プロが指南!浮気調査を依頼する前にやってはいけないNG行動

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-02-29 06:00
投稿日:2020-02-29 06:00

「私には本当のことを言ってくれる」と決して思ってはいけない

「本当のことを言ってくれたら、絶対怒らないから」

 浮気に気づいて、そう言ったことがあるかもしれません。しかし、女性は事実を告げられると、必ず怒ります。コトの流れを素直に話して男性が女性の逆鱗に触れ、ビンタ攻撃を食らうことは珍しくありません。男性が「怒れへんって言うたやん!」と抵抗しても、時すでに遅し、です。

 女性の「怒らない」は「浮気していない場合限定」という前置きがあります。皆さんも、胸に手を当てて過去を振り返ってみてください。同じような経験、ありませんか。

 やっぱり問題は、怒った後です。激怒された男性は、問い詰められた男性以上に学習を深め、本当のことを言わなくなります。要注意は、ウソの中にスパイスのようにまぶされる、ほんの少しの真実です。そんな一枚上手の男性がいることを知っておくことも必要です。

 たとえば、浮気を問い詰められた男性が、「すまん、高校の同窓会で元カノと1回だけ会った。でも、そのときだけで何もしてない」と素直に密会を認めたとします。女性は、「今も続いているでしょ」と疑って、「旦那さんもいるし、2人きりで会うのはお互い良くないねと話したから、もうない」と返されたらどうでしょう。

 最初の話に事実も混ざっていますし、2人で会うのは良くないと話したかどうか、追及のしようがありません。食事をしただけで、浮気の事実関係は掴めていないわけなのです。1回のデートのお咎めで、その浮気疑惑問題は沈静化せざるを得ません。

 それが先ほど説明した“トカゲの尻尾状態”を招き、チラホラ見え隠れする浮気の影に、女性は心を病むのです。浮気した男性が「自分には本当の話をしてくれる」なんて思ってはいけません。私の経験で、こういうケースの調査に入ると、ドロドロの浮気が継続していることは数知れず、です。

山崎世美子
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男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
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