冬なのにメイク崩れが起こるのはなぜ?予防&お直し方法8選

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-02-04 06:00
投稿日:2021-02-04 06:00
 “メイク崩れ”と言えば、夏のイメージですが、実は冬のメイク崩れもなかなか手強いです。でも、「あまり汗をかかないのにどうして崩れるの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。そこで今回は、冬にメイク崩れしてしまう原因や、予防方法&お直し方法をご紹介します。

冬にメイク崩れする3つの原因

 まずは、どうして汗をかかない冬にメイク崩れが起こるのか、その原因をチェックしていきましょう!

原因1. 暖房による乾燥

 冬のメイク崩れの大きな原因は、「乾燥」です。特に、デスクワークや室内で仕事をしている人は、1日中暖房に晒されることになりますよね。空気は、温度が上がると「空気中に含むことができる水分量」が増加します。そのため、温度が上がって空気中の水分量が増えると、肌から水分が奪われやすくなり、乾燥を感じるのです。

 そうして肌が乾燥すると肌表面は粉がふいたような状態になり、ファンデーションも崩れてしまうという訳。冬に暖房を使う時は、加湿することが重要です。

原因2. 乾燥による皮脂の過剰分泌

 冬に肌の乾燥がひどくなると、肌は「これ以上乾燥しないように」と油分を分泌し始めます。そのため、顔が乾燥しているのに表面はテカりやすくなり、ファンデーションはドロドロになってしまいます。

原因3. マフラーなどの衣類による摩擦

 夏と違って温度の下がる冬は、タートルネックやハイネック、マフラーなどの衣類が、顔に触れる機会も増えますよね。そのため、摩擦された部分のファンデーションが落ちて、一部だけ肌の色がくすんで見える状態になることも……。顔周りに触れる衣類を着る時には、メイク崩れを防ぐように工夫しましょう。

ドロドロ・カサカサ…冬のメイク崩れの予防方法5選

 続いては、冬のメイク崩れを防ぐための予防方法をご紹介しましょう!

1. クレンジング&洗顔時間は短い時間で

 冬の肌ケアで大切なのは、水分や油分を取りすぎずに乾燥を防ぐこと。長時間オイルクレンジングをしたり、洗顔時間が長かったり、熱いお湯で洗い流すなどしてしまうと、どうしても肌の水分や油分を取りすぎてしまいます。

 目安としては、朝の洗顔は30秒以内、夜の洗顔は30秒〜1分以内で済ませるようにしましょう。また、泡を転がすようにして肌を擦りすぎないようにすることも、乾燥予防には重要です。

2. 保湿ケアを強化

 冬は、毎日の保湿ケアを強化しましょう。化粧水などで保湿した後は、クリームやバームなど油分の多いアイテムを使ってしっかりとフタをすることを心がけることが大切です。特にメイク前には、しっかりとクリームを馴染ませ、10分程度経ってからメイクをすると、長時間、乾燥を防ぐことができますよ。

3. 下地やファンデーションは薄塗りが基本

 冬にメイクをする時、下地やファンデーションは薄塗りにしましょう。指で塗るとムラができてメイク崩れにつながるので、スポンジなどで均一に伸ばすと、綺麗に塗ることができます。

4. フェイスパウダーで肌をバリア

 マフラーなどの摩擦によるメイク崩れ予防には、メイクの仕上げにフェイスパウダーを使うことをおすすめします。摩擦だけでなく、紫外線や暖房、冷たい風による乾燥から肌を守る効果も期待できるでしょう。

5. メイク後の化粧水で密着度をアップ

 メイクが終わったら、しっかりと肌に密着させることが大切です。おすすめは、メイク後の化粧水。スプレーなどで肌に吹きかけてから、手のひらで押さえます。こうすることで、よりメイクを肌に密着させることができますよ。

とっておき! 冬にメイク崩れした時のお直し方法3選♡

 最後に、冬にメイク崩れしてしまった時のお直しのコツをご紹介します。

1. ミスト化粧水で保湿

 冬のメイク直しアイテムとして常備しておきたいのが、ミスト化粧水です。肌が乾燥しそうと感じた時に、こまめに化粧水で保湿することで、乾燥によるカサカサ崩れやドロドロ崩れを防ぐことができますよ。できるだけ、保湿効果の高い化粧水を選ぶようにしましょう。

2. スポンジで崩れを馴染ませる

 スポンジも重宝します。メイク崩れした時、そのまま上からファンデーションを重ねてしまうと厚塗りの原因になってしまい、さらにメイク崩れを加速させてしまいます。そんな際に役立つのが、スポンジです。

 崩れたメイクをいったんスポンジで馴染ませてから、ファンデーションを重ねましょう。綺麗にメイク直しをすることができます。

3. バームで乾燥部分を保湿

 冬のメイク崩れには、油分を多く含んだ保湿アイテムを1つは持っておきましょう。化粧直しをする際に、乾燥が気になる部分を保湿してからファンデーションを塗ることで、カサカサ崩れを直すことができます。

 おすすめは、固形バーム。持ち運びやすい上、ひどい乾燥で化粧水では保湿しきれない部分も、しっかりと潤わせることができますよ。ツヤが出てしまって気になる人は、こっくりしたテクスチャーの保湿クリームでも良いでしょう。

冬こそ乾燥&皮脂分泌によるメイク崩れに備えよう!

 夏のメイク崩れも気になりますが、実は、乾燥からくる皮脂の過剰分泌のほうがケアが厄介だったりします。ぜひ普段からしっかり保湿を意識して、インナードライ肌にならないように気をつけて冬のメイク崩れに備えてくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


化粧品が合わないかも? やめ時を見極める時の症状チェック
「化粧品を新調したら急に肌荒れが起こった」「今まで問題なく使えていたのに、突然肌に合わなくなった」、そんな経験がある女性...
理想の美バストになるにはまずこれ!おすすめ簡単バストケア
 年齢とともにバストが垂れていっている気がする。デコルテが寂しくなったかも。変わりゆくバストをどうにか食い止めたい……。...
ニベア青缶で美容効果を得たいなら?知っておきたい注意点
「美容効果がすごい!」と、美容界で注目されるニベア青缶。さまざまな使い方が検証され、美容家さんが愛用していることでも度々...
お泊りデートに便利 “かわいくてキレイになる”神アイテム3選
 彼とのお泊りデートの日には、できるかぎりキュートな自分でいたいもの。しかし、夜美容のアイテムって生活感の強いものも多い...
梅雨時期の髪のうねりを解決!ヘアスタイルキープ術3選♪
 年に1度の梅雨時期。雨が多く、蒸し蒸ししているだけでも不快なのに、髪のセットが決まらない!と、さらにイライラを募らせて...
お泊まりはすっぴんメイクで決まり!5分テクで美肌キープ♪
 お泊まりデートや女友達との旅行は、嬉しく楽しみ!でも、その反面、「すっぴんを見られる」という事実にプレッシャーを感じて...
ストレス過食を一瞬で止める!女性ならではのドカ食い解消法
 ダイエットの反動や、イライラした時についついやってしまうドカ食い。「できることならやめたいけど、どうしても食欲に勝てな...
今や美人顔の常識!「鼻下は短く」をメイクのひと手間でGET
「世界で最も美しい顔100人」にもランクインした石原さとみさん、佐々木希さん、上戸彩さん。この三人に共通する項目は何でし...
夫で検証!ぶよったお腹が1週間で“マイナス4センチ”の驚愕
 夏本番を目前に控え「育ちまくったお腹が大変なことに……」と感じている方も、少なくないことと思います。かく言う私の夫も「...
話題の100円均一コスメ! ダイソー「URGLAM」がスタメン入り
 最大のポイントはなんと言っても100円均一で買えちゃう超おトク感。全部で98種類あり、カラーやアイテムの種類が豊富です...
モテ髪を狙うなら…アウトバストリートメントを味方につける
 女性の美しいツヤ髪は、多くの男性が魅力に感じるパーツ。しかし生まれつきの髪質や、不十分なお手入れのせいでツヤ髪がキープ...
ほうれい線、首のシワ…年齢が出るパーツを改善する方法は?
 プチ整形、アンチエイジング……気になるけど、敷居が高くてよくわからない、そんな悩みを抱えている方も多いのでは?コクハク...
泡立てが面倒な人も 優秀な“フワフワ泡洗顔”で美肌になろう
 洗顔は肌に負担をかけないように、フワフワの泡で洗いましょう! しっかりと泡立てるのが面倒ならば、泡で出てくる洗顔フォー...
ヘアだけじゃない! 小物アクセントにも「ターバン」活用法
 最近、街中でもよく見かけるようになったターバンやスカーフ使い。真似するにはちょっとハードルが高いと思っていませんか?で...
清楚な女子=モテる? 男性たちの本音と令和的「モテ」とは
 モテ、ってなんなんだろう。そう考えることはありませんか。  多くの女性が思い描くモテる女性とは、「暗めの髪色のロ...
絶対焼かない日焼け止めの選び方!おすすめのSPF数値は?
 日差しが強くなってくる季節を迎えると、「日焼け止めを新調しようかな?」という気持ちになりますよね。とにかくSPF&PA...