は「友達の婚約者」だった話
 日夜、いたるところで繰り広げられている合コンにも、それぞれにドラマがあるものです。日本合コン協会の会長をしている私のと...
田中絵音 2019-09-10 06:44 ラブ
デート時に「クーポンを使う男性が好き」と言ってみる利点
 みなさま、デートでのクーポン論争はご存じでしょうか?  コトの発端は、みんな大好き「発言小町」。2012年に投稿...
しめサバ子 2019-09-09 14:07 ラブ
夫にするとケンカが絶えない男の微妙な“会話のクセ”3大NG
「あばたもえくぼ」「恋は盲目」とはよく言ったもので、恋愛中にはさほど気にならなかったことが、結婚後にはイライラの元凶にな...
並木まき 2019-09-10 09:27 ラブ