少量のご飯がより美味しく!満腹になる断食ダイエットの魅力

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-10-08 11:39
投稿日:2019-08-30 06:00

私が行った断食ダイエットの方法

 運動はまとまった時間を要します。家の中でするのも、限られた運動になってしまいますよね。しかし、食事にまつわる減量方法は即効性があり、難しいことは必要ないのがいいところです。

 断食ダイエットをすると、食べないからこそ胃腸が休まり、老廃物がスムーズに代謝されるようです。それに、濃い味付けの食事を避けて、水と塩や酵素ドリンクで凌ぐので、断食明けはとにかくご飯が美味しいのだそう。そして、胃が小さくなるからこそ、少しの量で満足できるようになるところがメリットだといいます。

 実際に私も、この1週間で断食ダイエットを2日ほど試しました。結論から述べれば、さほど辛くなくピークは2kgの減量に成功し、楽しんで行うことができました。それでは、私の断食ダイエットのエピソードを紹介しましょう。

1日目:空腹を感じたのは午前中のみ

 空腹を感じたのは午前中のみ。酵素ドリンクを無糖の炭酸水で割ったものなどを飲みました。この酵素ドリンクは通販で安く購入したものです。酵素ドリンクを飲むと、炭酸を含んでいることも手伝って、いっとき満腹になりました。しかし、そのあとにすぐさま襲ってくる、「食べたい」という欲求。家族の朝食や昼食を用意している時が辛かったですね。

 しかし、それも正午をすぎると、次第にお腹が空きすぎて「食べたい」という欲求がなくなります。夏場で脱水が怖いので、食塩は舐めていました。たかが塩ですが、断食中はすごく美味しく感じられました(笑)。

2日目:「ご飯が食べたい」という気持ちが失せる

 早朝に起きた私は「一番長い1日になるんじゃないだろうか」と考えたものです。すでに食べる楽しみがないので、どうやって1日を過ごそうかという気持ちにさせられます。きっと「今日は何を食べようか」と考えるのが無意識な習慣だったのでしょう。とにかく食事への執着が強いことを自覚しました。そこで、「食べたい」と思った分だけ“原稿を書く”という目標を決めました。

 これが、思いのほかライターの仕事がはかどりまして、途中から空腹感も感じませんでした。食べたいという強い執着を他に向けたのが良かったようです。夕方から実家を訪ねたのですが、実母が目の前で美味しそうなご飯を作っていても、何も感じません。「食べる?」と聞いてくれたわけですが、「断食中だから、いいや」と断ることができました。昨日から何も食べていないはずなのに、すごいことです。もはや、この2日目は空腹を感じなくなっていました。

3日目:ぼーっとするので夕方から回復食を食べる

 本当は、この日まで断食して過ごすつもりでした。しかし、この日は、スマホをお店に忘れてきたり、フラフラするなどの兆候があったために、少し早めに回復食を食べました。主婦は、一人だけの体ではないので、「断食も無理しないほうがいい」という判断でそうしました。

 回復食は消化によく味が薄いものを選ぶといい、との情報をネットで入手。あまりにカロリーが高いと、これまで2日も休ませていた消化器官にフル活動を強いることになり、胃が疲れてしまうのだそうです。酵素ドリンクとうどんを食べました。このうどんがすごくすごく美味しくて、この世のものじゃないくらいに感じられました。断食して味覚が研ぎ澄まされたようです。さらに、すごく少ない量で満腹感を得ることができました。

  ◇  ◇  ◇

 断食は、改めて考えてみると、すごく楽しいものでした。自分とギリギリへの挑戦をすることができますし、断食が終わった後のご飯は最高に美味しかったです。仕事もメリハリをつけて挑むことができましたし、夜もよく眠れました。

 繰り返す毎日に飽きてしまう人ほど、断食後の食事の楽しみを目当てにすれば、イベント感覚で楽しめるのかもしれません。(ただし、自己責任で断食期間を決めてくださいね!)

断食を乗り越えて「1.1kg」減量

 断食をして2日目に、−2kgをしたのです。しかし、その後に回復食を食べたりして戻りました。今週は、先週から1.1kgの減量のみです。それでも、つい最近の私から考えればスゴイこと。引き続き、以下のメニューでダイエットを頑張ります。

・体重計に毎日のる・記録する(継続)
・レコーディングダイエットをする(継続)
・トレーニングルームに週2回ほど通う(継続)
・ランニングを取り入れる
・プチ断食を取り入れる
・脂肪燃焼スープを継続する

 減量を維持できるのか。それともリバウンド…? 次週、「ダイエットは目標が肝心!期限付きで数字を追求するのがコツ」を、お楽しみに!

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


赤ニキビを明日までに治したい! 目立たなくさせる対策5選
 大事な日の前に限って発生する大人ニキビ。特に目立つ赤ニキビはメイクでも隠しづらいので、悩んでしまいますよね。そこで、明...
朝にデトックスジュースを 知っておきたい「体内リズム」
 皆さんは“デトックスジュース”をご存じですか?  砂糖を一切加えず、野菜や果物のみで作るドリンクのことです。お店...
冬の乾燥に負けない「ツヤ肌メイク術」5選…秘訣はベース
 冬なのにメイクがテカる、ファンデーションが浮いてくる……と悩む女性は多いでしょう。この原因は、乾燥にあります。乾燥を感...
CA直伝 身長150センチ台でもスタイル抜群に見える“美姿勢”
 はじめまして、コラムを連載させていただく官能作家の蒼井凜花です。CA歴4年、六本木のクラブママ歴10年の経験を生かして...
危険度チェック あなたは「酵素不足」に陥っていませんか
 今回はまず、チェックリスト形式でお聞きしたいと思います。 □ ケーキやお菓子が大好き? □ 揚げ物など脂っこい...
代謝低下はダイエットの大敵…肥満ばかりか老化の進行も
 私がダイエットを成功させられたのはズバリ、「酵素」のおかげだと思っています。  と言うと、「ん?」と怪訝に思う人...
急なお泊まりに備えて…あったら便利なグッズを紹介します
 予定になかったのに飲み会で遅くなったり、デートの延長で急なお泊まりになったりすることってありますよね。そんな時、次の日...
婚活で“選ばれない女”ほどやりがちな自己満足メイク3選
 モテとメイクには、深い関係があると言われます。婚活をしているのになかなか「選ばれない」と嘆く女性には、メイクに残念な共...
ナイトブラを勧める理由 ダサさを乗り越え美乳を目指そう
 大手下着メーカーでも販売されているナイトブラ。でも、実際に使用しているのは、女性の半数以下なのだとか。そもそも、ナイト...
太りやすい体質ってどういうこと? リバウンドの原因とは
 よく、太りやすい体質だから痩せない、と聞きますが、そもそも太りやすい体質とはどういうことを言うのか理解していますか? ...
目指すものは「インナービューティー」 基礎からしっかりと
 本気でダイエットを目指す皆さん、そして、痩せてからも健康でキレイでい続けたいと思うあなたに、絶対に知っておいてもらいた...
乾燥の季節…“ツルふわ肌”を保つにはバスルームに化粧水を
 お肌の保湿は一年中大切ですが、空気が乾燥している冬から春にかけては、とくに気をつけなければなりません。顔には保湿液をつ...
コーヒーをはちみつシナモンに 女性に嬉しい3つの美容効果
 とある整体師さんと話していた時、「私ははちみつシナモンを飲んでいるおかげで、ここ3年風邪を引いていないんです」と“はち...
ちゃんと洗えてる? プロが教える正しいシャンプーの方法
 毎日の習慣の中で当たり前のようにしているシャンプー。本当にそのやり方であっているのか疑問に思ったことはありませんか? ...
「どうせダイエットしても…」の口癖に今度こそサヨナラを
 こんにちは、元グラビアアイドルの小阪有花です。現在33歳の私ですが、芸能界で活動していた20代前半、心のバランスを崩し...