坂口健太郎似の男「一緒に住もう」の言葉に隠れた甘いワナ。欲しいのは家政婦だよね?

おがわん ライター
更新日:2025-09-03 11:45
投稿日:2025-09-03 11:45

時代錯誤な価値観に生きる男

「悪いけど、まだそういう気持ちにはなれない」とやんわり断ると、彼は拍子抜けするほどあっさり「そっかー、残念」と返してきた。

 その後、彼からの連絡は一切なくなった。まるで「条件に合わないなら用はない」とでも言われたようだった。

 後日、共通の知人を通して、彼がこんなことを言っていたと耳にした。

「最近の女って、全然尽くしてくれないよな。昔はもっと支えてくれる子、多かったのに」

 時代錯誤もここまでくると、もはや清々しい。

依存関係に愛は芽生えない

 今や女性だって、自分の人生を大事にし、自立して恋愛をしている。尽くすことが前提で、他人に甘えようとするのは違う。

 もちろん、助け合える関係を築くことは大事。でもそれは、“お互いに”努力してこそ成り立つもの。最初から依存ありきの関係に、愛なんて芽生えない。

「夢を追うのは自由。でも、その夢を誰かの“善意”に背負わせようとするのは違うと思う」

 そう語るユカリさんの目は、少しだけ厳しかった。でも、それは過去を見つめ直したからこそ持てた、確かな強さでもあった。

おがわん
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かつてちょっとだけ芸能の世界に所属。現在は縁あって、雑誌やWebメディアなどでライターとして活動中。エンタメ系から日常ネタまで、気になるあれこれを取材。楽しく読んでもらえる文章を目指して、日々ゆるっと執筆中です。

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