更新日:2020-09-01 06:05
投稿日:2020-09-01 06:00
郊外に念願の一軒家を手に入れた、1組の「パワー夫婦」。会社への通勤には少々不便な地でも、テレワークがメインの今は「少し無理をしてでも、家を買っておいて本当に良かった」と感じているそうだ。
マンションよりも広々とした玄関、近隣住民との適度な距離感。そしてなにより「ここは私たちのお城」という独特の満足感。
そんな夢にまで見たはずの“城”では、ときに、人生につきものの奇妙な事件も起こりうるーー。これは実在する物件を舞台にした、とある男女のストーリー。
マンションよりも広々とした玄関、近隣住民との適度な距離感。そしてなにより「ここは私たちのお城」という独特の満足感。
そんな夢にまで見たはずの“城”では、ときに、人生につきものの奇妙な事件も起こりうるーー。これは実在する物件を舞台にした、とある男女のストーリー。
相次ぐ不審な出来事について夫を問いただす
「え? どういうこと??」
妻である咲子から不意打ちで予想外の質問を受けた陽介は、驚きと焦りが入り混じった表情で、すっとんきょうな声をあげた。
「あのね……、黙っていようと思っていたんだけど、やっぱり私はそういうの性に合わないから。陽介が、なんか私に隠しているんじゃないかって疑いながら、一緒に生活をするのは苦しいから。だからね……? 今なら怒らないから本当のことが聞きたいんだよね……」
今にも泣き出したいのをこらえ、咲子は可能な限りの冷静を装いながら、言葉を選んで陽介に伝えた。今日の夕刻までは、いつもどおりの平穏な時間を過ごしていたのだ。しかし、届いた郵便物をポストから出した瞬間に、咲子の穏やかな日常が一瞬にして崩れた。
差出人の表記が不可解な白い封筒。義母から伝えられた、聞き慣れない女性の声で実家宛にかかってきた1本の電話。そして、夕食のときに夫の口から飛び出した謎に満ちた一言。
陽介はポカンとした顔でそのままベッドに仰向けになると、うつろな表情で天井を見上げている。
ラブ 新着一覧
離婚を経験した男性たちから話を聞くと、それはそれは壮絶なエピソードも珍しくない実態に驚き。
魑魅魍魎(ちみもうりょ...
4年以上の長い春に別れを告げたいものの、「後悔するかもしれない」と、結局ずるずると関係を続けてしまっている方は多いでし...
4月某日、コクハクで「#ザン恋」を連載中の田中絵音さんから連絡があり、「うちの日本合コン協会主催でちょっと面白いイベン...
巷にはさまざまな恋愛テクニックがあふれています。「ギャップを演出しよう」「ボディタッチしてみよう」。はいはい、そんな小...
よく母親の話をする彼の様子を見て、「もしかしてマザコン!?」と、眉をひそめる女性は多いよう。でも実は、本当はマザコンで...
最近のAbemaTVは恋愛リアリティードラマの宝庫です。高校生がLINEのやりとりで恋をする「アオハル♡LINE」や年...
鬼嫁と晴れて離婚に至ったとしても、別れたあとに、想定外の「悪あがき」に遭うこともあるようです。
魑魅魍魎(ちみもう...
飲み会で帰宅が遅くなっただけで、口をきいてくれなくなった年下の彼氏。目さえ合わせてもらえない日が続いた、7日目の朝でし...
「腐れ縁!」なんて苦笑しながらも、不思議なくらい冷めない恋愛をしている女性っていますよね。恋愛には賞味期限があると言われ...
付き合い始めてからいずれ訪れる、「彼氏に料理を振る舞う」というミッション。普段、自炊をしているならまだしも、料理が苦手...
結婚初夜は本来どんなカップルにも、スイートでロマンティックな夜になるべきはずの時間。ところが、世間にはそうはいかなかっ...
「飲み会でカシオレを頼むとモテる」そんな、カシオレ神話を知っていますか?調べたら「カシオレは古い!時代はカルアミルクだ!...
結婚相手の年収や仕事の内容って、「恋愛はお金じゃない」と言いながらも、やっぱり気になるポイントですよね?そうしたパート...
浮気をしている男たちは、あの手この手で妻や彼女にバレないよう画策をしているようです。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な...
あなたは「ポリアモリー」をご存知ですか?カップルがお互いの合意のもと複数の恋人を持つ――そんな関係のことを指す言葉がポ...
電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさんに...