毛の悩みとサヨナラ! 医療脱毛のアレコレを専門医に聞いた

canちゃん ライター・デザイナー
更新日:2019-11-29 06:00
投稿日:2019-11-29 06:00

Q. おすすめ脱毛部位とその理由を教えて!

 昨今、女性に人気の「アンダーヘア脱毛(VIO脱毛)」。見た目がキレイなだけではなく、衛生的にもオススメです。

VIO脱毛のメリット

●デザイン脱毛でオシャレを楽しむ

 完全に脱毛を行うことはもちろん、「薄くする(毛量・密度を減らす)」「形を整える」などのデザイン脱毛も可能。アンダーヘアのムダ毛を気にすることなく、水着などのオシャレを楽しむことが出来ます。

●VIOゾーンを清潔に保つ

 汗や生理の時の出血などで非常に蒸れやすくデリケートな部位であるVIOゾーンは、常に下着も身につけているため、他の部位に比べ非常に雑菌が繁殖しやすくなっている部位でもあります。雑菌の温床となるムダ毛の処理を行うことで、デリケートなVIOゾーンを清潔に保ちやすくなります。

●VIOゾーンのニオイを軽減

 VIOゾーンは非常に雑菌が繁殖しやすく、この雑菌から気になるニオイが発生します。ムダ毛の処理を行うことで雑菌の温床をなくし、通気性が高まることでVIOゾーンのニオイを軽減することが期待できます。

●「介護脱毛」

 将来、自分が介護される立場になったときを想定し、あらかじめアンダーヘアやワキ毛を脱毛して、介護者の負担を軽減させたいという思いから脱毛する方が増えてきています。

 医学的な観点からのメリットは、デリケートゾーンは拭き取ったつもりでも、毛や皮膚の間に排泄物が残りやすい部位で、炎症や感染症を引き起こすこともあります。

 高齢で介護を必要とする状態の方は免疫力が低下している場合も多く、またオムツなどでは菌の増殖が増え、より感染症のリスクは高くなります。

 そのため、トイレでの排泄介助や、オムツの交換の際に、介護者はより丁寧に清拭をする必要があります。

 脱毛により、感染症や皮膚トラブルのリスクが軽減され、オムツ交換の際の臭いが軽減されたり、清拭が楽に。介護される人、介護する人、双方にメリットが大きいと考えられます。

Q. 痛い脱毛部位はどこ?

 クリニックで使用している医療レーザー脱毛機は、脱毛効果が高い分、お痛みを感じる方もいらっしゃいます。痛みの感じ方には照射部位や、毛の密度や太さ、また皮膚の状態や体調、使用する医療機器で差があります。

痛みを感じやすい部位

●アンダーヘア脱毛(VIO)

 皮下脂肪が少なく骨が近い部位。毛も太いので痛みを感じやすい。生理前後は痛みを感じやすい傾向にあるので、痛みを避けたい場合は脱毛照射を行なう時期を選ぶのもひとつ。

●お顔脱毛

 皮下脂肪が少ない額や鼻下、男性では密度が濃いヒゲは痛みを感じやすい。

●ワキ脱毛

 ワキの部分も密度が濃く太い毛が生えている箇所なので痛みを感じやすい。

canちゃん
記事一覧
ライター・デザイナー
本業デザイナー、副業ライター。デザイナー業ではUI、web、グラフィック、立体など幅広く対応。ライター業ではライフスタイル、Web3、美容、音楽など人生を楽しむ「何か」を経験したい&伝えたいとアレコレTRY中! 趣味はキックボクシングとカラオケ。
X(旧Twitter)

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


傷んだ手肌を緊急レスキュー! 自宅できるスペシャルケア3つ
 季節の変わり目の寒さや手洗いによる乾燥などで、手肌が傷んでいませんか? ゆっくりとお家で過ごす時間には、忙しいときには...
一滴のベビーオイルが洗顔を変える!つっぱらない肌を実感♪
 以前、ベビーオイルでのクレンジング方法(ベビーオイルでクレンジング!正しいやり方でもちもち肌に)をコクハク編集部でお届...
鏡に映った「お疲れ顔」から卒業! 若見えおうちメイクテク
 鏡を見ながら、自分に対し「今日の私、疲れてる……?」と感じた経験はありませんか。お疲れ顔に見えるということは、老けて見...
体重維持に効率的な方法とは?我慢しない6つの体型キープ術
 一生懸命ダイエットして理想の体型になっても、体重を維持するというのは簡単なことではありませんよね? そこで今回は、我慢...
こんなに違う!爪のカットスタイルが与える印象の違いを解説
 人の外見がまちまちであるように、指や爪の形もいろいろです。大きさ、厚さ、長さ、色味も人によって異なります。爪のカットス...
つい甘いものに手が…「コロナ太り」対策におやつを見直そう
 外出やジムに出かけられず、普段と行動が変わってきているので、食べ方に気をつけないとうっかり太ってしまいそうなこの時期。...
マスクでニキビが…!悪化させない肌荒れ対策&改善方法
 新型コロナウイルスが蔓延してから、一番の必須アイテムとなった「マスク」。しかし、毎日の長時間のマスク着用によって、「マ...
お家にいる時間で綺麗に!おこもり美容初心者に3つのススメ
 自宅で過ごす時間が増えた今「おうちだし、メイクしなくてラッキー! すっぴん万歳!」と考えるか「おこもり美容ができる!」...
正しいお手入れで理想の眉毛に♪ 絶対失敗しない5つのコツ!
 眉毛は顔の印象を大きく変える大事な部分。しかし、「左右のバランスがバラバラ」「剃りすぎてしまった」など、眉毛自体の悩み...
お家で運動=ワークアウトをする時に気をつけたい3つのこと
 お家の中でワークアウトをする人が増えている今、気をつけたい3つのことを紹介します。最近は、オンラインでの教室やYouT...
健康美肌へ…栄養士直伝“トレーニングと豆乳”のステキな関係
 おこもり生活が続いて体が重く感じたり、肌もなんとなく不調気味だったりする方もいるのではないでしょうか。そんな今こそ、家...
肌断食で美肌に♡ 効果とやり方&成功させる5つのポイント!
 モデルや芸能人の間でも広まっている「肌断食」をご存知ですか? 肌断食は、“スキンケアをやめて肌の調子を整える”という美...
30代からの基本のシミ対策!原因を知って正しいケアを♡
 30代を過ぎると、肌のトラブルに悩む女性も増加傾向。中でも、「肌のくすみ」や「シミ」で悩んでいる女性も多いのではないで...
アイブロウメイクの完成度を高める 100均&プチプラアイテム
 いろいろなアイブロウアイテムを使ってみて、辿り着いたのは100円均一とプチプラのアイテムでした。顔の印象を大きく変える...
ボディソープより赤箱!日焼け止めが落ちない悩みが解決した
「日焼け止めを塗らずして紫外線を浴びるなかれ」  筆者が10代の頃から自分に課してきた、唯一の美容法です。10代の...
ミニスカートは何歳まで?大人女性が可愛く着こなすコツ♡
 本来、ファッションというのは自由なものです。それなのに、「ミニスカートは何歳まで履いていいの?」という疑問や、脚を出す...